山口県

      宇部市

宇部市は、本州西端の山口県南西部に位置し、人口は県内2番目の17万4千人。気候は温暖で雨が少なく、地形はなだらかな丘陵がひろがり、郊外には美しく豊かで人に優しい自然があふれています。(宇部市長メッセージより抜粋)
東 周防国 吉敷郡と西 長門国 厚狭郡の郡境碑を過ぎて宇部市域に入ります。ここの先国道を離れて一本北の道が旧街道になります。
旧街道と国道の間に柊神社があります。この神社は国道改修に伴いもとの場所より少し北へ移されたとのことです。
旧街道を進みますと背の高いお地蔵様が立っています。
一旦国道に沿って進み、再び山すそを北に進みますが、猪止めなどがあり進めなくなっていますので、畦道を歩くことにいたします。
猪止めのなくなったあたりから山麓の中に入り旧街道を進みますと再び稲田の中を通る道に出ることになります。

稲田を通り過ぎて舗装された道に合流します。

道が国道2号線に合流する手前を右に入りますと山中の上市ですぐに右手に熊野神社があります。ここには県の指定天然記念物ツルマンリョウの自生地があります。

近くの農家のご主人のお話では、昨年(2003)ころまでは昔本陣を勤めていたという専念寺というお寺があったが、新しい道の建設に伴い他へ移転されたそうです。

旧街道をさらに進みますと川があり、川沿いに大きな地蔵尊が祀られています。ここからしばらく川沿いに進みます。

道は再び国道に合流し、国道沿いに進みますが、この辺りも歩道がなく路側帯を歩くので大変怖い目をしました。「つたや食堂」を過ぎた辺りに昔の街道の石垣が残っております。(画像提供:牧氏)

国道から離れて道は左に分かれた川沿いに進みます。橋の手前に庚神が祀られています。その先で下市に入ります。
本陣があったといわれる下市の西を過ぎてさらに先へ進むことになります。
道が厚東川に差し掛かる少し手前で左へ入ります。その道を進みますと永山本家酒造があり、その先厚東川に架かる木田橋を渡ります。
橋の辺りが二俣瀬の渡しがあったといわれています。橋を渡ると木田となります。
橋を渡り対岸に行きますと松崎神社常夜灯がたっています。
その先で2号線を横切り吉村商店の横の道を入って行きますが、すぐに右に秋葉神社があります。
さらに秋葉神社の先右に浄土宗の西秀寺があります。ここを過ぎると瓜生野へはいります。
その先右には庚神があります。
庚神を過ぎますと街道の右奥に大歳社があります。
大歳神社の左隣に薬師堂があります
さらに街道を進みますと電柱脇に殿様道の案内標識があります。この殿様道は玉木坂とかどんだけ道とか呼ばれており、吉見の方へ峠を越えて進む道です。
標識に従って進みますとあまり人が通らないのか荒れた道が続いています。アスファルトと違い足元には非常にやさしく感じます。
地道の旧道を進みますとその先に鳥居が見えます。
その鳥居は大歳社の鳥居でした。
大歳社を過ぎたところに舗装道路があり、道路を渡ったところに殿様道の案内標識が立っています。
標識の右手山裾に庚神が祀られています。
庚神を右に見てそのまま殿様道(どんだけ道)を登って行きます。
途中くもの巣に悩まされながら上って行きますと左上に墓場がありますが、そのまま真直ぐに進みます。このあたりが瓜生野と吉見の村境になるとのことです。
ここを上りつめると舗装道路があり、建設工事会社への入り口になっています。殿様道は舗装道路を横断しそのまま進みますが、有刺鉄線が1本張ってありそれ以上は進めません。右に建物がありますのでそれを目標として、工場敷地を通らせていただきました。
先ほど目標を定めておいた建物の裏手を西側から覗き、その延長線上をさらに西へ進みますと高圧線の下に出ます。そこは草が生い茂っていますが四辻になっており、その辺りがどんだけ峠の頂上と思われます。
そこを過ぎると道は下り坂になります。この辺りも道は荒れて倒木とくもの巣に悩まされ続けました。
道を下りますといよいよ西端になり道の前方が明るくなります。
山道を抜けますと舗装した道に出ます。この辺りからは吉見の集落がはじまります。
坂を下りきりますとこちら側にも殿様道の案内標識が道路史跡山陽道跡という表示で立っています。「この道は古代は山陽道、藩政時代は山陽街道、近代は山陽国道と改称された。また地元では昔から「どんだけ道」といっている。」と書かれています。
標識の先には舗装道路がありますが、それを横切り、他の中の道をさらに進みますと小さな川に差し掛かります。その先辺りに昔の一里塚があったようですが、その痕跡はまったくわかりません。
川沿いに南に下りますと吉見に出ますが、国道に出る手前に吉見屋敷があったといわれています。
瓜生野から吉見に下り旧街道が2号線に接したところを左に進みますとJR厚東駅があります。
厚東郵便局の西側2号線から少し入ったところに正覚寺があります。ちょうど訪れた日の前日は台風18号が山口地方を襲った翌日で大きな木が倒れていました。
道は2号線沿いから少し北を通ったり、南側を通ったりしながらほぼ国道と平行して進みますが、下岡の信号を少し過ぎたところで国道を離れて左へ入ってゆきます。
途中民家はありますが、あまり人も車も通らない静かな道です。
道なりに進みますと再び国道に接し、そのまま国道を進みます。しばらく進みますと右にホテルルート2がありその辺りで左へ入ることになりますが、道が荒れており通ることができませんでした。前日の台風で折れた大木も散見できる状況でした。、
さらに数百メートル進みますと吉見峠になります。ここは宇部市と楠町の境になります。