高換金率は是か非か

僕が初めて2.3円以上の換金率を体験したのはもちろん、今津のトップ。
2.8円という、今となっては微妙な換金率ですが、大当たり一回で6000円強というのは
かなりのカルチャーショックだったのを覚えています。
しかし、これはトップが出玉を削らないからこその芸当であり、同じく早い段階で高換金化した
三宮のイル・サローネ(3円)は大当たり一回5000円以下というていたらくでした。
これじゃあ、なにがなんだか・・・

おそらく、多くのお客さんは「大当たり」という「結果」を重視してパチンコを打っていると思います。
大連チャンで大勝ち。まさにパチンカーの本懐です。
そこに目をつけたのがトップのトップたる所以で、「他の店では5連チャンで25000円だったけど
トップでは、30000円になった。」→「他の店だと連チャンしても損した気分になる」という
声を本当によく聞きました。
おそらくこの心理が、現在の高換金率ブーム?を生んだ原動力なのだと思います。

しかし、パチンコ屋も商売。5連チャン5000円の穴埋めはどこかでキッチリ行ってるわけで。
実際、2.8円時代のトップの寄り釘、4円時代に入ってからのジャンプ釘には、
またしてもカルチャーショックを受けました。つまり恐ろしく「回らない」。
こうなってくると、大当たりまでの「過程」、つまり回転率を重視するボーダー派は楽しくない。
いや、ボーダー派じゃなくても、止まった画面を見続けるのは精神的にツラいものです。

結論として、僕としては3円以上の高換金率は大キライです。
しかし、1/400以下の確率に加え、大当たり一回1800個の出玉が主流となりつつある現在、
大当たり一回4000円強にしかならない昔ながらの2.3円換金には限界が来ているとも思います。
時代の流れを感じる事に加え、「過程」を重視するか、「結果」を重視するかの葛藤。
パチンコって、人生そのものですね(んなわけねーか)。


新規則機ってどうなのさ

パチンコ規制緩和の歴史を簡単に振り返ると、
5連チャンで強制的に確変ストップされるリミッターが解除されたのが1999年、
2002年に大当たり後に時短が付く台が許可されるようになり、
ここで初めてかつての爆裂機「大工の源さん」を平均出玉で上回る台が出せるようになりました。

んで、2004年末に発表された新規則機「大ヤマト2ZF」は伝説に聞く爆裂アレパチ・ビッキーチャンスを
彷彿とさせる恐怖を我々に植え付けました。大当たり確率1/496。
その代償?が確変率68%という数字なんですが・・・打てたモンじゃないですよね。
感覚的に50%も68%もたいして変わらないんですもん。(ちなみにビッキーは80%)

もちろん、マイルドな確率の機種も出るには出るんですが、ホールのスミに追いやられてるのが
現状のようです。
さらに痛いのが連続予告の禁止。これがあると無いとでは、通常時のダレ具合が全然違う。
連続予告の無い花月や仕事人2なんて、考えただけでツマらなそうだ。

低い確率に、ダレる通常時。
一撃の爆発力なんていらないから、仕事帰りに1万円で勝負できる台を!

    /\___/\
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   |(●),    、(●)、|
   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, :|  期待の新機種ウルトラセブンの
   |   `-=ニ=- '  .::::|  大当たり確率を見た時の俺の表情
   \  `ニニ´  .:::/
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