Bret "HITMAN" Hart
パーソナルデータ
本名同じ
生年月日1958年7月2日
出身地カナダ・アルバータ州カルガリー
身長184cm
体重105kg
ニックネームヒットマン
得意技シャープ・シューター
デビュー戦1979年、対ダイナマイト・キッド
主要タイトル歴WWF世界ヘビー級、WWF世界タッグ、WWFインターコンチネンタル、WCW世界ヘビー級、WCW・USヘビー級、WCW世界タッグ
略歴
カナダの名プロモーターだったスチュ・ハートの六男として生まれる。大学在籍中にカナダでプロデビュー。地元のタイトルを総なめにすると、84年にWWF入り。85年に義兄弟のジム・ナイトハードとハート・ファウンデーションを結成し、以降長くタッグ戦線で活躍。
シングルプレイヤーに転向と同時に91年8月26日にミスター・パーフェクト(カート・へニング)を破ってインターコンチネンタル王座を獲得。一度は王座から転落するものの、92年レッスルマニアでロディ・パイパーを名勝負の末に破り再び王座を奪取。92年イギリスで義兄弟デイビーボーイ・スミスに敗れベルトを失うが、同年10月、地元カナダでリック・フレアーを破りついにWWF世界ヘビー級を獲得。以後、同王座にはハルク・ホーガンと並ぶ通算5度の奪取を記録。
ホーガン離脱後はニューヨークの顔としてWWFに君臨していたが、97年10月に突如WCWに移籍することを発表。WWF世界ヘビー級王者として同年11月9日にモントニオールでショーン・マイケルズの挑戦を受けたが、WWF首脳部の謀略によってベルトを奪われてしまう(俗に言う、「モントニオールの長い一日」)。
WCW移籍後も各種ベルトを獲得したが、実弟オーエンの死・フェイクプロレスへの嫌悪・頭部負傷によるドクターストップ、等の苦悩が重なり、2000年10月に現役引退を表明。
週刊プロレス615号掲載インタビューのダイジェスト
デビューは'79年の夏、相手はダイナマイト・キッドだよ。
アブドーラ・ザ・ブッチャーと"ザ・ストンパー"アーチー・ゴーディが僕のお気に入りだった。
僕は、どうしてもヒールをやってみたかった。こういうことさ。車の運転でいえば、ヒールがドライバーで、ベビーフェースは同乗者ってこと。試合をコントロールするのはあくまでヒールなんだ。僕は攻撃的なレスラーなんだよ。性格的にはヒールだってことさ。
今、僕が着ているコスチュームは必ずピンクとブラックの組み合わせになっている。初めてピンクを身につけたのはWWFに入って2年くらい経ってからのことだった。デザインそのものはずっとカルガリースタイルのロングタイツだったんだけど、'86年の春ごろにピンクとブラックをイメージにしてから、運が変わったみたいなんだ。僕自身はそんなに変わったという意識はなかったのに、ビンス(マクマホンJr)が“それだ、それなんだ。君に欠けていたものは!”なんて興奮しちゃってね。それ以来、ずっとピンクにこだわっている。
ホーガンはプロレス界のエルヴィス・プレスリーだったんだ。フレムボイエント、スーパースター、キング。僕には彼のようなきらびやかさはないよ。でも、“グッド・レスラー”っていうのとも違ったね。それは彼自身が一番よく知っているはずさ。ビッグ・ガイだし、素晴らしいエンターテイナーだけど、サイエンティフィック・レスラーではなかった。
僕は“ダウン・トゥー・アース(地に足がついている)”。そしてグッド・レスラー、 ハード・ワーカー。それがブレット・ハート。体だってそんなに大きくないし、ショーマンというわけでもない。“ノー・ホーガン、ノー・ブロディ(ホーガンでもなければ、ブロディでもない)”、僕の仕事はベスト・ファイトを観せること、だた、それだけ。
映画wrestling with shadowsのインタビューより
プロレスは…、嘘だとい人がいるだろう。人が思う以上に実はリアルなんだ。
ショーン・マイケルズは素晴らしい選手だ。リング上では最高のパフォーマーだ。彼のやる事を見ると、凄いナーバスになるときがある。彼は自分に酔いしれて、誰よりも凄いと思っている。エレガントでナルシスとな奴さ、俺は好きじゃない。
全てをリアルに見せるには、卓越した技術と個性が必要だ。俺のプロレスへの考えは――プロレスを芸術にみせるためには、絶対に怪我をしちゃいけない。もし怪我をしたら誰かが間違ったことをしたということだ。誰にも怪我をさせてはいけない。俺は20年間プロレスをやってきたけど、誰も怪我させたことはない。(中略)誰かが怪我をしたりさせたとき、そこに芸術はもうない。
俺には奴ら(ショーン派閥)の考えがわかった。ビンスが今夜こんなのはどうだと言い、ショーンがケツを見せ喜ぶ姿が。奴らに何バカやってると言いたい。これじゃ低俗お笑い番組だ。





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