エ　ア　グ　ル　ー　ヴ

馬名　エアグルーヴ　父　トニービン　母　ダイナカール（ノーザンテースト） 戦績　１９戦９勝　伊藤雄二厩舎所属（栗東）　社台ファーム産　１９９３年４月６日生 主な勝ち鞍　オークス（Ｇ�T）天皇賞(秋)（Ｇ�T）札幌記念（Ｇ�U）大阪杯（Ｇ�U）

永遠の恋人 　エアグルーヴは私が競馬を本格的に見はじめて一番惚れた馬である(笑)競馬ファンがその馬を好きになるのはいくらかの理由があるだろう。直線一気の追いこみ足に惚れたとか後続を突き放すスピードで逃げる馬が好きとかいろいろあるでしょう。みなさんはエアグルーヴの最大の長所をどう捕らえてるのかはしらないですが私がエアグルーヴの事を好きになったのは、その不屈な闘争心です。牡馬の中に入っても負けない、決してあきらめない闘争心に私の心は惹かれました♪ 　エアグルーヴはよく怪我や病気に悩まされていました４歳時クラッシック路線でチューリップ賞を制しいざ本番の桜花賞の直前になって熱発で回避を余儀なくされました。熱も引き迎えたオークスでは出られなかった桜花賞の悔しさをはらし見事に優勝しました。そして秋を迎えての秋華賞、人気は一番人気順調に走れば勝てると思った結果が１０着しかしレース中に骨折をしていた事が判明、半年の休養へ。あけて５歳この年がグルーヴの一番輝いた年でした。半年の休養も何のその大阪杯を快勝すると夏には札幌記念、そして１０月にはなんと天皇賞(秋)で牡馬との戦いを制しました。牝馬による天皇賞制覇はトウメイ以来１７年ぶりの事で、なんとその年の年度代表馬にも選ばれました。牝馬で年度代表馬に選ばれたのは２６年ぶりのことです。 　その後引退してサンデーサイレンスとの間に生まれたアドマイヤグルーヴもＧ�Tを制し親子三代のＧ�T制覇を成し遂げました。 　僕が競馬を見続けて以来で最高のトキメキを与えてくれた馬で、これからも元気に強い子馬を産んで欲しいと思います。