製品名 | アラゴスタ | TEIN | オーリンズ | オーリンズ |
発売元 | GAP | 三和、RAC、イワセ | ラ・ヴォルペッタ | エムズユーロ |
スプリング | メルヴェ | TEIN | 分かりませ〜ん | アイバッハかも? |
バネレート (kg/mm) |
基本レートF4.4〜8.8K (プログレッシブ) R6.1K 減衰力、バネレート変更は
自由自在に調整可能。
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基本レートF8K R6K
ノーマル比30%〜50% のレートアップスプリング3種
さらにレーシング用に50%〜
80%のレートアップスプリング
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減衰力、バネレート変更は
自由自在に調整可能。
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減衰力、バネレート変更は
自由自在に調整可能。
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自由長(mm) | 250 | ? | ? | ? |
内径(mm) | 65 | ? | ? | ? |
ストローク(mm) | F 135 | ? | ? | ? |
減衰力調整 | 12段階 | 16段クリック付伸/縮同時調整機構 | 20段階 | 20段階 |
車高調整 | ネジ式 | ネジ式 | ネジ式 | ネジ式 |
全長式適合 | × | × | × | × |
R車高調整 | × | ○ | ○ | × |
ピストンバルブ径 | 46φ | ? | ? | ? |
アッパーマウント | ピロアッパーマウント | ピロアッパーマウント | 別売り | 別売り |
キャンバー調整 | ○ | ○ | × 別売アッパーマウント 必要 |
× 別売アッパーマウント 必要 |
ヘルパースプリング | 無 | 有 | 有 | 無 |
オーバーホール/仕様変更 | 可 | 可 | 可 | 可 |
その他 |
フロント、リヤ共に倒立
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HAダンパーベース? | スプリングアッパーシート スペーサーシート別売 |
倒立式 |
価格 | 298,000 | 248,000 | 398,000 | 未定 |
仕様・価格は6/25調査時のものです。一応確認はしてみてください。
スプリング変更時の注意点(TEIN HPより抜粋)
・使用する車高の1G状態において、ショックアブソーバーのバンプストロークより、スプリングのバンプストークの方が多い事。又はその車の取付荷重の2.5倍が、使用するスプリングの密着荷重を下回っている事。
取付荷重は
(1輪荷重(kg)−バネ下重量(kg))×レバー比
で算出し、スプリングの密着荷重は
スプリングレート(kgf/mm)×スプリングストローク(mm)
で算出。
スプリングレートと車高の関係
・例えばレバー比1.5で取付荷重300kgの車に10kのスプリングを付けた場合と6kのスプリングを付けた場合では30mmも車高が違ってきます。レバー比が1だとしても20mm違ってしまいます。当然シートの位置をその分(20mm)調整する必要があります。
155のフロントはストラットなのでレバー比は1。
(300X1.5/10)-(300X1.5/6)=-30 、300/10-300/6=-20
全長調整機能とは
・ショックアブソーバーケースのボトム部分にネジを設けることで、全長の変更を行い、車高を調整できるようにしたシステム。このシステムは、プリロードやストローク長を変えることなく車高の調整が可能である。車高調整とは、車高の高低により前後荷重や重心位置を変更し、マシンの運動特性を路面に合わせてセッティングする事である。全長調整式は、車高を上げた時のプリロード過多や、下げた時のストローク不足を起こすことなく理想的な車高を設定することができる。
ちなみに今回比較対象商品は全て対応外。
アラゴスタは標準モデルは設定有。TEINもREダンパーで採用されているので要問合せ。
前輪キャンバー調整について (参考文献 オートジャンブル誌)
LEFT | |
TOE | +0.2m |
CAM | -1"34' |
CAS | 3"05' |
TOE | +0.3m |
CAM | -0"49' |
RIGHT | |
TOE | +0.8m |
CAM | -1"16' |
CAS | 2"42' |
TOE | +1.3m |
CAM | -0"54' |
LEFT | |
TOE | +0.1m |
CAM | -3"12' |
CAS | 2"58'' |
TOE | +0.2m |
CAM | -0"51' |
RIGHT | |
TOE | +0.1m |
CAM | -3"08' |
CAS | 2"28' |
TOE | +1.4m |
CAM | -0"51' |
・ノーマルアライメント ・AJ155アライメント
AJ誌がストリートとサーキットの中庸狙いのセッティングデータを提供してくれています。
それは”Fキャンバー-3度、車高4センチダウン R車高1.5センチダウン”というもの。
この仕様で筑波で約1秒のタイムアップ(一般ドライバードライブ)。
ちなみにサーキットオンリーなら−4度の必要性も示唆されています。
155のサスチューンの最大のネックはリアサスの構造。短いショックと限定されるバネレートにより、
調整幅が少なく、結果的にフロント車高とアライメント調整頼りとならざるを得ません。
その点、特注スプリングシートと直巻スプリングを使用することで解決を図っているのが
アルファスピードのTEINとボルペッタ。偉い!
余談だけどDTM時代の155はリアトランク内にダンパーを水平配置したプッシュロッド式を採用しています。
やっぱりこれしかないか〜?!
シチュエーション別適合表
レーシング | スポーツ | ストリート | |
アラゴスタ (GAP) |
◎ | ○ | △ |
TEIN (RAC、三和他) |
○ | ◎ | ○ |
オーリンズ (ボルペッタ) |
○ | ◎ | ○ |
オーリンズ (エムズユーロ) |
○ | ○ | ◎ |
注;独断と仕様により適性は異なります。