2006.8.17〜21
アジア大会 in マニラ その5
<2006.8.20>
少しばかり、管理人の今回の様子を。
検量は77.4kg。日本でシャツも77〜78kgで調整してきたからまずまず。で、大会のPCを覗きこむとぼくの検量体重が82.5kgとの表示に。おいおい、なわけないだろ〜!ということで陪審員席にいた上野さんに申告。ライバル選手は75.1kgの表示なため、これも間違いだろうということで指摘。
でももしかして検量をしたときに審判が82.5kgと間違って記入してたらどうしよう・・・。サインはしてしまったが、実は重量を確かめてなかったような覚えが・・・。でもこれはとりあえず取り越し苦労。やはり審判の間違いでした(みなさんもちゃんと確認してからサインしてくださいね!)。でもライバルは確かに75.1kg。う〜、ということは75kg級から急遽階級を上げてきたな!同重量じゃ体重差で負けちゃうじゃん。
てな具合でアップを開始。60×8、100×2、120×1とノーギアで。ここで例のKATANAに着替え。150あと1/3、170あとシャフト一本分ということで、第一試技180で降りることを確認してアップ終了。ライバルのイラン人も第一試技は180を申請。試技重量変更がないことを確認して待つことに。イラン人の方がエントリーナンバーが若いので、ここで第一試技変更をしなかったのが彼の敗因。まぁ、重量を上げてもこちらも同重量に変更したけどね!
第一試技、イラン人も僕もなんなく成功。イラン人は190kgを申請、こちらは当然192.5kgを申請。
第二試技、ここで事件が発生!事件とは大げさですが、イラン人が成功の後、僕の試技に。何かイランの応援団が気合が入ってきたのか、うるさい、うるさい。で第二試技。「スタート」、完璧な止めでこれもなんなく挙げて「成功」と思いきや、「白一つ」!な、なな、なんで?主審の吉田さんを聞くと、「自分はスタートとコールしてない」と・・・。えっ、確かに聞こえたで。でも少し声が小さかったような、はたまた遠かったような・・・。日本人応援団も確かに聞こえたと。う〜ん、これは陰謀だ!おそらくイラン人が「スタート」コールしたなぁ(笑)。事実は闇の中ですし、イラン人かどうかも分かりませんが、ほんまそんなことするかぁ〜!!
ということで吉田寿子さんとともの陪審員に抗議と再試技要請へ。これはすぐに受け入れられ、再試技に。審判だって、一人は白挙げてるんだから、スタートコールを聞いているはずで当然の結果。こんなことでめげてたまるか、ということで再度気合を入れまくり。
今度は192.5kgを文句をつけさせない試技で成功。イラン人は200kgを申請し、結局綺麗に挙げ、イラン選手団は大歓声!
くそ〜、見てろよ!イラン人。目に物言わせてやる。高橋選手がラックをはずす。絶妙のラックアウト。全く重さを感じない。おりゃ〜、202.5kg成功!!見たか、イラン人。日本人を怒らすと、恐いでぇ〜。
セコンドの高橋選手、田中選手
どうもありがとうございました!!