公式に書かれているジャンルはデータアクションシューティング。実質は2D横スクロールアクション。 つまり、GBAのエグゼシリーズのGC版では無いのだ。って、そんな事ちょっと情報集めればわかる事だけどな。 が、要点はそこではない。このゲームの雰囲気、システムはかなり本家ロックマン(無印1~8&RF)に近いのだ。 音楽も無印のアレンジが使われてたりする。例えばファイヤーマンやファラオマンなど。…とか書いたが、 この二つだけだったような気もする。それに、よく聴かないとわかりにくいし。まあ無印ファンへのサービスみたいなものだ。 ステージの雰囲気が似てるとこもあったりするかな。ボスからステージが作られてるだけかもしれないが。 ストーリーはGBAのエグゼ1とエグゼ2の間を補完する話になっているらしい。公式サイトや説明書によると。 まあ、プレイしてなくても全く問題は無い。俺もプレイしていない。だから「らしい」と表記した。 話自体はわかりやすくてなかなか楽しめた。子供向けかもしれないが、単純な正義vs悪の終盤はかなり燃えた。 ちなみに、世界観や雰囲気を知りたいなら、アニメを見たらいいと思う。OPの曲が各所でよく使われるから。ちなみに初期の方。 タイトルデモや演出でアニメを基調にしたムービーも流れる。これが良い出来。実際、アニメのファンを狙ってたような気がする。 操作はノーマルバスター、溜め撃ち、ジャンプ、スライディング。と、ここまでは従来(本家)通りだが、 これらの他にバトルチップというシステムが存在する。これがエグゼシリーズのゲームという事を一番表している。 100種類以上のチップから20種類を選び、またその中からリアルタイムに使うチップを5種類決めて進んでいく… って、実際にプレイしてみないとわかり辛いので、簡単に言うと、無印の特殊武器に位置していると思う。 使用限界があったり、エフェクトが派手だったり、属性があったり、バスターより威力が大きかったりと似ている。 システムの関係で慣れるのに時間がかかるかな。「スタートボタン押して他の武器に変更!」みたいなシンプルさではないので。 バスターが弱いので、チップをガンガン使っていかないと駄目ってのも最初は違和感感じるかも。残り回数とか考えて使うのが楽しい。 個人的に、このシステムはカードゲームのような感じを受けた。更に言うと、使えないチップが少ないのでカルドセプトとか。 あと、特定のチップを組み合わせる事によって、プログラムアドバンスというアクションを繰り出す事が出来る。 いわゆる超必殺みたいなもの。これを使わないとクリアできない!…なんて事は無く、やり込み要素みたいなものかな。 組み合わせを見つけるのが楽しい、みたいな。まあ、どうでもいい要素。俺は全然見つけていない。 そして、ロックマンと言えばトゲと穴の即死。穴は普通にあるが、トゲはダメージになっている。どっちらけだな。 が、ロックマンゼロのイージーもそうだし、時代の流れなんだろう。大ダメージで痛いのには違いないし。 で、ロックマンと言えば2。それは音楽。アレンジされたのは置いといて、なかなかいい曲が揃っている 難易度は易しめかな。回復チップとかあるし、最大HPを増やしていく事もできる。チップを惜しまなければ楽に進める。 が、だからってボスにゴリ押しで勝つのは難しい。やはりパターンを読んで、出来たら弱点武器で突く。これロックマンの基本。 コントローラーにはHORIのデジタルコントローラーを薦める。ドリルランドと同じで、これ最強。 微妙な動きを求められるシーンもあるし、快適に進められるだろう。別にHORIの回し者ではない。 エグゼの世界観がどうしても気に入らない!って人以外にはプレイしてもらいたい。 特に本家・無印のファンにはオススメ。俺もそう薦められて購入に至ったし、満足した。 (2005/10/17) |