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2006年6月25日
昨日、引っ越した。約1年に渡る新居購入記を一気に掲載。

2005年
1月
課長に昇格した。

自宅(中古一軒家)の銀行ローンも繰上げ返済で終わってしまったことに加え、課長昇格で金に余裕ができた。ここで、思い出したのが、2003年4月に私立中学に入学した久美子の合格祝い。「何が欲しい?」って問いへの答えが「マンション」だった。1500万円くらいの中古のマンションでも買おうかな。。。と、なにせ家が狭いのに、インドネシアから帰ってきた私と、中学生になり大きくなった久美子がダラダラと寝そべっているので、絶えず「足の踏み場が無い!」と嫁さんがイライラしていたことも理由の一つである。

我が家は普通の敷地30坪程度の一軒家を1階と2階に台所・トイレを作った改造2世帯住宅で、私たち3人は2階に住み、1階には私の両親が住んでいる。これは、阪神大震災で両親の実家(借家)が全壊したため、社宅暮らしだった私達が両親を引き取り同居するために、たまたま売りに出ていた中古を買ったためである。2階は実質50m2程度の2DKだから確かに狭い。

私は会社から歩いて5分の今の家の近所で、もう少し広いところに住みたい、ただこれだけの思いだったのだが。

2月
この話を嫁さんにすると、大喜びで物件探しを始めた。しかし、私の思惑とは異なり、嫁さんには拘りがあった。新築が良い、というのではない。所在地である。今の伊丹の家にはこのまま私の両親が住む。嫁さんの両親は尼崎に住んでいる。どちらも、年老いた老夫婦であり、絶えず、様子をうかがいに行く必要がある。また、西宮にある久美子の学校に近くて、さらには、電車の駅にも徒歩で行けるところで、できたら阪急かJR沿線。

伊丹・尼崎・西宮の3市にまたがる交通機関と言えば、阪神バスが最も便利なので、阪神バスの通る幹線道路とJRの間の地域という非常に狭い範囲で探すことになった。さらにさらに、大規模マンションはイヤだと。注文の多い嫁である。大規模マンションがイヤな理由は人が多ければ多いほどもめ事が多いからだって。尼崎、伊丹と引っ越してきたので次は西宮が良いそうだ。で、老後は宝塚。。。。。

阪神間の人ならわかると思うが、西宮のこのあたりのマンションって意外と高いのである。。。。。

3月
物件候補として嫁さんに連れて行かれたマンションは幹線道路沿いでJRの駅から徒歩15分くらいの築2年。でも、売り物件が無い。売り物件が出てないものをどうやって買えと。。。。嫁さんは、そろそろローンを払えなくなって売る人がいるはずだから、売りに出るまで待つ、と言うけど、あんた、それはメチャクチャだろ。それに売りに出たとしても、3,000万円はくだらないと思われる。。。。中古に3,000万円はなぁ。。。それだけ出すなら新築を買う。

4月
さすがにその物件は諦めて、他の物件探し。これには理由があって、久美子がクラブ活動で遅くなることが多々あり、遅い時は夜の9時前に帰宅する。で、来年高校生になって朝練があるようになると、朝6時過ぎには出ていかないといけない。だから、早く、学校の近くに越してやる必要が出てきた。だいたい、今の家からだと通学のバスの運行時間の関係で、朝練には間に合わない可能性があるそうだ。

そうこうするうちに、1軒、ほぼ希望通りの場所に新築マンションが建築されることがわかった。竣工は来年6月予定。う〜ん、久美子が高校生になる4月には引っ越したかったが、とりあえず、モデルルームを見に行く。総戸数40個程度の小規模マンション。販売会社の言うとおり、確かにこの辺にしては安い方だと思う。3000万円程度で3LDKがある。しかし、南向き住戸はモロに幹線道路に面している。まあ、だから安いんだろうけど。設備は今のマンションの標準的なやつで、床暖房・食器洗乾燥器・オートロック・セコムなどなど。当然、2重サッシなどで騒音対策は施されている。

姉歯問題で中小のデベロッパーの物件は怖くて買えない。大手だから安心というわけではなく、仮に偽装だったときに大手だと建替えや補償が問題無いだろうって考え。しかし悩む。なんせ、3000万円。購入時は43歳。1年後に頭金で用意できるのは300万円程。35年ローンを組んだら最終78歳。。。。。。。生きてるだろうか?

5月
何度もモデルルームに行く。何度も通っているうちに、テレビは薄型の大型にして、とか、ダイニングテーブルも買い換えて、とか、だんだんその気になってきた。金はローンだし何とかなるだろって気にもなってくる。払えなくなったら売っちゃって今の家に戻れば良いっていう安易な考えも。モデルルームって魔窟だな。JRの駅から商店街を抜けて徒歩10分。阪神バスのバス停はマンションの目の前。利便性はこの上無い。もちろん、その分、環境は「閑静」とは正反対なのだが。

「環境」か「利便性」か、という問題は我が家にはない。娘も私学だから、ちまたの母親が大騒ぎする学区も関係無い。「利便性」が最優先する。もちろん、マンションの1階がパチンコ屋だとかエロビデオ屋なんてのは論外だが、駅と商店街が近い、というのは我が家にとっては希望通りの場所ということになる。

6月
いきなり仕事が変わった。営業課長から「社長付特命」に。職種を説明するのに難儀する。

さて、第1期の契約会。分譲マンションの第1期だとか第2期販売ってのは、結局、購入希望者のあった部屋を順次売り出すだけで、第1期○○戸なんてのは希少価値でも何でもない。完全先着順だと公庫か何かの融資対象にならないとか。だから、形だけの抽選会を開き、必ず「第1期完売」となる。第2期、第3期と小分けして売るマンションは、あんまり人気が無いってことだ。悩みに悩んで、東向きの3LDKを契約。南向きも抑えていたのだが、価格が同じ階層で300万円ほど違うのと、どうしても、南が幹線道路に面しているのが気になったので東向きにした。騒音じゃなくて、洗濯物が汚れるんじゃないかっていう嫁さんの心配だった。階層は4階しか空いてなかった。この棟の最上階は5階なので私は5階が良かったのだが、嫁さんは地震の経験から、高いところは水を階段で運ぶのが大変だからイヤだと。で、私も抽選はイヤなので4階で契約。

契約会に来てた人の中で、契約書を前にして何か文句言いながら判子捺さずに帰って行ったおじさんがいた。なんなんだろう?

さあ、もう後には引けない。竣工まで後1年。

7月〜11月
販売会社からは、ほとんど何の連絡も無い。契約までは電話だとか訪問だとかいろいろあったのだが。契約してしまえばお終い。。。我が社の営業と一緒だな。だが、この時期、我が家には大きな問題があった。「誰が親に言うか?」。。。。まだ、同居している親に「マンション買って出ていく」って言ってないんだよな。。。。割り切って考えれば、阪神大震災が無ければ同居しておらず、10年前の状態に戻す、だけなのだが、そういう訳にもいかない。やっぱり、言い出せないってのは「後ろめたさ」があるんだよな。レティやペコともさよならだし。

12月
ついに嫁さんが私のいない時に両親に打ち明けた。まあ両親もここんとこ、販売会社からいろんな書類が送られてきてたのを知っていたから、それとなくわかっていたようだ。インドネシアに転居するわけじゃなし、車だと30分ほどの距離だし、寂しくなるけどしょうがないって感想だったようだ。ローンの支払いを心配していたが、「会社が変なことになりローン払えなくなったら、賃貸にするか売って、今の家に帰ってくる」と説明。

オプション会ってのがあった。表札・カーテン・フローリングコーティング・レンジ用フィルター・エアコンなどなど。何にも買わず。なんせ、異常な値段。市価の30-50%は高い。ヘタすりゃ倍って感じ。誰が買うんだろう?

2006年
1月
駐車場の抽選会のお知らせが来てたけど、うちは車買う予定無いのでパス。駐輪場を2カ所だけ申し込む。機械式駐車場って絶対にダメだと思う。面倒くさいし、維持費はかかるし。都会だと仕方ないのかな。。。。

2月
資金計画を大きく狂わすようなニュースが頻繁に流れ出した。そう、日銀による量的緩和政策変更とゼロ金利解除。。。去年の契約時は、35年の超長期2.5%で計算していたのだが、3%で再計算。この後、ローン実行まで、毎月の住宅ローン金利状況に一喜一憂することになる。低金利の短期固定や変動は確かに魅力だが、今後、金利が上がることは目に見えており、毎月の支払額を固定するためにも超長期で検討。

3月
超長期金利、2.86%。まだ行ける。

家具や電化製品の買い換え計画を立てる。結婚して17年。電化製品はその多くが買い換え時期。この際、一気に買い換えることに。エアコン3台、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、大画面薄型テレビ、DVD/HDD録画機、食器棚、ダイニングテーブルセット、久美子のベッド。私の拘りは大画面薄型テレビとダイニングテーブルセット。テレビは37インチ以上、ダイニングセットは収納重視のコーナーダイニング。

せっかくだから、家庭内無線LANにしよう。プリンタは場所を取るから、FAX複合機に変更。ブラザーかシャープ。無線ルーターを入れて、任天堂DSのWI-FIも使えるようにしよう。ということで、複合機とルーターも買う。後、電動歯ブラシとか。嫁さんは、電子レンジも炊飯器も買い換えたいようだが、これらは今のがつぶれれてからの話だな。金が足らない。

4月
超長期金利、2.98%。もう上がるな。。。。

部長になってしまった。年収は課長時代に比べて100万円ほど上がるのだが、課長だった期間が1年3ヶ月しかなくて、なんか、ロケット花火のようですぐに落ちてきそう。今更ながら、無謀なローンを組んだと思う今日この頃。マンション買わなきゃ余裕の生活だったのに。この不安にさらに追い打ちをかけたのが久美子。SSHに入ったのは良いが、大学は薬学部に行って薬剤師になると。。。。薬剤師の国家試験受験資格が変更になって大学教育は6年間になった(前は4年)。で、学費は年間200万円強。つまり、6年間で1200万円以上の金が要る。私だけでなく、嫁さんまでがロト6を買い始めた。

いよいよ竣工まで残り2ヶ月。まずはローン契約をするに当たり、販売会社からローンの種類は別にして金融機関を決めてくれと連絡が来た。三菱東京UFJか三井住友か。提携外だと他にも選択肢があるんだけど、登記や処理が面倒くさい。大手2行は金利差は無い。で、悩みに悩んだ末に、「繰上げ手数料無料」の三井住友に。。。しかし、どれだけ繰上げできるやら。繰上げ無しなら、給料口座のある東京三菱UFJの方が便利だったのだが。

新居から歩いて5分ほどの場所に、新たなマンションが売り出された。今のところより1割ほど価格は高いけど南向きの環境が良い。嫁さんが「こっちの方が良かったかなぁ。。」と言い出したが、当然、後の祭り。マンション購入で絶対にお買い得物件というのは無い。自分で「ベストの選択だった」と思いこむだけである。私は「あそこのマンションは間取りが気に入らない」と思いこむことに。

5月
超長期金利、3.22%。爆死。いよいよ来月実行。どうなることやら。

ローン契約。三井住友で35年超長期と3年固定特約(35年、特約終了後全期間1%金利優遇)のミックスで契約。超長期1本の予定だったのだが、さすがに初期の金利負担がもったいなくて、優柔不断の象徴でもあるミックスを選んでしまった。金利の動向を見ながら、どちらに繰上げ返済するか。。。悩みまくりそうなのだが。

内覧会。ついに自分の部屋が見られる。のだが、何をチェックしたら良いか。内覧業者を頼むと6万円。これはもう自分でやるしかない。ネットで調べると、あんた、とてもじゃないけどチェックしきれないほどの項目が。水平器だけ購入して嫁さんと久美子と、いざ、内覧会へ。
思っていたより、リビングが広かったのと、東向きとは言え、少し南東よりなので明るかった。騒音は窓を閉めれば全く気にならないし、今の家が空港に近いので飛行機の騒音に比べりゃ、自動車の騒音なんてたかが知れている。部屋の水平度は当然問題無し。問題あれば欠陥住宅だもんな。1500円程度とは言え、なんか無駄な買い物をしたような。壁紙がほつれているところや、フローリングのキズなど10カ所ほどを指摘。後は部屋の各寸法のチェック。これで家具が買える。

電化製品の買い物は、ミドリかジョーシンかで悩んだけど、今の家からの利便性でジョーシンで購入。嫁さんと最後まで揉めたのがテレビの大きさ。嫁さんは32インチ液晶を主張したけど、最後は私の意見が通り42インチプラズマで決定。エアコンも特価品を買おうと思ってたのだが、店員おすすめのムーブアイを3台。洗濯機や冷蔵庫は嫁さんの希望通りのもの。見事に予算オーバー。

引っ越し屋は幹事会社にお願い。見積に来てもらったら7万円台だった。タンスは置いていくし冷蔵庫やエアコン・洗濯機も買い換えだし、2トン車1台で事足りる。予算の範囲内だし面倒くさいから他社見積は取らず。

6月
超長期金利、3.16%。下がった。。わずか0.06%とはいえ嬉しい。3.22%だった5月実行組がネットでしょげていた。これも運だよな。来月も下がれば、私もしょげかえることに。

鍵の引き渡し。私は海外出張だったので、委任状を書いて嫁さんに行かせた。幸い、管理組合の理事には選ばれず。くじ引きだけど順番も決まり、少なくとも5年は廻ってこない。非常時のナースコールボタンや、食器洗乾燥機の洗剤見本、各種設備の保証書などをもらってくる。

この後、住所変更や印鑑証明取得など、細かい実務が大変。ネットでできるものが増えているとは言え、銀行関係は郵送処理や店頭での本人確認要だもんな。引っ越し前の荷造りで嫁さんは大忙しなので、変更手続きは私がやったのだが、転居先の電話番号を間違い2度手間に。。。。「肝心な時に何の役にも立たないどころか、邪魔をする」と嫁さんに罵られることに。なにせ、引っ越し1週間前に酒に酔っぱらってこけたようで、肋骨にひびが入り痛くて重いモノを全く持てない状態に。。。。寝返り打ったら激痛で目が覚める。
ネットは伊丹も西宮も同じケーブルテレビ会社だから新規じゃなくて転居で処理。ホームページアドレスもメルアドも変わらず。これは助かった。ホームページの引っ越しは大変なんだよな。

家具・電化製品の搬入。引っ越しより先に新規購入分の搬入。まいった。テレビが大きすぎる。量販店で見たときは小さく感じたのだが、さすがに、狭いリビングに置くと42インチはでかすぎる。分相応に32インチくらいにしとくべきだったかな。

引っ越し。ほとんど1人で荷造りをやった嫁さんに感謝。さすがに家具を置くと狭く感じる。とにかく、リビングと和室にはできるだけモノを置かず広く見せて、洋室を一部屋潰してクローゼット兼書庫兼物置に。久美子は当然のように6畳の洋室を一部屋確保なので、私は部屋が無い。。。。寝室兼の和室とリビングが居所ということになる。金さえあれば、3人家族でも4LDKにすべきだ。でないと、旦那は夢の書斎を持つことができない。。。。こうして、今、段ボールだらけの部屋で更新している。


お終い