銅板画 2


 

まだまだ初心者でわからないことばかりの銅版画です。
なぜか今回は動物のモチーフばかり。
動物なら、少々ヘンでも楽しいですから。



「フクロウの季節」
木の部分は、土佐の和紙を使っています。
刷る前に、場所に合わせて和紙を貼っておきます。


いつもの2匹。
右のモモが似てない、って言われるのですが
確かにヘンなのですが、私にはこういうふうにモモが見えるんです。


 
池田市の羊
この版画見るたびに、手紡ぎや機織りを思い出すことでしょう。



これは最初はラインだけだった作品を
段階的に腐食して、鳥の身体を黒くしました。
そしてバックのチェックは、粗い目の和紙を薬品で貼って腐食したものです。
ちょっと腐食時間が長すぎて、黒くなりすぎました。
出来栄えはともかく、手間がかかった作品です。

バックにレース地なども貼って、
手では出せない模様をつけることができるようです。



腐食させたラインとアクアチントで出した黒い部分。
先生に教えてもらった方法で雪を降らせました。
左のペンギの身体の線は、腐食の薬品を拭き取るのが
いい加減だったために、ついてしまいました。






これはドライポイント。
銅板を針状のペンでひっかいています。
腐食はしないので割と簡単にできます。
ただ、ラインを腐食していないので、ラインが浅く
あまり枚数を刷れないようです。
インクはセピア色。