古来、雛とは持ち主の厄災を肩代わりする意味を持っていた。
ヒトに似せたカタチに悪しきを依りつかせ、身代わりとする風習は今でも残っている。
魂のない虚ろなヒトガタは、ヒトに似るが人間ではない。
しかしだからこそ、人でなしにはヒトの身代わりとして様々な感情が向けられる。
好意も悪意も憎悪も恋情も、何もかもが。

時には、人形こそが災いを呼ぶこともある。

『人でなしの厄災』  〜死神と佳人とサムライと騎士と〜


 彼らが対峙するに至ったのは、単なる偶然だった。少なくとも死神が意図した出会いではなかったし、恐らくは『彼ら』にとっても予定外の邂逅だったろう。
 仕事帰りの道すがら、小汚い通りを独りで歩いていた赤屍の耳に、何処かで聞き覚えた旋律が届く。その持ち主を思い出すより早く、無意識の内に向けた視線の先から知人の眼差しが返され、死神は微笑して足を止めた。
 携帯を手に、恐れ気もなく赤屍へ微笑んだのは風雅の頂点に立つ青年。その名に相応しき佳人は、左右に友であり僕たるサムライと騎士を侍らせて、優艶に笑んでみせる。
 しかし大きな荷物を抱えた左右の青年達は、らしくもなく動揺した様子だった。サムライはぎくしゃくと動作を停滞させ、騎士は露骨に狼狽して視線を逸らす。
 明らかな自分に対する反応には、不審を覚えつつも楽しくなってしまう。
 クスッといつもの微笑を浮かべながら足を踏み出せば、彼らは即座に体勢を整えた。
 その統制のとれた動き、隙のない位置取りを行う能力こそが、死神を煽り立てる。恐らく彼らもそう悟ってはいるはずだ。だからといえど無視は出来ず、無言で眦が険しくなる。
「……………………………………」
 りんっ。
 涼やかに鈴の音が響く。
 花月はあくまでも落ち着いた表情で、己の刃に手を添えていた。
「……おや、その構えは私と戦うおつもりですか?」
にっこり微笑んだ死神は、いっそ不思議そうに首を傾げる。
「あなた達なら相手取るに不足ありませんが、せめて荷物は降ろして頂きたいですねえ」
 片手間に戦えると思っているのかと。
 底光りする眼差しは、獲物を見つけた肉食獣の瞳にも似ている。
 死神の言葉を受けて、大切そうに荷物を抱えたままの青年達は迷うように主君を伺った。中味は何なのだろうか、相当に大切な品物らしい。左右の視線を気にする様子もなく、冷静に赤屍を伺っていた佳人は不意に、楽しそうに微笑む。まるで他愛ない悪戯を思いついた幼子のように。
「今はあなたと殺しあう気はないんですが――風鳥院流には、こんな技もあるんですよ」
 悪戯っぽい笑顔の花月がサムライの持っていた荷から取り出したのは――ふわふわとして可愛らしい、タレ銀のぬいぐるみだった。予想外の物体出現に、僅かながら赤屍が目を見開いて驚きを示す。
「さあ、あなたの優れた身体能力で、落とさず汚さずキャッチして下さいね」
 そう言うやいなや。
 絃に巻きつかれたぬいぐるみが、きらーんと星になる勢いで投げあげられる。落花地点は遥かに遠く、不運なる遭遇場所から離れた場所になるだろう。
 風雅を無視して追ったならば、死神ならば追いつけぬ速度では無かったが。
 内心では一瞬とはいえ去就に迷ったものの、死神は留まることを選択する。
「……何を期待されているのか、いささか理解に苦しみますね。銀次くんはどんなに苛めても起き上がってくる姿が楽しい方ですし、むしろ汚すのが楽しいのですが」
 口元にだけは笑みを絶やさぬ男のまとう瘴気は、機嫌と比例して濃密になりつつある。
「彼が汚れないかを気にすべきは、あなたの方なのでは……?」
 あのまま地面に落ちれば、銀次似のぬいぐるみは汚れてしまう。下手すればゴミ箱へ直行だ。いささか惜しくはあったが、あんなモノで釣れると思われているのも業腹だった。銀次の崇拝者たる青年達なら救いに走るのかもしれないが、一緒にされたくはない。
「ぬいぐるみが、これだけと思いますか」
 果たしてにこにこと微笑んだ青年は、何処まで確信犯なのだろう。
「十兵衛、俊樹、ぬいぐるみ全部出して!」
 どこかうきうきした声音での指令に応え、ざざざざっと並べられるぬいぐるみ。
 泣きタレ銀、おぶおぶタレ銀、リアルサイズ、リアルサイズちょっと傷ついて闘志剥き出しバージョンなどなど。
「シークレットもありますよ。『雷帝本気バージョン』です」
「ほう……」
 さあどうだと言わんばかりに、サムライと騎士が荷物をほどいて広げていく。披露された品物は、呆れるほどにバリエーションに富んでいる。『銀次狩り』が趣味だと自他共に認める男は、感心したように瞬いて。
 一陣の、黒い風が吹いた。
「……なかなかよく出来ていますねえ」
 感心した様子で頷く男の手の中には、リアルバージョンな銀次の姿がある。細部まで丁寧に縫裁されたぬいぐるみには、感心するしかない。作者の苦労というか、愛や執念が滲み出ている。というか、既にぬいぐるみの域をとっくに逸脱したシロモノだ。
「なっ、いつの間に・・・っ」
 先程まで抱えていたはずのぬいぐるみを失った俊樹は、茫然と死神を見つめるしかなかった。
「さすがだな、一番のものを選ぶとは」
 その場の空気を読めているのか疑問なサムライが、フツーに感心しているのを尻目に、すかさず動いた佳人が、絃でぬいぐるみを取り返す。死神は逆らうことなく、おとなしくぬいぐるみを手放した。
「さて、赤屍蔵人さん。強奪ですか? お買い上げですか? これは努力の結晶でして、腹筋や胸筋部分は、ぬいぐるみの柔らかさを損なわない程度に、弾力と硬さが備わっています」
「ある男が売ってくれといっていてな、だがなかなか釣り合うだけの金額を用意出来ずに保留になっている」
「そうだ、これは凄いんだぞ。簡単なポージングも出来るし、ピーやピーのあたりも……ぐはぁ!」
 調子に乗って喋りすぎた俊樹が、『花月に下品な言葉を聞かせるな』と鳳仙花の刑に遭っているのを眺めつつも、他二名は無情・無感動に流して本題に返る。
「なるほど、風雅の資金源は元主君の切り売りだった訳ですか」
 微妙に人聞きの悪い突っ込みめいた発言は、皮肉ではなく死神の素直な感想だ。
「銀次くんの為なら、はした金を惜しみはしませんが……商品扱いされたと知って落ち込む彼に付け込むのも面白そうです。あなた方と戦って強奪するのも楽しそうですが、どうしましょうねえ?」
 微笑む男はゆっくりと、また一歩足を踏み出す、が。
「ふふ、戦いますか?それは残念」
「?」
 ぬいぐるみを撫でながらの余裕に満ちた佳人の発言に、死神は目を眇めて足を止めた。
「お買い上げならコレは『レア・リアル』という一点物なんですけどね。強奪されたら、在庫確保のためまた作らないと。惜しいですね、他の人の手にも渡ってしまいますよ」
「……誤解があるようですが」
 唇に微笑を浮かべつつも、死神の眼差しは冷たさを増している。
「人形遊びには、興味ありません」
 再びゆっくり近付いてくる男の動きに反応して、左右を守る青年達は僅かに立ち位置を変える。
「かつての四天王たるあなたが、彼の魅力を外見にしか見出だしていないはずはない。口が利けず動きもしない人形など無意味だ。どうなろうと構いませんよ」
 赤屍は既に抑える様子もなく殺気を立ち昇らせているが、銀次に酷似したヒトガタを抱えた花月は、粘りつく血のような気配にも動じる様子はない。
 まるで、まだ切り札は手の内にあるとでも言いたげに。
「――ああけれど、見掛けだけ似せた人形でも、誰かの手に渡るのはいささか不快ですね。どうせ売り飛ばすというなら、やはりあなた方ごと始末してしまいましょうか♪」
 くすりと笑う男は、いっそ清々しいほど艶然と微笑みながら赤い剣を抜き放つ。
 青年達が左右から主君の前に出ようとするのを、佳人は微かな一瞥で制した。まだ、話を終わらせるつもりはないらしい。
「残念ですね。『レア・リアル』には銀次さんの性格・言動パターンと、過去の発言を記録させた音声プログラムまでいれて、雷帝時代も含めて、クローンといっても過言ではないほどの、お喋り機能もついているのに。あ、ちなみに新しい言葉も覚えますね。会心の作ですから、大事にしてくれそうな人にお買い上げ頂きたかったんですがね」
 花月は掌の上で鈴を転がす。
 サムライと騎士は、死神の静かな殺気に、花月を守るための構えを崩さない。
「ああ、忘れてた」
 緊迫した空気に似付かわしくない、のんびりした口調で花月は呟く。
「赤屍蔵人さん。あなたには稼がせて頂きました」
「……どういう意味ですか?」
 花もかくやと花月は微笑んだ。
 その微笑に隠された棘を見たのは――死神だけでは無かっただろう。
 盲目のサムライが動じなかったのは精神力ゆえか、見えていなかったからか。騎士の方は守るべき者が発した闇にびくついたように視線を揺るがせた。
「リアルサイズ赤屍蔵人が、大変よく売れまして。勿論、あなたのデータは少ないですから、マネキンレベルのものですが。防犯用に役立っているみたいですね」
「ほう?」
「それから銀次さんには、特注で『リアルサイズ・ふかふか抱き枕タイプ』と、『五十センチミニ赤屍』と、『掌赤屍』に『赤屍くんマスコット』をローンでお買い上げ頂きました」
 ちりりん、と鈴を転がしながら、残念そうに溜息を吐く。
「だから、あなたにお買い上げ頂きたかったんですが…………ああ、一つ。僕たちが定時までに戻らなかったら、『レア・リアル』以外のぬいぐるみが、全世界で一斉発売が始まりますよ。無限城には雷帝崇拝者が多いですから、あそこだけでもかなり売れるでしょうね」
 朗々と鈴振る声音で続けられたそれは、紛うことなき挑発に思えた。
 死神の口元が、優雅に歪む。
「……それで私を牽制しているつもりですか?」
 銀次くん本人が納得しているなら、私と口出しする筋合いではありませんねえ、と。
 笑う赤屍はむしろ楽しそうでさえあった。
「あなた達がどれだけオモチャを売りさばこうと、私には関係のない話だ。例えばある人形を買うと惨殺されるという都市伝説が生まれようとも、関係ないですしね?」
 微笑む男は三人へ向けた殺気は収めつつあったが、くすぶる瘴気にも似た気配は増大している。
「しかし、無断で肖像権を侵害された以上、私には怒る権利がありますね。そう……商品を回収する権利も」
 銀次くんにも本物のよさをお教えしなくてはね♪
 わざわざデータが足りない出来の悪い人形を買わずとも、私自身がいつでもお相手するのですが。
 くすくす笑う死神は、もたらされた情報をネタに銀次を苛めるつもりだった。
 そこまで可愛らしい真似をされて、意趣返しをせずにいられようか。
「都市伝説も回収も、ご自由に」
 りぃん、りぃん、と花月の鈴が鳴る。
「アフターサービスはしていませんから。あの、でも、肖像権は卑弥呼さんから買ったんですが?」
「読めませんね……先程の言葉は牽制ではないと?」
 勝手に肖像権を売られたことはひとまず聞き流して、死神は問い掛ける。
「ただの事実です。あなたの購買欲をくすぐるつもりでしたが、失敗みたいですね」
「本当に読めない。何を考えているんです?」
 にこにこにっこり。微笑みあいながらも、一帯にはブリザードが吹き荒れている。
 笑顔と裏腹な冷たい雰囲気に俊樹の顔がひきつる。この場に及んでも、どこか呑気に事態の推移を眺めている十兵衛よりも、彼は遥かに繊細――繊弱だった。
「今の僕は『人形師』。一番の出来の物を、一番愛してくださる人に、お買い上げ頂きたいだけ。でも」
 しゃらん、と音を立てながら花月が鈴を構えた。
「大量生産の他はともかく、『レア・リアル』を壊すというのなら、阻止するために戦うのも『人形師』の誇り」
 いよいよ始まろうとする戦闘には邪魔だと言いたげに。当の『レア・リアル』を花月から渡され、俊樹の顔色が青くなる。
 死神がコレを壊そうとしているなら、必然狙いは、こちらに向く。しかし人形を抱えていては、ろくな攻撃が出来ないどころか、死神の攻撃をかわすことも出来ない。
 花月、『神の記述』の一件、根に持ってるだろう?
 泣きそうになるのを、俊樹は必死で堪えた。
 そんな騎士に同情した訳ではないが、いつでも攻撃に移れる体勢に入った花月を眺めながら、赤屍が穏やかに溜息を洩らす。
「……仕方ない。ここはあなたに乗せられておきますよ」
 青年達は、己の生き様に賭けて決して我を曲げないだろう。そこまで覚悟の上の行為では、戯れのように行きずりに戦うのは面白みに欠ける。
「その人形は、私にお売り願えますか?」
 そして、少しばかりは興味を引かれて。
 男は丁重に、誇り高き人形師に問い掛ける。
 まだ剣を持ちながらも殺気を鎮めた死神を見て、サムライは構えを解き、騎士はほっと気を緩めた――が。
「おや、いいんですか?」
 主に騎士の安堵を嘲笑うようなタイミングで、再び佳人から挑発的な言葉が飛んだ。
 何てコトをと焦る俊樹にとっては幸いにも、赤屍は大人気ない反応は返さず苦笑する。
「あなた達と楽しむと、卑弥呼さんにまた怒られてしまいます。この前の仕事で、依頼人が『うっかり』亡くなった所為でただ働きになったのを、まだ怒っておられるんでしょうか……」
 さて少女は死神の肖像権を幾らで売りつけたのか。それは死神にとってはどうでもよいことだ。
「あなたにそこまで誘われますと、彼の誕生日と命日が同じ日になるよう、お手伝いしたくもなりますが……」
 あくまで笑顔のままの死神は、俊樹へちらりと視線を流した。
 折りしも三月三日の雛祭り。確かに今日は騎士の生まれた日ではあったが、どうして彼の誕生日を知っているのか疑問は尽きない。質問したいが答を聞くのが怖すぎる。女子の祭日に生まれたのを幼い頃よりからかいまくられた騎士は、真剣に怯える。
 花月ー、頼むから、頼むから穏やかに!
 死神からの御指名に、俊樹は雷帝のようにタレてぷるぷるして泣きたい気分だった。
「俊樹はともかく、人形は守ってみせます」
 ともかく、ってなんだー、花月ぃぃぃ。
 剣呑な言葉を紡ぎながら、しかし花月は鈴を髪に飾り直した。
「ふざけるのは大概にしないと、あなたは勿論、十兵衛にも怒られますね。俊樹、ぼけっとしてないで『お客様』に人形をお渡しして。十兵衛、お代の話して……あ、アレ十兵衛が持ってたよね。サービスでお付けして」
 てきぱきと『人形師』の指示が飛ぶ。先に赤屍に近づいたのは十兵衛だった。
「とりあえず、サービスはこれだ」
 手渡されたのは、掌に乗るほどのマスコット。銀次と赤屍が仲良く手を繋いでいる。
「これは?」
「雷帝からの特注で作ったのだがな、クレームがついた」
 小さいながらも感心する程、特徴をとらえているのに。さて、銀次は何が気に入らなかったのか。
「『赤屍さんは、もっと格好いい』だそうですよ」
 くすくすと花月が笑い、死神はまじまじとマスコットを見つめてしまった。
 黒糸一本で目が表現されているコレに格好いいもなにもあるものだろうか?
「頂いておきましょう」
「代金の話に移らせてもらうぞ。現金、銀行振込、クレジットカード、どれが都合がいい?」
 このサムライから金銭やり取りの言葉が発っせられることに、死神は凄まじい違和感を感じた。らしくないというか、向いていないというか。
「あなた方も大変ですね……」
「何のことだ?」
 妙にしみじみと、男が呟く。
 怪訝そうなサムライは心底不審そうだったが、『レア・リアル』を手渡した騎士は、死神からの哀れむような視線にそっと涙した。
「支払いは、現金でお願いしたいですね」
「了解した」
「ただ、今日はあまり持ち合わせがないのですが」
「それは……そうだろうな」
 最も証拠が残りにくい支払い法を選んだ男だが、当然のように大金を持ち歩いているはずもない。
「後日のお支払いで結構ですよ」
 困ったように振り返ったサムライに頷き、信用してますと花月が微笑む。
 赤屍が商品の代金を踏み倒すようなセコい真似をするとは思えない。物騒な男だが、そういう方向には信じられる。
「では……そうですね、明日の昼過ぎにホンキートンクに来て頂きたい」
「わかった」
 怪しいくらいにこやかに、断定事項として伝えた男の言葉に、サムライは生真面目に応じる。その瞬間、頷きましたねとほくそ笑まれた気がしたのは、果たして騎士の錯覚だっただろうか。
「ま、待て、筧! それでは……」
「……なるほど、そう来ましたか」
「なんだ、どうかしたのか、花月、俊樹?」
 焦る騎士と感慨深げな佳人に対して、サムライは天然にきょとんとした表情だ。
 まるで『わかっていない』青年に対して、どう説明すべきかと迷った瞬間に。
「――では、また明日」
 その隙に一礼した死神は、人形を抱えてさっさと去っていった。風雅の戸惑いに気付かぬように、そしらぬ様子で。
 銀次の前で、赤屍から大金を受け取るとどうなるか。
 その時にもしも死神が、本日受け取った商品について言及したらどうなるか。
 いや、きっと事細かに少年に人形について語り、彼が買った品物についても問い詰めるに違いない。その為にこそ、ホンキートンクを支払い場所に選んだに違いないのだ。

 どうやら明日の受け渡しでも、一波乱がありそうだった。
※      ※      ※
人形はヒトの身代わりにはなれても、人間にはなれない。
空ろなヒトガタは向けられる想いを飲み込むだけだ。

すべての厄災は、人間が起こすものである。
《終》



ある日、後輩から私からの携帯着信を死の純度(赤屍さんのキャラソング)にしたと連絡がありました。
その後、互いに内に闇を秘めながらリレーされた小説です。私のテーマ曲はそれかい、と。
なので、携帯着信からの始まり(笑)
赤屍さんサイドが私で、花月ちゃん達が彼女。
書き終わった日が雛祭りだったのと、私の贔屓で俊樹よりです。
彼のヘタレぷりを愛してるのですが、初がコレか……てか、サイトでは風雅も初ですね。
しかしよくもこんなに長くなったものだ。三日間だったんですが。