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2006/03/31 |
- わが愛機と周辺機器の紹介
- はじめに
- 今回の再インストールでは恐る恐る下記のことも挑戦してみました。
※ D ドライブ(一般の例です)
1.CドライブのまるごとバックアップをDに
ウィンドウズXP
アプリケーションソフト 専用ソフトを使用
通信環境の設定
周辺機器の設定 CのイメージファイルをDドライブに保存する
・・・・・
2.日々増え続けるデータをDに
マイドキュメント
受信メール
アドレス帳
インターネットのお気に入り
単語登録
2.3 それぞれ専用フォルダを設け
3.パソコンの「遅さ」を招く要因をDに データを移動する
仮想メモリーに読み出されるページファイル
文書ファイルなどのテンポラリーファイル
インターネット一時ファイル
4.その他
◆スタートアッププログラムを止める ・ファイル名指定「msconfig」
◆ハードディスクの断片化を解消する ・デフラグ
◆大容量メモリーなのにXPの反応が遅い ・カーネルメモリーの設定変更(regedit)
◆ウェブページを素早く表示する ・同時ダウンロード数を増やす(regedit)
◆「すべてのプログラム」が勝手に開くのを防ぐ ・スタートメニューで作業がしたい。
※ 日経PC21 昨年の10月号 、今年の3月号 及び 2月号の付録「ウィンドウズ 即効ワザ120」(付録は過去の重要記事をまとめたものだそうです)に載っています。興味のある方はバックナンバーを参照してください。
- 1.CドライブのまるごとバックアップをDに
- まず最初に最近知ったことです。(3年半前ノートはリカバリCDが付属していました)
友達の最新のノートパソコンや私の購入したノートパソコン(アウトレット)を触って初めて知ったのですがどうやら2年程前から「購入時のパソコンの状態」はHDDの(Cドライブの)一部をwindowsからでは見えない領域に区切りそこに格納されています。
そして購入後 自分でリカバリーCD(DVD)を作成しなければならないようです。
(別途 リカバリCDの有料販売もされているようですが)
しかし私のデスクトップパソコンは2年前に自作しましたのでそういう機能はもちろんありませんし、OS・マザーボードのドライバ・グラフィックカードのドライバ及びソフト それぞれ別々にインストールしなくてはなりません。非常に面倒。
そこで全体のバックアップを取るため、雑誌でお薦めのバックアップソフトを購入しました。
◆Acronis HD Utility Pack ソースネクスト(2970円)
Acronis True Image Personal +Acronis PartitionExpert Personal のパック
・Acronis PartitionExpert Personal・・・パーティションを切るのが本当に楽です。あまり簡単にできるので要らないことをして一部データ消してしまいました。(^_^;)
◆Acronis True Image 9.0・・・購入を迷っています。
標準価格:10,290円 (本体:9,800円)
・Acronis True Image Personal(簡易版) と Acronis True Image 9.0 の違い
いろいろあるようですが、簡易版は直接データをCDやDVDに焼くことは出来ません。したがって一旦Cドライブとは別のドライブにイメージを作成しなければなりません。そのためのドライブがなかったりあっても容量が少ない場合はイメージを取ることが出来ません。USB接続の外付けハードからのイメージを復元することも出来ません。
私の場合は別途内蔵HDD(シリアルATA対応のハードディスクでは利用できません)があるので不便はないのですが。
・それ以外に製品版では「差分バックアップ」が出来るようになったそうです。
・・・「完全バックアップ」から増えた分のバックアップ、増分に比べて扱いやすい。
【増分・・・データを戻す場合 日にちを追って順番に戻して行かなくてはならない】
完全バックアップ (3月1日) |
増分(3月15日) |
増分(4月1日) |
【差分・・・保存スペースは多くなりますがデータを戻す場合 日にちを指定すればよい】
完全バックアップ (3月1日) |
差分(3月15日) |
・ファイルバックアップ・復元も出来るそうです。以前はシステムを含むすべてのバックアップを取った後、使用しているとファイルなどは最新ではなく、システムのバックアップを復元したら最新のファイルは消失していた。
でも私は以前からフリーソフトでバックアップしているのでファイル・その他(2の項目)は必要ないような。たぶん製品版でファイルのバックアップを取るとイメージになると思うのです。 私がフリーソフト
(RealSync) で取っている分はファイルそのものなのでそちらの方が好きです。
さて バックアップを取ってみても戻してみるのはなかなか勇気が要ります。
[3の項目]で戻すことを余儀なくされ戻してみました。あっけなく元の状態に戻りました。
しかし いつも[システムの復元]に慣れていたのでついファイルを2.3消失してしまいました。
全体のバックアップを戻す前に忘れずにファイル等のバックアップ取っておかなくては。
- 2.日々増え続けるデータをDに
- 私はこの項目はすべて増設ドライブの方に同期を取っています。したがって[マイドキュメント]のみDドライブに移す作業をしてみました。これはボランティア仲間の方も以前からされていることですし、おおむね問題はないと思います。
しかし 私がやってみたところデジカメのデータ転送を[マイピクチャ]に設定していた場合 前もって転送先を別の所に避難させてから[マイドキュメント]を移動させないと自動的に移動されずデジカメのデータが読み込めなくなりました。(ソフト使用の場合)
- 3.パソコンの遅さを招く要因をDに
- ・仮想メモリーに読み出されるページファイル、文書ファイルなどのテンポラリーファイル
・インターネット一時ファイル
一番早くなる方法として 増設HDDの先頭(円盤の一番外側のため読み込みが早い)に上記二つの専用フォルダ「TEMP」「インターネット一時ファイル」を作成し、雑誌に書かれたとおりにやってみました。「インターネット一時ファイル」の方はうまく行きなるほど少し早くなったような気がします。
しかし「TEMP」は3つのソフト(ファイル転送を伴うソフト)に支障が出ました。
1.FFFTP・・・起動できましたがファイルの転送が出来ませんでした。
「オプション」→「環境設定」→「その他」で設定を変更し転送できるようになりました。
2.Adobe Photoshop Elements 3.0・・・起動が出来ませんでした。
Adobeのサポートデータベースでようやく「環境設定ファイルを削除」すればよいことが分かり、起動できるようになりました。
3.Nikonの付属ソフトPictureProjectが起動できませんでした。
こちらも色々サポートページで調べてやってみたのですがだめでサポートに電話しました。別の方法教えてもらいましたがだめでした。
そこでこのソフトの削除(写真の取り込みはカシオのソフトでしている)を考えたのですが、サポートさんに「このソフトがないと困ることはありますか?」と質問したところ「RAW形式の編集が出来ない」とのことでした。
主人に聞いてみたところ「もう少し慣れたらRAW形式も挑戦したい」と言うことだったのでソフトの削除はやめて「TEMP」の移動を元に戻しました。
- 4.その他
- 雑誌に書かれたとおりにやってみました。
以上 全体でパソコンの動きが速くなったように思います。
ただ「パフォーマンス面」は何も手をつけませんでした。もともとそこそこの性能ですので動きが遅くてイライラすることはありませんでしたし、早いに超したことはありませんが 自分の目に見えないところで作用するものだけにしました。
色々苦労しましたが「レジストリ」はほとんど触っていませんし、パソコンの奥深さに・・・