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中国(北京)編
(2006年10月18日〜10月22日)

10月18日(水)
今まで中国へは3回出張してるけど、上海しか行ったことがなかった(英国領時代の香港は除く)。今回、初めての北京入り。昔、北京は「PEKING」だったけど、今は「BEIJING」って書く。「ペキン」じゃない、「ベイジン」だ。機内上映で見たのは「カーズ」。面白くなかった。
全日空で現地時間の昼過ぎに北京空港到着。きれいな空港だ。駐在員の出迎えを受け車でホテルへ。天候は晴れなんだけど、なんか淀んでいる。砂?排気ガス?やっぱり上海に比べると「暗い」感じがするのは気のせいかな。ベトナムのハノイとホーチミンほどの違いは無い。再来年の北京オリンピックに向けて建築ラッシュだろうと思ってたけど、確かに高速道路は建築中だけど、上海のようなビルの建築ラッシュはあまり見られなかった。北京と言っても広いから何とも言えないけど。
今回の出張目的は展示会のアテンド。うちの会社の副社長も来るし開発部の取締役も来る。代理店の扱う同業者も大勢来るし、何よりも代理店の本拠が上海だから、代理店のメンバーも大挙して北京入り。代理店が抑えたホテルの部屋数は74部屋だとか。。。。

展示会場に寄って適当に仕事した後、当然、大宴会へ。今日は代理店主催で約30名の宴会(メーカー単位で宴会も分散させているらしい)。料理はよくわからんが、北京の庶民料理だとか。例によって例のごとく、問題は酒。上海と違って紹興酒が無い。これがラッキーかというとそうでは無い。ビールの次が白酒となる。アルコール度数で言うと、4%の次が52% 。。。。。。間が無い。しかも、この白酒はストレートで飲む。こうして乾杯の嵐が吹き荒れる中、なんとか初日は無事に終わった。。。。と思ったら、代理店の副社長(副総経理)の部屋へ連れ込まれて、うだうだと仕事の苦情や文句を聞かされた。部屋に戻ったら1時だった。。。。

10月19日(木)
展示会の話を書いても仕方ないので夜のお話。今日はうちの会社主催でパーティ。今日も30名の宴会。日本の観光ガイドにも載っている北京ダックの有名店へ。北京ダックは食べ方の指導まであった。何度もいろんなところで北京ダックは食べてきたけど、砂糖をつけたり、ニンニクをつけたり、大根を巻いたりして食べたのは初めて。何種類もの味が楽しめた。さらに、フカヒレのスープ。もちろん、春雨なんか入って無くて、ほとんどフカヒレの姿煮。これが何とマイルドなカレー風味。。。これ、30人分で6万円くらいしたのだが、普通の味付けの方が絶対美味いと思った。もちろん、料理は他にもたくさん出てきたけど、今、思い出すのはこの2品のみ。この店も酒はビールと白酒しかない。さすがに二日目となると、トイレで戻したり、泥酔して意識の飛ぶ人がちらほら。うちの取締役も撃沈。その白酒だけど、アルコール度数は38〜70くらいまであるらしいし、同じ度数でもマイルドに感じるのと強烈な臭いでたまらないのがある。そんなこんなで、請求書は12000元(18万円)。副社長にカード切ってもらった。

なんとか無事終わったと思ってたら代理店の社長に捕まり、2次会へ。。。。上海と違って北京だから治安とか厳しく統制されてて、上海にあるようなカラオケは無いって思ってたら、あんた、とんでも無いところが。宮廷って感じの豪華な建物の中が豪華クラブになっている。部屋数は100以上。コンパニオン(こう言うと格好良いけど、私たちは「カラオケのお姉ちゃん」と呼んでいる)は総勢2000名。。。。男性用トイレは中央に噴水みたいなのがあって小便用便器が壁に沿って並んでいる。で、用を足していると、ボーイが肩を揉んでくれる。落ち着いてできん。残念ながら、日本語のできるお姉ちゃんなどおらず、英語のできる子もほとんどいない。



当然、ウィスキーの水割りを飲むのだが、代理店の社長から何を飲む?と聞かれてメニューを見て驚いた。シーバスの12年が何と1800元(27000円)。。。新地より高いんじゃないか?結局、1時頃までいてウィスキー2本卸して、5人で10万円くらいだった。代理店のおごりだけど。女の子のチップが400元(6千円)だもんな。上海だと300元(4500円)が一般的だからやっぱりここは高い。部屋に戻ったのは2時前だった。。。。

10月20日(金)
朝、日本へ帰国する副社長を空港まで見送りしてから展示会場へ。さすがにつらい。昼食は会場近くの日式拉麺(日本風らーめん)店へ。20元(300円)でとんこつチャーシュー麺を食べた。美味かったんだけど、いっしょに頼んだアサヒのスーパードライが最低。現地生産だけど、気の抜けたビールというかノンアルコール飲料って感じ。日本で作るのと何が違うんだろうか?

展示会場内にはたくさんの警備員がいる。上海の展示会の時は偽物のローレックス売りとかが跋扈してたけど、北京では皆無。それだけ警戒が厳しいんだろうな。で、この警備員、女性も多いのだが、みんながみんなプラスチックのひものようなものを何本も持ってうろちょろしている。簡易手錠かな?などと思っていたが、お姉ちゃんが使うところを見てやっとわかった。鞄などの荷物が取られないように、お客の荷物を椅子や机にくくりつけるためのものだった。頼みもしないのに来客の鞄をパイプ椅子に縛り付けてくれた。親切なんだろうけど、これ、一度縛るとはさみか何かで切らないと取れない。。。カッターナイフを探している間、お客さんは10分くらい帰れなかった。



晩飯は身内だけでホテルの近くの海鮮料理。ほどほどに飲んで気持ち良くホテルへ戻る。今日こそ、ゆっくり寝るぞ、と部屋へ戻って鍵をかけて、シャワーを浴びてテレビを見る。NHK WORLD, NHK WORLD PREMIUM, NHK BS1, NHK BS2 さらに、TBS BS、ファミリーチャンネルまで映った。さすがに日系商社の経営するホテルアパートメントだけのことはある。で、ニュースを見てると電話が。。。。イヤな予感。。。案の定、代理店の社長からだった。「カラオケ行くからロビーへ降りてこい。」と英語で呼び出されて、結局、昨日と同じ店へ行って、部屋へ戻ったのは2時前だった。。。。

10月21日(土)
今日も展示会はやってるんだけど、駐在員にまかせて、日本からの出張組は観光旅行へ。これが部長権限ってやつだな(笑)。時間の制約があるので、とにかく、万里の長城と故宮博物館と天安門広場へ行こう、ってことになって、代理店のチャーターしたバスでレッツゴー。

北京市内から車で1時間半走ると、万里の長城に着く。まあ、衛星から目視で確認可能ってくらいの建造物だから、何も北京に限らず中国北部の都市からだったらどこからでも辿り着けるのだが、一応、ロープウェイのある観光名所へ。足がすくむような急勾配でロープウェイで頂上へ。



う〜ん、これ、城じゃないよな。壁だよな。

北京市内へ戻って、昼飯へ。ジャージャー麺の有名な店へ。500人は入れるだろうっていう大食堂。

続いて衣、故宮博物館と言うよりも、紫禁城って言った方が良いのかな。映画ラストエンペラーの舞台。まあ、財宝類はほとんどが台湾に持ち出されていて、台湾の故宮博物館に飾ってあるのだが。で、ここで初めて知ったのだが、故宮と天安門は隣接していた。。。。と言うか、紫禁城の城門の一つが天安門だった。



観光を終え最後の晩餐へ。総勢54名による打ち上げ宴会。疲れもあって開始30分で撃沈したり、眠り込むメンバー続出。特に今晩は、ビールと白酒以外にワインが出たからもうチャンプルで大騒ぎ。何がなにやらわらかんまま、またまたカラオケへ。2部屋で総勢11名。ここでもウィスキーで乾杯の嵐。ホテルへ戻ったのは1時頃だった。

10月22日(日)
しんどい。とにかくしんどい。今日は帰国するだけだから何とかなるのだが、これで仕事だったら死亡だった。さて、今回のお土産は、グリコの「ジャイアントプリッツ」の中国特別仕様品。1箱が1200円〜1500円するんだけど、とにかく味が変(笑)。上海蟹味、北京ダック味、フカヒレスープ味などなど。これって、中国人は食べない。基本的に日本人商社マンや日本人観光客用のお土産なんだよね。さすがに、カニとかフカはやめて、一応、英語だとローストチキンだから、プリッツに一番合いそうな北京ダック味にした。



午後2時過ぎの帰国便は1時間遅れで出発し、自宅にたどり着いたのは夜の9時頃だった。機内上映で見たのは、中村獅童も出ている「SPIRITS」。これは結構面白かった。ふぅ、明日から仕事。。。。休みたい。

お終い