・・・・・一寸豆まつり・・・・・
5月土曜吉日午後1時:神社


奉賛者:富松作農家20人

協力:富松豆保存研究会

企画PR豆振舞い
富松神社氏子青年会

収穫の日
尼崎北小のページ
富松の豆
富松一寸豆の由来
そら豆の由来は伝えによると、聖武天皇の時代、天平八年(七三六年)八月、インドのセンナという僧が中国を経て渡来された折、摂津の難波津に迎えられた行基上人に「王墳豆」(おうふんまめ)の種子を与え栽培を勧められたことによると言われています。

この豆は稲作の裏作として尼崎市域の北部(立花・武庫地区)の村々で昔から栽培されてきましたが、とりわけ富松の里で獲れる豆は土壌が適しているからか、粒が大きく柔らかで美味しいことから「富松一寸豆」と呼ばれ、その実と種は商品作物として明治から昭和三十五年頃まで多量に生産されていました。また、この一寸豆は、明治時代に皇室へ献上されたり農業の教科書にも記載されるなど、富松の豆は広く知られていたわけであります。

この商品価値の高かった種豆は他の地方でも栽培され始めましたが、富松の種を植えても富松で収穫される程の大きな粒の実つかない様で、今も河内地方をはじめ全国で栽培されている一寸豆(お多福豆)は、富松豆を長い年月に異品種との交配によってつくられたものなのです。




『栽培方法』
そら豆は暑さに弱いが寒さに強く、あまり世話がかかりませんので、家庭菜園に適しているといわれています。栽培期間は、晩秋から初夏にかけてです。
『鉢植え』
つる性ではないので支柱は不要ですが、花が咲き終える頃に幹の背が高くなりすぎて、風で倒れるような場合には支柱を立て紐で倒れないように保護するのがよい


富松一寸豆の栽培
富松豆保存会
1)菜園の準備
そら豆はエンドウと同様、豆科の野菜で同じ土地では連作できません。4〜5年は豆を栽培していない場所を選ぶ必要があります。連作すると、病害が多発しやすいので注意が必要です。酸性土を嫌うので、苦土石灰をまいてよく耕し、畝を作って整地しておきます。

2)種まき
ポリ鉢か苗床を作って育苗をします。ポリ鉢の場合は、種は1鉢ずつ植える。苗床では種と種は5〜10cmくらい離して植える。
*注意点
植えた後、雨などの水分で種が腐食したり
虫がつきやすいので、植える前の種に油をまぶしておく。
・種は必ず「おはぐろ」を下に向けて土に押し込む事(図参照)
・播種(種まき)の時期は10月上旬〜中旬です。

3)定植(移し植え)
種まき後、20日ぐらいたつと本葉3〜4枚になるので菜園の畑に移し植えします。
*注意点
1.そろった良い苗を畑に植える。葉をよく調べて病気にかかっているものは除くこと
2.定植(移し植え)直後には充分に水かけをする。
3.育苗中にはアブラムシ予防としてダイシストン粒剤を苗の畝に少量散布するか
4.右図のように畑の畝にシルバーストライプ入りマルチをしてアブラムシ対策をします。

4)元肥と追肥/草取りと間引き
定植後1ケ月くらいで肥料をやります。肥料は、有機肥料ポーラス(配合肥料)、畑の土を良くするためのセリカ(土壌改良肥料)を畝におき、醗酵ケイフンを苗と苗の間にまく。追肥は茎の整調を増加しすぎることも考えられるのであまり多くやらない方が良いといわれている。
この頃には畝に草が生え始めます。土地の栄養を草を吸収して豆の苗にいかないため草削りを行います。また、そら豆は育つにつれて地ぎわの節から次々に分枝した茎がでます。遅くでてくる茎は花着きが悪く、これを残しておくと枝が込み合い、花を咲かせた枝にも実入りのよいサヤがつきにくくなります。花の咲き始める3月上旬〜中旬に太い枝を7〜8本残し、細い枝や遅くに出た枝は根元から切り取ります。更に、背の高く伸びすぎた枝は頭をカットして、良い実はでるようにします。これらの作業は晴天の日を選びます。

4)土寄せ
風などで枝が倒れるのを防ぐため、株元に土を寄せておくか、畝に支柱を立て紐巡らせ倒伏を防ぐ。

5)アブラムシ防除
花が咲く頃にはアブラムシも発生しやすい。虫がつきはじめたら早い時期に防除しておかないと畑全体に広がる。殺虫防虫にはランエート水和剤を散布する。農薬を使用しないことが最善です。使用する場合も最小限にとどめたいものです。

6)収穫
5月初旬、花が黒く枯れた部分から空にむかって実がつきはじめます。サヤがどんどんふくらみ、5月中旬には空に向かっていたサヤの実が、重さで地面に向き始めます。この頃が収穫時です。


7)種取り
種をとるなら、種にしたい豆の株を実を取らずにおきます。6月中旬まで、葉が落ち枝も黒く畑に植わったまま乾燥させます。サヤそのものがカラカラに乾燥していれば、収穫して中の実をとり出します。
収穫した種豆についている薄い綿のようなものをとっておきます。肌につくとカユイ。種豆の保存は、家庭冷蔵庫の野菜入れに入れておけばよい。発芽能力の低下が防げます。
(参考:家の光/H9.10月号)

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