元ネタはこれだ!



人生劇場1も元ネタがそれなりに存在しています。

ここでは、その元ネタを私のわかる限りの解説を交えながら
紹介していきたいと思います。


・ゲームスタート時の垂れ幕→太東貿易
垂れ幕にある「太東」の文字は、タイトー創業時の社名「太東貿易」にちなんだものでしょう。
   最初から変に凝っています。

・ホリショイサーカス→ボリショイサーカス
サーカスと言えば、ロシア発祥で有名なボリショイサーカス。
   人生劇場1でもサーカステントにしっかりと「ホリショイ」と書かれています。

・まちこ先生→まいっちんぐマチコ先生
まちこ先生と言えば、「いや〜ん。まいっちんぐ」で一世を風靡したお下劣マンガのマチコ先生。
   絵的にはまったく似ていませんが、名前が同じだったので元ネタ認定します。

・きんぐげどら→キングギドラ
小学校の頃友達と雪でつくろうと言われる怪獣。
   これは「ゴジラ」の宿敵として有名な3つ首怪獣キングギドラで間違いないでしょう。

・あるかのいど→アルカノイド
これはもう鉄板。ゲームセンターで遊ぶあるかのいどは、まんまタイトーのブロック崩しゲーム。
   なお、元ネタの方ではアイテムなお邪魔キャラ等色々なバリエーションがあります。

・初夢に富士山→一富士二鷹三茄
小学時代カードイベントで登場する「初夢に富士山を見た」。富士山の理由はこの元ネタでしょう。
   別に日本一かどうかは関係ありませんが・・・。

・夕刊ドジ→夕刊フジ
父ちゃんが下着ドロをして新聞に載る際の新聞紙名がこちら。もちろん元ネタは夕刊フジでしょう。
   しかし下着ドロの逮捕が一面に載るなんて平和な世界ですねぇ。

・ちびっこ歌合戦・アイドルオーディション・のど自慢の歌→雨の新開地
これは本文でも書きましたが、これらのイベントで流れる曲は「たけしの挑戦状」において
   スナックでカラオケを歌う際にも登場しており、そこで「雨の新開地」という曲名であることがわかります。
   なお、新開地は兵庫県神戸市、神戸中心部からやや西方にあり、地下鉄駅もあります。

・はながさ→花形満
中学の男子野球部で登場してバットを褒めてくれるはながさ先輩は、「巨人の星」の花形満がモデル。
   元ネタで他人のバットを褒めていたかどうかは私も知りませんが・・・。

・おちようふじん→お蝶夫人
逆に中学女子テニス部で登場するおちようふじんは、「エースをねらえ!」のお蝶夫人でしょう。
   それにしても、何で高校生なのに「夫人」呼ばわりされてるんでしょうかねえ・・・。

・えむ・えいち・けー→NHK
これはもう一目瞭然。「日本放送協会」こと略してNHKですね。
   朝に教育番組を放送しているあたりも見事にマッチングしています。

・ファミコンコンクールイベントに出てくるテレビ画面→たけしの挑戦状
テレビ画面には見事にたけしの挑戦状の一場面が出ています。
   興味のある方は元ネタの方もプレイしてみてください。「ゲームセンターCX」でもいいですが。

・宝の壺→ハクション大魔王
中学時代カードイベントで登場する宝の壺は、ハクション大魔王が元ネタと思われます。
   大魔王が入っている壺にそっくりなところが根拠です。

・プロ野球のスカウト→王貞治
高校野球で優勝した際に登場するスカウトは、王貞治そっくり。
   ちょうどこのソフトを開発していた頃、巨人軍の監督は王貞治でした。

・ジャック・ダニエルとトム・コリンズ→ウィスキーとカクテル
女性がバーで声をかける際、マスターの名前としてこの2つが登場します。
   これらは共にアルコール類の名前でして、実際の男の名前は全然日本人と言う奇怪さ。

・ライブ→ミック・ジャガー
ライブに行った際、「みっくー」と掛け声が出ますが、これはローリング・ストーンズでしょう。
   ライブ会場の壁にある顔もミック・ジャガーに似ています。

・麻雀
こちらは麻雀を知らない方のためにちょっと解説してみようかと。
   社会人・大学生時代のカードイベントで麻雀があり、結果も4種類ほどあります。詳しくはChapterIIIを 見てほしいのですが、
   それぞれの結果とパラメーターの上下はこういうことで決まっているのだろうという考察です。

   ・大三元:麻雀で最高の役に部類する、役満です。めったにアガることができないため、知力はガツンと上昇するのですが、
    「相当な運を使った」という判断でつきが下がるのでしょう。

   ・一発ツモ・ドラドラバンバン:バンバンはつける文化とつけない文化があるので省略しますが、
    要はリーチ・一発・ツモ・ドラ2で満貫の手になります。非常にキレイで理想的なアガリのため、
    運に頼っていない部分も多く、そのため知力の上昇量も多いのでしょう。

   ・ロン白のみ:安いです。白の役牌のみで、1000点〜1600点が良いところ。基本的にこんな役
    だけでアガられると、他の大きい手を狙っていた方から非難されます。
    そのため、他の方のセリフとして「ばかやろう!」というのが出てくるわけですね。

   ・チョンボ:簡単に言うと「取り返しのつかない間違いをした」ということです。人生劇場中では
    「ロン」とアガリを宣言したは良いが、いざ見てみたらば「あ、ごめん、ちゃうわ」となぜか
    関西弁で間違いを認めています。この場合、間違えた人は罰符というペナルティを支払います。
     普通このような間違いはしません。なのでここでも知力が大きく下がってしまいます。

・居酒屋→養老の滝
居酒屋で出てくる店の看板「養老の河」は養老の滝がモデル。
   こちらは人生劇場2にも登場しているくらいベタな元ネタです。

・はげざんす→アデランス
パーマを当てたらハゲになり、ハゲ専用かつら「はげざんす」を使いますが、元ネタはこれ。
   今は「リーブ21」や「スカルプD」が有名ですが、当時はアデランスが超有名でした。

・くいず10人にききました→クイズ100人に聞きました
これは昔TBS系列でやっていたクイズ番組、「クイズ100人に聞きました」がモデル。
   「東京フレンドパーク」の前番組と言った方がややわかりやすいでしょうか。司会は関口宏。

・地下鉄に乗り遅れる→後楽園駅
このイベント、なぜか駅の看板に「こうらくえん」とあるため、後楽園駅がモデルなんでしょう。
   それにしてもなぜこの駅?というのは永遠の謎です。

・すしばー→カリフォルニアの寿司バー
老後開店するチャンスがあるすしばーは、実際にアメリカにある寿司バーがモデルでしょう。
   カリフォルニア・ロールはアメリカ発祥の巻き寿司ということで有名です。

・リバーサル映画→ユニバーサル映画
老後出演することになる映画は、ユニバーサルが元ネタと考えられます。
   ただ、この映画の元ネタはわかりませんでした・・・。分かる方、ご指摘ください。

・おらなみん→オロナミンC
ゴール時に体力がないと神様から言われる「今日もおらなみんを飲んで元気に行こう」。コレの元ネタはもちろんオロナミンCでしょう。
   神様にもパロディセンスがあるんですね。

・ばいおあたっく→バイオアタック
これは職業紹介にも書いていますが、ばいおあたっくは実際にTAITOが業務用で出していたゲームが元ネタ。
   ただ、オリジナルとはだいぶ改変されている気がします。

・はりすたを開発→究極ハリキリスタジアム
ゲームメーカー社員が出世の際に開発するのは、タイトーの野球ゲームが元ネタ。

・八曲署→七曲署
警察官で刑事に出世した時に言う「はちまがりしょの でかだ」は、八曲署のことでしょう。
   これは、「太陽にほえろ!」の舞台である七曲署をパロっているものと考えられます。

・ファッションデザイナー→コム・デ・ギャルソン
ファッションデザイナーのバックに登場するお店は、コム・デ・ギャルソンが元ネタ。
   ただ、「COMM DE」と書いているのに対し、実際は「COMME DE」と、ややパロっています。

・やっちゃん→歌舞伎町
やっちゃんのバックには「かぶき町」と堂々と看板が。
   これは眠らない街・新宿歌舞伎町がモデルに間違いないでしょう。

少しは「へぇ〜」と思ったものがありましたでしょうか?

このゲームを普通に購入して遊んでいたリアル世代の方ならば、これ以外にも「○○は××だ」と
わかるものもあるかもしれません。 もしよければ、教えてください。随時更新いたします。


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