いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。(ルカ2:14)





 2004年の「今年の漢字」に「災」が選ばれたそうです。そのことがうなずけるような、大きな自然災害が続いた1年でした。内外でも様々な争いがおこり、悲惨な事件が後をたちません。かつてなかったような大変な時代を迎えている不安を感じます。
 しかし、この世界がどんなになろうとも、クリスマスが祝われている限り、そこには希望があります。
 神様は真の平和を願っておられ、平和の君であるイエス様は、私たちに平和を与えてくださいます。私たちの心から、疑いや偽り、悪い思いが取り去られ、救い主として与えてくださったイエス様のうちにある、まことの平和、愛とゆるしが与えられるよう祈りたいと思います。


平和を求める祈り  
(アシジの聖フランシスコ)

神よ、
わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。

憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。 

慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。

わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからからゆるされ、
自分を捨てて死に、
永遠のいのちをいただくのですから。



From とくとく



 

BGM「あらののはてに」は、からお借りしました