陣痛開始〜分娩


 朝5時ごろ、お腹がいたくて目が覚める。前駆陣痛と同じ種類の痛みだ!!

陣痛が始まった!!!!

でもまだ気がつけば遠のくという軽いものだった。
西川医院はご飯がおいしいと言うので、朝ご飯は何かな?
と楽しみにしながら待ってたら、診察です。と分娩室へ連れて行かれる。
え?朝ご飯は、、、。と思いつつ診察終わってからかな?
お産の前には体力つけないとね、と一人で思ってた。
診察が終わると、陣痛促進剤が打たれた。
看護婦さんにおそるおそる「あの〜〜、ご飯は?」と聞いたら、
「点滴するし食べてはダメ]との事

「オーノー!!」

そんな事なら病院に来る前にもう一度カレーを食べておけば良かった

と密かに後悔する。そんなこんなのうちに、母と管理人がやってくる。
他に妊婦がいないせいか、母も管理人も分娩室に入って側にいてくれた。
(まだお産でもないのに分娩室に入れてくれた事にもびっくりしたが)
管理人が10時前に到着した頃には、すでに陣痛は10分間隔になっていた。
でも、じっと我慢してたら波はさるし、

こりゃ午前中に生まれるね。このくらいの痛みなら耐えれるだろう

と勝手にタカをくくってた。
(管理人も午前中には生まれると思ったらしい)
陣痛はだんだん強くなり間隔も狭くなっていく、しかし一向に子宮口は開かない。
母や看護婦さんは「痛かったら叫んでいいのよ。」
「叫ばないなんて我慢強い」と言ってくれるがそれは少し違う。
私の場合は正確に言うと叫べないのだ。
叫ぶのも結構体力というか力がいる。
声を出すのがしんどいのだ、丸くなってじっとして
痛みが去るのをまっている方が楽だと私は思った。
なんど検査しても子宮口はいっこうに開かない、
4cmからなかなか進まない。気がつくとお昼だ。
あれれ?私の予定ではもう生まれてるはずなのに、、、。
点滴もなくなり新しいのに代えられる。まだ生まれそうにもないというので、
管理人と母が交代で昼食に行く。いいな〜〜、私もお腹すいたよ、、。
お腹すいて力でないよ。と言うと婦長さんが自分の飴をもってきてくれて舐めさせてくれた。陣痛は相変わらずくるけど、子宮口が開かず前に進まない。
ほとほと疲れてきた。朝からずっとだよ、、、。
お昼を過ぎると、いったん分娩室から陣痛室にもどされる。
院長先生や副院長も検診にきてくれたけど、まだまだ子宮口は開かない。
この頃になると、いつ生まれるの〜〜。早く生まれて!!
たとえそれが24時間後でもいつと言ってくれたら、それまでは頑張れる!!
と思い、聞いてもわからないのはわかってるけど、始終そばに付いててくれた管理人に「いつ生まれるの?」と愚問をし続けた。
その度に管理人は「もうすぐだよ」と返事をして励まさねばならないのであった。
今思うと、管理人も災難である。
生まれた後に心底疲れきってぼそっと「これなら、出産に間にあわなくて、その事について
一生いやみを言われた方が良かった」とつぶやいたらしいが、本当にそうかもしれない。
姉が

便がでる〜〜という感覚になったら、だいぶ降りてきてるからもう最後で生まれるよ。


と聞いてたけど、陣痛室に移ってそんな感覚になったのに子宮口はあいかわらず開いてない。なんやかんやで、もう3時、、、もうすぐ陣痛が始まって12時間か、
と思ってたら、院長先生が羊水がにごってきて赤ちゃんが弱ってる、、
(破水して羊水が減ったので人口羊水もたされてる)
女管理人も体力を消耗してるし、お産しよう!!と言ってくれた。
わ〜い。これでこの苦しみから逃れられると分娩室へ入ることに。
この時、最終確認で管理人が立ち会うかどうかが問題となった。
管理人は常々、「立会いは嫌だ!!」と言ってたし私も「別にいらない」と言ってた。
しかし、正直なところこれからお産だ!!と言われると、朝から側にいて励ましてくれた管理人がいなくなり一人になる、
と思うと急に不安になった。管理人も「ここまで付き合って見てきて、今更、いってらっしゃい!!とはよう言わん」という感じだったらしい。
結局、最終的に私が望み、管理人がそれに応える形で立会い出産となった。