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スペインn編
2011年9月20日〜



2011年

9月20日(火)
今年2度目のヨーロッパ出張。今回はスペインのバルセロナ。人も羨むなんとかってやつですかね。でも、「芸術」ってのに全く興味の無い私にとっては、なんとかに小判なんだけど。とりあえず、今回の裏出張目的はイベリコ豚とパエリアを堪能することかな。

いつもどおりルフトハンザでフランクフルト経由。マイルが貯まるのは良いんだが、エコノミークラスでの欧州出張は本当に堪える。機内上映で「マイティー・ソー」を観る。ハリウッドの普通のアクションSF。可もなく不可もなくって感じ。ワイン飲みながら機内食を済ませて、音楽(ABBA)を聞いていたら、「嫌な感じ」が襲ってきた。。。

視界が急激に暗く狭くなる
身体が重くて椅子に沈み込み動けなくなる
冷や汗が大量に出て寒気を感じる
周りの声は聞こえている

これ、10年くらい前にシンガポールへ行く途上でなったことがある。寝不足、機内の気圧低下、酒による酔い、これらが重なって起こる「脳貧血」。立ってたら、いわゆる「立ちくらみ」で倒れるやつ。3年前にブラジルの行きしか帰りしに機内で倒れたことがあるけど、その時は一瞬だったけど、座ってると長く感じるんだよね。

時間的には1分も経ってないんだろうけど、その後、視界が開け身体も動くようになると、汗も引いて楽になる。本当の貧血と違って鉄分とか問題無い、本当に一時的なやつなので、対処の方法も無い。ということで、気にしない。
バルセロナに着いたのが、18時頃。時差が7時間だから、自宅を出てから18時間。疲れた。ホテルにチェックインして、簡単な晩飯を済ませて22時ごろに、時差ぼけ対策に持ってきた「抗ヒスタミン剤」を飲んで就寝。確かに「睡眠導入」にはなったけど、3時間後には目が覚めた。それでも、3時間寝られたらやっていける。

9月21日(水)
今晩の便で会社のエライさんが来るから前日入りしただけなので、今日はいきなりお休み。さっそく、朝から地下鉄で観光へ。興味はあんまり無いけど、ここまで来て仕事だけってのもバカだしね。

T-10という10回乗れる回数券を買う。EURO 8.25 。なんかユーロ安で102円/ユーロとかになってるから、今回は100円/ユーロで換算。つまり825円。安いと思う。これで、最寄りの駅(オリンピック港)からサグラダ・ファミリア駅へ。地下鉄構内では日本語の放送もあった。「スリはいつもあなたの鞄を狙っています」。ブリュッセルで財布をスられたことのある私は、今回は嫁さんの言いつけどおり、ショルダーバックに財布を入れて肩からたすき掛け。万全の防備。

地上へ出たら、いきなりあった。



入場料まで払って観る気も無いので、久美子のお土産のマグネットだけ買って、さっさと次の目的地カサ・バトリョへ。地下鉄数駅もどって徒歩で散策。これはわからんぞ。というか、街中に普通にあるから、てっきり、ガウディの真似したおしゃれなビルとしか思わず行き過ぎていた。



ここなんか入場料 18ユーロ(1,800円)だよ。当然パス。

また地下鉄乗って移動。ここの地下鉄は何本かのラインが入り組んでるけど、色分けされてるので路線図さえ持ってたら楽勝。便利だよ。さてと、次は「ピカソ美術館」だけど、その前に「ピカソの壁画」と呼ばれるやつ。何がすごいのかさえわからん。



ピカソ美術館は本当の路地裏にあった。



ここはさすがに入らん事にはなんともならんので、10ユーロ(1,000円)払って入る。とりあえず、1階の通路の写真。



無駄な金だったなぁと後悔しつつ、近くのレストランで10ユーロ(1,000円)のシーフードパエリアを食べる。



ホテルに戻ってお昼寝。時差ボケ対策は夜まで起きていることではない。寝られる時に寝る。これに限る。

夕方7時頃、空港までタクシーで行って、空港内でサンドウィッチで夕食。オーナーさんの到着を待つ。ロンドンからの乗り継ぎ便が遅れて、夜10時頃の到着だった。さてと、明日からお仕事。でも、オーナーさんと一緒だと食事が豪勢だから、それはそれで楽しみだったりする。

9月22日(木)
ユーロ安だと言う。日本の旅行会社も「空前の円高・ユーロ安」と欧州旅行を煽っている。確かに10年来の安値だけど、ユーロの対円最安値が88円だってことを知っている人は少ない。ソブリン債問題の行方次第ではまだまだ下がるよ。

で、実際、ここスペインの物価は?というと、マクドナルドのハンバーガーが、1ユーロ/個(100円)だった。日本と同じなんだけど、この国のVAT(消費税)は18%だから、実質日本より10%以上安いってことになる。タクシー料金は初乗りで2.30ユーロ(230円)。安い。その後、0.05ユーロ(5円)単位でメーターがすごいスピードで上がっていくんだけど。まあ、安い。350CCの缶コーラが0.75ユーロ(75円)、1.5Lのミネラルウォータが0.5ユーロ(50円)で売店で売ってたし。
やっぱり「ユーロ安」だね。

晩飯は得意先の接待。ここスペインは晩飯が遅い。レストランなんか早いところが夜8時開店。遅いところなんかは9時開店だもんな。で、閉店は12時頃だからせわしない。

今晩のメインディッシュは、ブルーロブスターライス。お客に接待してもらった。



9月23日(金)
タクシーが多い。黄色で統一されているからすぐにわかる。走ってる車の半分くらいがタクシーじゃないか?と思えるくらい多い。理由は簡単というか、なんせ、この国、失業率が20%もある。しかも、16歳〜25歳の若年失業率は40%とも言われている。日本でも不況になるとタクシー運転手が増えるって言うもんね。失業者が増えると財政負担も増えて治安も悪くなる。アイスランド・ギリシャの次は、ポルトガルかスペインかって言われているけど、実際、危ない感じ。

右手の人差し指が逆剥けして痛かったところへ、どうもなんか菌が入ったみたいで腫れた。バンドエイドと消毒液を買いにバルセロナで一番大きいデパートへ。薬売り場には、白衣を着た女性が数名。薬剤師さんですかね? 「バンドエイド」はすぐに通じたのだが、消毒液は英語さえ知らん。で、どうしたか、というと。

チャラっララーン「ぐ〜ぐる ほんやく〜」(グーグル翻訳)。スマホのアプリ

これ最強。「消毒液」って入力してスペイン語へ変換。完璧。消毒液ゲット。まあ、ちょっと想像してたやつとは違ったけど。オキシドールみたいなのが欲しかったんだけど、実物は10倍に水で希釈して使うやつだった。問題無し。

晩ご飯はオーナーさんの希望で、バルセロナで唯一と言われる本格日本料理店へ。トロの握りとか、ホタテの刺身とかを堪能。役得役得。ここで価格チェック。4年前のミュンヘンでも食べた焼き鳥の価格。3ユーロ(300円)/本だった。ミュンヘンも同じ3ユーロだったんだけど、当時は160円/ユーロだったから、480円/本だったんだよね。円高・ユーロ安を実感した。同じユーロの価格だけど、円換算したら2/3以下だもんね。

9月24日(土)
今日で仕事はお終い。オーナーさんがネクタイを買いに行くというので、私もお土産を買いに昨日と同じデパートへ。オーナーさんは120ユーロ(12,000円/本)のネクタイを2本買ってた。私の今着ているスーツより高いぞ。私は地下の食料品コーナーで

パエリアの基
オリーブの未の缶詰
ホワイトアスパラガスの缶詰

だけ買った。

さてと最後の晩餐は地中海料理点へ。



キャビアとイベリコ豚の生ハム。このキャビア、たったの30グラムで、なんと180ユーロ(18,000円)。最後の夜もパエリアも含め、ごちそう三昧でした。

明日の朝の便で帰国。お終い。