市の工芸センターの10回講座を受けてみました。
今までに何回か市のポジャギ1日講習があり、申し込んだのですが、
すぐに定員になっていて受けられず、いつか習ってみたいと思っていたのです。
先生は韓国出身で伊丹在住の韓国文化研究家 金恩受先生。
日本には30年ほど前に友禅の勉強に来て、
こちらで結婚してそれ以来日本に住んでおられます。
お料理も教えておられるそうです。
上手な正統派大阪弁を駆使しての楽しい講座です。
私のティーマットとコースター。
でもティーマットには使えそうもなくて、壁に飾っています。
コースターのほうは使うかもしれませんが。
韓国語でポジャギとは、ものを包んだり覆ったりする時に使われる布のことだそうです。
一針一針丁寧に作ったポジャギは、ものを包むと同時に福も包み込んで
幸福をもたらす、と言われていたそうです。
古い文献にはポジャギが「福」という字で表されているものもあるのだそうです。
これは「コウモリ」と呼ばれる飾りです。
韓国ではこうもりは招福の意味を持つ、縁起の良い動物なのだそうです。
ちょこんとついているとかわいいですし、
表布と裏布を固定する働きもあるようです。
私のとはちょっと配色が違うキットの人たちの作品。
色の配置は各自自由なので、いろいろあって楽しい。
この2枚は先生の作品、ちょっと色が渋めで素敵〜。