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ベルギー・スイス編
2011年4月6日〜



2011年

4月6日(水)VIP気分
昨年の全日空のマイレージカードの獲得プレミアムマイルが50,000マイルを越えたので、この4月1日から初めてプラチナメンバーになった。正直、全日空のプラチナメンバーには何の魅力も感じ無いのだが、これになると同時に、スターアライアンスグループのゴールドメンバーにもなる。ここが重要。あと、全日空の良いところは、このプラチナメンバー取得期間(1年間)に、ANAスーパーフライヤーズカードへ加入できる資格がもらえること。年会費10,000円ほど必要だけど、これに入ると生涯スターアライアンスゴールドメンバーの座が保証される。これも大きな魅力。

世界の有力航空会社は、大きく分けて3つのグループに属している。日本航空・キャセイ・英国航空・カンタス・アメリカン航空などが属するワンワールドグループ。エールフランス・デルタ・大韓航空・KLMなどが属するスカイチーム。そして世界最大のグループが、全日空・シンガポール航空・タイ航空・ルフトハンザ・ユナイテッドなどが属するスターアライアンス。

このスターアライアンスのゴールドメンバーになると、加盟航空会社利用時に、預入荷物には「PRIORITY」のタグが付けられて、ビジネスクラスやファーストクラスの荷物と同じく最優先で到着時にレーンに出てくる。搭乗時も上のクラスの人たちと同じように優先的に機内に入れる。まあ、座席はエコノミーだけど、手荷物を収納するのに早く入った方が得。。そして、世界中の空港でラウンジが無料で利用できる。今回はルフトハンザなので、関空の「飛鳥」というラウンジへ。ゆったりとしたシートでビールを飲みながら搭乗開始時間を待つというVIP気分。

今回の目的地ベルギーのブリュッセルへは直行便が無いので、フランクフルト経由。機内上映で、「王様のスピーチ」と「ハリポタ死の秘宝1」を見る。ブリュッセル到着後、手持ちの$500をユーロに交換。EURO 300くらいにしかならなかった。欧州の空港での為替交換レートは悪すぎる。日本で出発前に円からユーロに銀行で交換していった方が絶対得だな。

空港からホテルまでタクシー。料金は約EURO 50(\6,000-)。日本と同じくらいの高さだ。いつも中国やインドネシアで安いタクシーを使っているから感覚が麻痺していたけど、やっぱりタクシーは高い。で、タクシーの運ちゃんが英語で喋りかけてきたので話をしたが、原発と津波の話ばかり。今回の出張中はずっとこの話ばかりだったのだが。特に彼らが驚いたのが、東日本と西日本で電気のサイクルが違うこと(50Hzと60Hz)。欧州は電気のネットワークが国を超えて繋がっており、どこかの国で電力不足になっても他国から供給可能だそうだ。それが、日本のような小さな国かつ先進国で未だに明治維新のころの違いが残っているってのが驚きなんだって。確かに。

夕方6時頃(日本時間は夜中の1時)ホテルへチェックイン。ホテルで飯食って8時頃寝たら夜中の12時(日本時間朝7時)に目が覚めた。。。。 我ながら時差に弱すぎる。

4月7日(木)銀魂 第二百十訓 財布は尻ポケットに入れるな
朝9時に客先から迎えの車が来たのでお仕事へ。昼からフレンチのコースで接待を受ける。デザートに5種のチーズ盛が出たが、知っているのはカマンベールだけだった。胃にきついなぁ。それに眠い。

夕方6時に米国子会社の日本人出向者2名と合流。客先に紹介してもらったベルギー料理店で夕食。ベルギー料理って結局はフレンチだな。ワインを飲んで気持よく歩いてホテルへ戻る途中で災難は起きた(9時頃)。

ホテルまであと30メートルくらいのところで、白人の青年がライターを貸してくれ、と近づいてきたので、何も考えずにライターを貸したら、私の肩に手を組んできて「どこから来た? 日本か?」などと英語で喋りながら、なかなかライターの火がつかない素振りをしていた。肩を組まれた分、他の2名より足取りが遅くなって、ちょっと距離ができたところで、いきなり、この兄ちゃん、走ってどっかへ行ってしまった。(すぐ路地を曲がって行った) ??? あぁぁぁぁぁ、ズボンの尻ポケットに入れていた二つ折りの財布が無い。「やられた!」と叫んで追いかけたが後の祭り。子会社の人たちは、てっきり「ライターを持ち逃げされた」と思ったそうだが、いくらなんでも100円ライターを持ち逃げされたくらいで、私は叫んだりしないよ。

スリ現場(翌朝撮影)



ホテルへ戻ってフロントに事情を説明して警察を呼んでもらう。10分ほどで警察官2名が到着。英語で事情聴取を受けて被害を報告。

EURO 250- くらい(3万円)
運転免許証
クレジットカード1枚
家族の写真2枚
広田神社のおみくじ

現金(ドル、円)も予備のクレジットカード(いつも2枚持っていく)も別の長財布に入れて部屋に置いてあるし、パスポートや航空券も別管理なので、すぐに何か困るわけではない、ということで、警察の聴取もおざなりのような感じ。どうせ、捕まえられないだろうし。外国人観光客を狙うスリが結構多いらしい。久美子の言ったとおり、廣田神社への初詣はご利益が無かった。

部屋に戻って、日本のクレジット会社へ電話で報告してカードをストップしてもらうとともに再発行を依頼した(ネットで連絡先を調べた)。この再発行だが、東日本大震災の影響で再発行業務が混雑しており3週間ほどかかるとのこと。カード会社にしたら「この忙しい時に」って感じだろうな。

意外と平静な自分がいる。なんだろう? 泥酔してカードをなくしたり、ぼったくられた時の方がはるかにショックが大きい。やっぱり、今回は完全な「被害者」だからかな。あと「日記のネタができた」と思う自分がちょっと怖い。

4月8日(金)行列のできるラーメン屋
朝、ホテルのフロントに警察から「盗難証明書」が届いていた。これが無料で発行されるのが先進国の良いところ。って当たり前と思うだろうけど、インドネシアでは泥酔してなくした現地銀行のATMカードの「紛失証明書」を警察に発行してもらうのに4,000円くらい払わされたからね。



で、この「盗難証明書」だけど、フランス語だった。。。何が書いてあるのかさっぱりわからん。 運転免許証の再発行に必要かな、って思ってたけど、こんなの何かの役に立つんだろうか? まあ、記念にはなるけど。

今日も昼ごはんはフレンチのコース。もうフレンチ要りません。で、夜は日本人3名で日本食レストランへ。と言っても、かつて横浜に長期滞在したことのあるベルギー人のお客さんお勧めのラーメン屋へ。その前に不便だからデパートで財布を買った(EURO 26)。

火曜日から金曜日の夜6時半〜夜9時のみ営業という半分道楽かと思うような店。6時15分ごろ着いたら、確かに数名の白人が行列を作っていた。開店と同時に中に入ると、全部で12名くらいしか座れないようなカウンター中心の小さな店だった。店主は気難しそうな日本人だが店員は現地の人。

味噌チャーシュー麺、餃子、ビール小瓶2本。これを3人前でチップ含めてEURO 90-払った。一人3,600円じゃん。日本の3倍? 高いよなぁ。まあ、欧州主要都市での日本料理の異常な高さはミュンヘンやスコットランドで経験済みだけど。でも、美味かった。

4月9日(土)観光
今日は一人。米国組は朝の便で帰国した。休みでやること無いから観光へ。と言ってもベルギーって中心地からどっちの方向へ向いても車で3時間走れば外国へ出る、という小さな国だし、行くところは限られている。


小便小僧


王の家 もしくは 市庁舎


市庁舎 もしくは 王の家

どっちがどっちかわからん。 あと、小便少女ってのがあるって話だけど、どこにあるのかわからなかった。それはそうと、チョコレート屋さんとワッフル屋さんの多いこと。街中に甘い匂いが漂っている。しかも、日本人観光客の多いこと(含む私)。小便小僧の場所は、日本人らしき人だかりですぐにわかった。


チョコレートのおしっこ

他にもビールのおしっこ出す小便小僧もいた。ここで嫁さんから頼まれていたお土産を探す。ノイなんとかのチョコレート。ゴディバは日本でも簡単に手に入るから要らないそうだ。で、そのノイ何とかが見つからないので、嫁さんにメールで聞いたら「ノイハウス」だと。でも見つからない。う〜ん、と思いつつネットで綴りを調べたら「NEUHAUS」だった。それだったら掃いて捨てるほどある。「NEU」を「ノイ」と読むとは思わなかった。

ゴディバ並の価格だった。。。。

4月10日(日)スイスへ
今回の第2の目的地、スイスのジュネーブへ移動。目的は展示会に来る我社のオーナーさんのアテンドなのだが、なにせ、私は初めてのジュネーブで、向こうはもう数回目。ということで、私がアテンドしてもらうような予感。オーナー一族と一緒の時は、「気は使うけど金は使わなくて良い」ので、今回は嬉しい。

ホテルは展示会中ということもあり激高。SFR 470/泊(\44,000-/泊)。当然、朝食付き(ブッフェ)だけど、他に部屋のミニバーのソフトドリンクは飲み放題。さらに、ジュネーブ市内の鉄道・バス・フェリーの無料パス付き。



夜、日本人客1名と計3名で晩飯へ。チーズフォンデュ。これが正式なのかよくわからんが、チーズに漬けるのは「パン」だけ。日本だとシーフードや肉・野菜などいろいろ出てきたのだが。で、メニューに「ミートフォンデュ」ってのがあった。これだな。サイコロステーキのような肉が出てきて、それをチーズに漬けて食べる、と思ったのだが、出てきたのは想像とは全く違うものだった。

薄切りの肉。コンソメのようなスープの入った鍋。フォークに薄切り肉を巻いてスープに漬けて食べる。これって、「しゃぶしゃぶ」じゃん。これはワインよりビールだろってんでビールを頼んだら、ウェイターが「ビールはフォンデュに合わない。」って言いながら、おもいっきりイヤな顔をするので、仕方なくお勧めの赤ワインに。。。。 しゃぶしゃぶのくせに。

4月11日(月)観光
展示会は明日からだから、今日は観光へ。でも、ここもブリュッセルと同じく小さな都市だから観光地も限られる。


レマン湖の噴水


イギリス公園の花時計


聖ピエール大聖堂


何かの像(逆光のため後ろから撮影)

晩飯は今度こそ本格的な日本料理店へ(お寿司屋さん)。スマホでぐるなびで調べた。世の中便利になったもんだ。で、この店でちょっとしたハプニング。

2名で請求書は SFR 220- (2万円くらい)だった。で、オーナーさんがカードで払ったんだけど、そのカード金額の入力を店のお姉ちゃんが間違えて、SFR2,200- (20万円)という金額を切ってしまった。まあ、普通は、これをキャンセルして訂正入力なんだけど、そのやり方が店の人がわからない。で、どうしたかと言うと。差額のSFR 1,980- をキャッシュバックしてくれた。こういう場合、会社での経費精算はどうなるんだろうか? というような話をしながら解散。

4月12日・13日(火・水)20カ国
展示会。ブース出してないので見学だけ。はっきり言って半日で十分だった。ヒマでヒマで。最も混んでるブースは「CARDINAL」というスイスビールのブースだった。なんせ、無料でビール飲み放題だもん。。。

ところで、このスイスで、私の海外訪問国は節目の20カ国となった。ちなみに列挙(順不同)。

中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、インド、バングラデシュ、パキスタン、イラン、アラブ首長国連邦、ブラジル、イギリス、イタリア、ドイツ、ベルギー、スイス

こうして見てみると、ベルギーって1・2を争う治安の良い国だよなぁ。なんで、そんなところでスリ被害に。。。。 油断ですな。

4月14日(木)帰国
帰りは一人。このジュネーブ→フランクフルト便で、横の席が日本人のおばあちゃん(60歳台)だった。息子さん家族がスイスで働いているそうで、孫の顔見たさに半年に1回は来るそうだ(お金持ちみたい)。会話の中で、時差(7時間)で夜や飛行機で眠れないって話をしたら、いつも出発前に心療内科で「睡眠導入剤」をもらってくるそうだ。海外旅行って理由だけで処方してくれるとか。で、荷物を棚に乗せるお手伝いをしたお礼と言って、その薬を1錠くれた。

フランクフルト→大阪の便で飲んだら、見事に6時間(朝まで)爆睡。エコノミーシートでこれだけ深い睡眠が取れたのは初めてって言うくらい寝られた。今度から私も薬を処方してもらう。

ってな話を帰国後、嫁さんにしたら怒られた。「海外で知らない人から薬をもらって飲んだ」って。

さてと、運転免許証の再交付に行かなきゃ。

お終い