月の光のライトを浴びて
 孤独の王子は独りたたずむ

 うなだれた蒼白い頬 
 震える肩 無言の叫び

 ガラスの心に降り注ぐ哀しみに
 成すすべも無く埋もれていく・・・

 閉じかけた心に
 天使の羽が舞う

 大丈夫だよ独りじゃないよ
 さあ恐がらずに笑ってごらん
 5つの優しい囁き

 君は太陽の王子
 涙は似合わない

 やがて夜が明ける
 寄り添う影も消えていく

 もう大丈夫だよ
 僕は太陽の王子
 もう 月の光は要らない

 5つの天使の羽だけが
 音も無く 空を舞う