ユーザー車検にチャレンジ
愛車を購入してから3年が経過し、ついに車検の時期がきました。以前からやってみたかったユーザー車検に初めてチャレンジすることに!車にトラブルがなければ、ディーラーや業者でやってもらうよりも、かなりコストを抑えられます。

陸運局に到着しました。1日4ランドに分かれており、事前に予約を入れておくことができます。1回で通らなかったことを考え、午前と午後に一回ずつ予約を入れておきました。予約されているかのチェックしか行われないので、どのランドに入ろうがそれほど細かくは言われないようです。
到着して書類をそろえた後、レーンの見学をしばらくしました。なにぶん初めてなので不安・・・。4輪駆動車なのでマルチテスターのレーンに入らなくてはいけません。約20分程度見学して事前勉強(笑)。ここの陸運局のマルチテスターはどうやら新しい設備のようで、テスターの上に動かして電工掲示板に表示された通り実施すれば、自動で機械が動いてくれるようです。
スピードメーターのテストはパッシングすればOKで、光軸検査も横から測定する機械が動いてきます。マルチテスターに載っている時間は思っていたより短時間で、次から次へと順序良く進んでいます。
車検場はつなぎを着ている人ばかりで関係者が多いので、その雰囲気にのまれてしまわないようにしなくてはいけません。焦ってしまいますからね(笑)。
さてさて、いざ出陣・・・ドキドキ。
レーンに入る前に検査官のチェックがあり、ワイパーやライト類、ホーン、内装など見られます。レーンに入ったら流れる音声と上にある電工掲示板にしたがって進むのみです。
後ろに車が並んでいるのでちょっぴり焦りますが、落ち着けばごくごく簡単な作業ばかりです。まずはスピードメーターテストで40キロでパッシングします。私は2回やりましたが慣れていないので×が出てしまいました(汗)。次のブレーキテストもパニックブレーキを踏めずに最初は×・・思いっきり踏まなければ○にならないようです。サイドブレーキは切れそうになるくらい思いっきり引っ張れば一発で○でした。光軸は奇跡的に両方○でした。スピードメーターだけ×だったので、検査官の人がもう一回チャンスを与えてくれました。きっと初めてだとわかったのでしょうか・・笑。2速だとスピードが一気に上がりすぎるため、3速である程度安定させてからパッシングすれば一発で○が出ました(ホッ)。
レーンをクリアーするごとにポストみたいな機械があり、書類を通していきます。
マルチテスターが終わってレーンを前に進むと、足回りの検査で下からカンカンコンコンされます。思いっきり揺さぶられます。ハンドルの遊びを見られたり、オイル漏れ、ブーツの破れがないかチェックされます。
そして最後はマフラーの排気ガスチェックです。マフラーに横にあるプローブを軽く当てると数値が出ます。どうやら音の大きさの検査はないようです。
ここまで来るとなんだかホッとするような気が・・・笑
これですべてのレーンがクリア!最後は窓口に書類を提出してはんこをおしてもらえばOKです。もし一つでもクリアできていないものがあると、再検査となり再度レーンを通らなくてはいけません。
私はレーンに入る前に検査官にRECAROシートのむき出しについて指摘を受けました。そのためレーンの最後ではんこはもらませんでしたが、検査室のような建物でシートの資料を調べてもらい、このままでも車検が通るシートであることが判明したため、一発合格となりました。心配してディーラーで音を測定してもらったマフラーの検査はありませんでした。