体育祭 2
どうにかこうにか、大石とエージの暴露は終った。
一生忘れられれない思い出になるだろう(遠い目)色んな意味で(笑)
逃げてしまった大石は誰も探さず(終ったからどうでもいい不二)続けられるクラブ対抗リレー。
次はロリのリョーマに、メイド服の海堂。
二人並ぶとあまりの可愛らしさに、倒れる男子や前かがみになってしまう男子(爆笑)
リョーマはピンクで統一され(俗に言うピンクハウス)フリフリの服。
スカートもミニで、フワッと柔らかい感じで、ご丁寧にもカツラまで用意されている。
少し目つきが悪いが、かなりの美少女だ!!
攻のはずなのにね(笑)
一方海堂はメイド服。男子達はどんな妄想しているのか、ヤバイ状態。
多分、今夜のおかずにされるだろう(その前に、不二に脅されるか)
さっき同様、真ん中らへんに来て暴露!!
リョーマが先に実行委員からマイクを受け取った。
特に暴露することを考えてなかった海堂は、そのままリョーマが話すのを待った。
テニス部は、いったいリョーマが何を言い出すか息を飲む。
「海堂先輩。俺、先輩のことが好きです。部長と付き合ってても諦めませんから」
海堂のことが好きだという暴露なのか、海堂と手塚が付き合ってることを暴露をしているのか難しいところだ。
とりあえず、全校生徒に二人が付き合ってることがばれたのであった。
いったい、どういうつもりだ!?リョーマ。
「……諦めないって。俺は、そのお前と付き合う気ないし…」
しどろもどろしながら返答する。
まさか、ここでこんなことを言われるとは思ってもみなかったから。
本気かどうかもわからないし。
「でも俺、部長よりうまいっすよ?」
海堂を見る。
挑戦的な笑みで、手塚の方も見る。
「…何が?」
リョーマが何をうまいと言っているのかがわからなかった。
きょとんと首をかしげる。
その幼い感じの仕草に、男子数十名ノックダウン!!(アホ)
本当に何のことかわからない海堂は本気で悩む。
「何ってセックス」
リョーマの一言で会場(グラウンド)大騒ぎ!!
言った本人は動じないが、言われた海堂はおろおろ……。
「何なら今試してみます?」
そう言うと海堂に近づき、海堂の唇を奪った。
もちろん舌を入れて!!
十分海堂を味わって、リョーマは離れた。
ツゥっと糸をひく。二人がキスしてた名残。
その二人を来てた一人が
プチッっと血管に切れる音が聞こえた。
猛ダッシュで二人に近づき、海堂を自分の方にひっぱり抱き締めた。
「俺の海堂に触れるな」
言っているのは、言わずと知れた部長こと、海堂の恋人の手塚だった。
もうこれはリレーと呼べるのか!?(誰ももう止めようとはしない)
誰がリレーしてるんでしょう…。
「海堂に触れていいのは俺だけだ」
「ふ〜ん、でも気持ちよかったでしょ?先輩」
チラッっとまだ固まったままの海堂を見る。
「え、あ…その………部長」
上目使いで手塚を見る。
どう言っていいのかわからなくて(って、じゃ気持ち良かったのか!?)
「俺の方がうまいに決まっているだろう?越前」
お返しと言わんばかりに、挑戦的に笑って今度は手塚が海堂の唇を奪ったのだ。
「ん……あぁ、はっ……」
顔を紅く染め、漏れる喘ぎ声に男子達は言葉もなく魅入る。
「や…あ、部長」
涙目で手塚を見る。
ゆっくりと海堂から離れ、抱き締めたままの状態でリョーマを見る。
「これでわかっただろ?お前に勝ち目はない。諦めるんだな」
海堂を(まだ、ボーっと余韻に浸っている)お姫様だっこで出口に向かう。
ミニのため、海堂の生足がチラホラと(男はチラリズムに弱い)
残されたリョーマは…………。
近くにあったテニスボール(なぜにある!?)を手塚の頭上に見事ヒットさせてさっさと出ていった。
意外な感じで色々と暴露してしまった三人でありました。
リョーマがとうとう全校生徒の前で海堂に手を出してしまいました!!
部長さんもですが。
どうなっているんでしょう、この学校(苦笑)
この後、絶対にテニス部揉めてますね!!
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