Shinya's Room
慎也からの手紙

(母が代弁して書きました)




先生、看護婦さん、院内学級の先生こんにちは。お元気ですか?ぼくは元気です。
ぼくがこっちの世界に来てから、もう、10ヶ月が過ぎました。
今は、痛みも息の苦しいのもなくなったし、とっても自由に動きまわれます。
これは、ぼくががんばって病気と闘ったごほうびらしいです。 

 今から、ぼくが入院中に先生や看護婦さんにしてもらったことで、うれしかったことを
書きたいと思います。まずは、クリスマスの日のことです。
その時に、先生がサンタクロースのかっこをして、プレゼントをもってきてくれました。
うれしかったよ(^^) それから、ぼくが1回目の骨髄移植をして口の中が痛かったり、
気分が悪かったりして、薬がなかなかのめなかった時に、主治医の先生が、
いっしょに薬をのんでくれました。それで次の日に下痢をしたと言っていました。
それからその先生は、 低菌の時でも食べられるアイスクリームを買ってきてくれたことも
ありました。とってもおいしかったです。ありがとう。その先生や6月からの先生たちにも
よく遊んでもらいました。 オセロやトランプやファミコン。それからピラミッドカードも
しました。ぼくは、とっても楽しかったです。先生、ドラクエを教えてくれてありがとう。
その先生には、 2回目の移植のあとで足が痛かったときに、マッサージをしてもらいました。
先生は上手だったからとっても気持ちがよかったです。
看護婦さんたちにもいっぱい遊んでもらいました。 いろんなシールもくれたし、おみやげも
買ってきてくれたし、ぼうしを作ってくれた看護婦さんもいました。ある看護婦さんは、
IVHをちょっとの間だけだったけどロックしてもらったときに、 即行できんちゃく袋を
作ってくれたりもしました。それから、別の看護婦さんは、窓から花火大会が見えた時、
肩車をして見せてくれました。とってもよく見えました。重たいのにありがとう。
それと、口のまわりがはれて痛かったときに、特製のアイスノンを作って冷やしてくれました。
冷たくて気持ちよかったなぁ。ぼくがだんだんしんどくなって眠ってしまってる時でも、
みんなぼくに話かけながらからだふきをしてくれました。ぼくは、話ができなかったけど
ちゃんと聞こえていました。それから、ぼくがこっちにくる前の晩に、担当の看護婦さんが
勤務の時間じゃないのに来てくれて、ずっとぼくの手を握っていてくれました。
とってもうれしかったです。その看護婦さんとの思い出はいっぱいあります。
その日の準夜勤の看護婦さんたちも、 仕事が終わってから来てくれました。
そして、次の日・・・    
ぼくは、からだから抜け出しました。そのあと、ぼくのからだをきれいにしてくれました。
担当の看護婦さんは、このときも勤務の時間じゃないのに来てくれました。 本当にありがとう。

最後に、院内学級の先生、勉強を教えてくれたり、いろんなことをして遊んでくれたりして
ありがとう。特にピラミッドカードはよくしたね。ぼくは先生たちのことが大好きでした。
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

                                                       しんやより