★クレイジータクシー ドライビングアクション 2000年1月27日 セガ/ヒットメーカー

クレイジー、バカ、爽快、ハチャメチャ、ぶっ飛んでる
なんて言葉がよく似合うゲーム。通称クレタク。
車で走るゲームなのでレースゲームかと思うかもしれないが、全然アクションゲームなんで。
パッケージ裏にも「ドライビングアクション」って書いてまっけどね。

現在3まで出ている中で、何故、いまさら、初代なのか!? 
しかも、初代はDC以外にもPC、PS2、GCで出ている!
まあ、普通にDC版しか持ってないし、初代が一番やってるし好きだからなんだけどね。
つー事で、オラタンに続き、自己満足レビューの始まり。

このゲームは記念すべきゲーム。俺がDCを買う気になったゲーム。
PS2発売した直後だってのに、何故かDCを買わせるきっかけになったゲーム。よく考えなくてもバカだな。
ちなみに、Xboxも3が出るので買ったんだよね。このバカクレタクバカ。
何故、ここまで俺を熱くさせたのか。答えは簡単。単刀直入に面白い!
やる事は、タクシーの運転手になって、街のところどころに居る客を乗せて目的地に運ぶだけなんだが、
メチャ熱くなる。なんたって、普通に現実のタクシー業務みたいなのをやるわけじゃない。
とにかく客を早く目的地に届けること。 「はぁ?そんなの普通だろ。」って? 普通で終わるわけねーだろ。
タイトルが模している通り、交通状況お構いなし、他の人間どうでもよし、障害物はぶっ飛ばして、
最短最速で街を爆走するわけよ。制限時間があって、早く届ければボーナスも入るしね。
そして、人間もクレイジー。目的地が目と鼻の先なのにわざわざタクシー乗るバカ。
着くのが遅いと走ってる最中だろうが飛び降りるバカ。タクシーが突っ込んできても華麗に避けるバカ共。
何より、そんなタクシー運転してるプレイヤーが大バカ。 こんな感じ。

そして、爆走するために欠かせないテクがある。それはこのゲームの代名詞とも言える「クレイジーダッシュ(CD)」
他にも色々あるけど、とりあえずこれだけで十分。十分楽しめる。
逆にこれをやらないと、このゲームの面白さの1割も覗けない。そんな技。
わかりやすく言うと、超加速テク。止まった後に使うのが普通だが、正直プレイ中ずっとやるのが基本。
やらない方がアホっていうか、ええ、指攣るけどね。
それと、これを超えたつーか進化版の「リミッターカット(リミカ、LC)」ってのもある。
クレイジーダッシュをキャンセルしてクレイジーダッシュするって技。爆発的なスピードを生み出す。
ちょっとコツが要るが、慣れるとこっちをやりっぱなしになる。楽しいよ、ええ、指死ぬけどね。
ちなみに、元はバグ技だったんだが、後の作品で消さずに公式なテクとして残った。
いい仕事するねスタッフ。機転が利くっていうか。こういう事はいいよ、うん。

もうここまでで、面白さは伝わったと思う。伝わらないなら俺の文章力の無さ。
ていうか、このゲームに説明は不要なんだよな。やればわかるっていうか。ハマる人は即ハマるっていうか。
じゃあまあ、家庭用になってのオリジナルモード紹介。コースがもう一個追加とかはどうでもいいや。テクニカルだし。
で、クレイジーボックスというミニゲーム集がある。最初、やり方がよくわからんという人は、これやるのがいいかも。
各テクニック毎に、それを駆使するチュートリアル的な作りになってるから。
ただ、後半になると中々難しい面もあるけどね。S-Sなんかはリミカ連発しないと厳しいかも。楽勝になると面白いけど。
記録はモチロン残るので、やり込み可能。ていうかやり込め。1-1が単純明快でスッキリ。ジャンプ距離を競うだけ。
あと、規定時間制限モードの存在。特に10分モードはいいね。ダラダラと街を走れるから。
とにかく車や物をぶっ飛ばしたり、適当に客乗せて怒らせてみたりとかが面白い。
ところで、オプションで制限時間や交通状態イジれたりできんのって1だけなんだよね。何で消したんだろうか、もったいない。

音楽はオフスプリングやバッドレリジョン。 オフスプ最高。
クレタクとマッチしすぎ。「ヤーヤーヤーヤーヤー!」こと「ALL I WANT」マッチしすぎ。
このゲームがきっかけでファンになっちゃったよ。CD買っちゃったよ。アホくさいな。
効果音も地味にいいね。クレイジーダッシュ後の音とか、金ゲット時の音とか。
声は、、、客がよう喋るんだけど、何言ってるかわかんね。でも、雰囲気だけで面白い。

車を動かすゲームなので、レーシングコントローラー使えるけど、これに限っては標準パッドのがオススメ。
クレイジーダッシュの出しやすさが断然違う。アーケードでやり難いったらありゃしない。

まとめると、まだやってないお馬鹿さんは早くやってね。
やらないと、人生の半分を損してるね。うん、言いすぎ。
最後に、あんだけ暴走してもカスリ傷一つ着かない俺のタクシー素敵。 (2004/10/27)

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