羊毛を刈る


 


大阪府池田市の緑のセンターが開催する
羊毛の草木染めと織りの20回の講座を、5月から受けています。
第1回目の講座は、緑のセンターの横の五月山動物園の羊の毛を、
動物園の方に指導してもらって刈ることでした。



五月山動物園は、池田市の五月山にある小さな動物園で
羊、ウォンバット、ダチョウ、鹿などが飼育されていて
無料で動物を見ることができます。

羊は現在7頭で、
1970年の大阪万博の時にオーストラリアから来た羊が、
世代交代しながらずっと飼われてるそうです。



恐々バリカンもって、順番に1頭を少しずつ刈りました。
残りの6頭は、動物園の方が刈ってくれました。
バリカンでケガして血を出している羊もいましたが、
消毒液をピッと塗ってもらってました。



この羊はハヤト君。
捕まえられるまで、抵抗していたものの
押さえられると、おとなしくしていました。
羊は夏の前に毛を刈らないと、
蒸れて皮膚病になったりするそうです。



これが1頭分の羊毛。大体4キロ余り。
ドロ、草、ゴミ、糞・・・などがついていて、
少し特有の臭いもあります。
これからこれを皆で、少しずつ取り分けてゴミを取り除きます。
かなり脂っこく、羊の脂はラノリンといって
化粧品などにも使われているそうで、触っていると
手が潤ってきます。