B4のエンジンオイル
エンジンオイルについて最初はあまりよく知らなかったんですが、エンジンオイルは走りの源・・・よいオイルを使えば車も長持ちすると言われるそうで、私も少しはオイルにこだわりを持つようになりました。まだオイル交換を何度もこなしているわけではないですが、使用しているオイルについて紹介したいと思います。
交換の様子
まずはジャッキアップ!自分の車の底なんてめったに見れないので、ちょっとウキウキしてました。エンジンオイル交換といっても、入っている古いオイルを下から抜いて、上から新しいオイルを入れるという単純な作業ですが、ジャッキアップが必要となるとなかなか大変ですよね。 斜めに前の部分だけアップさせても、オイルが全部抜けきれなかったりするらしいです。 |
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プラスチックカバーでガードされていたので、その部品を取り外してのぞいてみると・・・・う〜んオイルパンがあるのはわかるけどぉ、車のことに詳しくない私にとっては未知の世界。店員さんに親切丁寧に教えていただきました。今回はオイルのフィルターの交換もしました。3回目のオイル交換で3000キロの走行だったので、汚れはそれほどでもなかったです。 | ||
オイルを抜く作業とフィルターの交換を終わったら、もう最終段階ですよね。あとは新しいオイルを注ぐだけ。大体の規定量を入れてから、エンジンをかけてオイルゲージで量を見ながら足していきます。これで終了! |
使用オイル
使用オイル | SAE粘度 | API | 種類 | 感想 |
SUBARU純正オイル | 15W30 | 不明 | 部分合成油 | 1回目は1ヶ月点検の際に、ディーラーで交換してもらいました。そのためSUBARU純正のオイルとなったので詳細についてはわかりませんでした。このときはそれほどオイルにこだわっていなかったんです。 |
elf SUBARU用オイル |
10W50 | SJ | 100% 化学合成油 |
B4をよく乗り回すようになって、次第にオイルについても自分で調べるようになりました。 2回目はSUBARUボクサーエンジン用のオイルを使ってみることにしました。値段は少し高いですが、SUBARU用と提唱しているだけに、走りは純正のオイルに比べると素人でも変わったことがはっきりわかるくらい良くなりました。変え始めは燃費が少し落ちましたが、潤滑してくるとだんだん良くなる感じでした。 納車から約半年を迎えて、1万キロを突破。2回目のオイルの感覚がよかったので、3回目のオイル交換も同じオイルにしてみました。 ますます、音が静かになり滑らかな走りになったように思います。 |
Gulf BOXER |
5W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
いままでは2回ともエルフのスバル推奨オイルだったんですが、今回からはオイルの違いを勉強するため、いろんな種類のものを使ってみることにしました。 オイルの色は黄金色で、エルフのオイルと変わりません。低音粘度のみ5になっています。 使った感じは、エンジンを始動してから油温が上がるスピードが速く、エルフのオイルよりも若干やわらかくて、油温も少し高めに設定されているようです。時には油温が100度程度まであがり、夏には少し不向きかもしれません。走りはもちろん悪くありません。エルフよりも少しエンジン音が静かな感じがします(しかし渋い音・・笑)。オイルが柔らかすぎるせいなのか、トルクをあまり感じません。 |
スピードマスター Record |
15W50 | SJ | 100% 化学合成油 |
ガルフオイルの油温上昇が気になり、今回は少し早めのオイル交換となりました。季節も夏だったので外気温が上がることを予想し、少し固めのオイルを選びました。同じSUBARU車を乗っている友達からのお勧めもあり、スピードマスターのオイルを使ってみました。 固めのオイルの割には油温が上がるスピードは早いです。だいたい90度から95度前後で安定。マフラーの音がまた変わりました。少しマフラーの音が大きくなった感覚がありますが、低回転でも気持ち悪いくらいに加速します(笑)。しかし油温の変動が激しく、水温とは比例しません。 |
レッドライン |
15W50 | SJ | 100% 化学合成油 |
今回はオイルの大御所、レッドラインにしました。値段は他のオイルに比べてかなり高めの設定になっています。前回のスピードマスターと比べると、油温が上がるスピードは遅いですが、水温との差がだいたい5〜10℃で安定。以前は油温が水温より低かったり高かったりと不安定でしたが、今回のレッドラインはかなり安定しているようです。走りは特に高回転時に滑らかで、アクセルをゆるめてもス〜っと流れてしまうほどです。マフラーの音は比較的静かです。かたいオイルの割には、燃費がとても良いですよ。低速回転でもかたいオイルと感じさせないフィーリングで、立ちあがりも悪くありません。 |
モチュール 300vCOMPETITION |
15W50 | SL | 100% 化学合成油 |
ギアオイルにモチュールを使い良かったこともあり、一度エンジンオイルでも使ってみることにしました。油温はレッドラインに比べると少し高めの設定のようで、待ち乗りでだいたい真夏90〜100℃近く上がります。低速や低回転ではもたつくようですが、高回転である程度スピードにのるとアクセルフィーリングが良い感じです。マフラーの音はかなり静かになりました。サーキットでは油温は100℃ほどで安定していましたし、アイドリングは滑らかなように感じます。レッドラインと同じく水温と比較した油温の変動はありません。エアコンをきりファンがとまった直後、急に油温が上昇してしまうことがあります。そうなっても、すぐに温度が下がり安定はします。燃費はレッドラインよりかなり良くなりました。いったん低速回転に落ちてしまうとやはりオイルのかたさもあり、もたつきがあります。エンジンを始動してから温まるまでは、ノッキングしやすいです。 |
アッシュ エンジンオイル |
10W50 | SL | オリジナル 化学合成油 |
前回のモチュールで2回のサーキット走行をしたので、3000キロを突破する前に交換となりました。今回のオイルは使った人の評判を聞き、アッシュというオイルを使ってみることにしました。前回はオイルのかたさによるもたつきが気になったため、少し粘度を下げてみました。オイルが柔らかくなったこともあり、1速からの立ちあがりはかなり滑らかになりました。油温は、気温が32℃くらいあった街乗りでも85℃〜90℃と低めに安定。しかしアイドリングが増えると100℃近くに一気に上がります。高速回転時のフィーリングはいい感じ。エンジン始動直後やバックでのノッキングも出ません。比較的オールマイティなオイルで満足度は高いですね。しかしコスト面では・・・。信号待ちなどのアイドリング時に、車内に伝わる細かい振動が少し気になりました。燃費は今までのオイルと比べるとあまりよくありませんでした。 |
モチュール 300Vコンペ&クロノ |
12.5W45 | SL | 100% 化学合成油 |
今回はサーキット走行前に少し早めの交換となりました。前回モチュール15W50を使って、ノッキングが出たのともたつきがあったため、10W40とのブレンドでどう変わるかチャレンジです。2リットル分15W50が余っていたという理由もあるんですけどね(笑)。油温は街乗りでもサーキットでもさすがに安定してます。90℃台で100℃を超えることが全くありません。目立っていたもたつきも、10W40と混合させることで気にならないほどに改善しました。燃費もかなり回復しましたね。車内に聞こえる排気音が少し大きくなりました。なかなかミックスも面白い・・・。3000キロを越したあたりから、やはりノッキングが出はじめたのが気になりますが、油温や油圧は比較的安定していました。2回のサーキット走行をしたことを考えると、前回のモチュールと同じく耐久性はあると思います。 |
FINA ファースト |
5W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
季節は真冬。早くも10回目のオイル交換を迎えました。季節やシーズンオフも考え、燃費重視、柔らかさ重視のオイルを選びました。今までに一度だけ5Wを使ったことがありますが、そのときは油温が不安定となったため、使うのには少し抵抗がありました。それが!!このFINAのオイル今までに使ったオイルの中では最高のフィーリングかもしれない・・・冬ということもありますが油温は90℃台で安定する上、暖まりやすく冷めやすくエンジンが滑らかなのがすぐに感じられます。もちろん燃費もよいです。排気音は静かで回転数を急に上げたときでも、車にガタつきがありません。そしてさすがに柔らかい・・・レスポンスがとてもよい感じです。乗っていて気分爽快。欠点を言うならば値段が高いことと、夏場のサーキットでは油温がどれだけ上がるのかわからないことでしょうか。低音下のサーキットでは98℃くらいで油温は安定。3000キロ越してもとてもよいフィーリングでした。 |
elf EXCELLIUM GTターボブースト |
5W55 | SJ | 100% 化学合成油 |
続いて粘度は変更せずに、エルフのオイルに舞い戻ってみました。オイル名はGTターボブーストとありますが、現在エルフから製品化されているオイルの中には、そのような商品名のオイルはネットでも見つかりませんでした。もしかすると新規格に変更する前の古い商品? 粘度が変わらないためそれほどフィーリングも変わらないだろうと思っていたのですが、それがそれがFINAのオイルとはかなり違います。レスポンスはFINAに比べると少し着いてこない感じがあります。きっとFINAのオイルより少し硬めなのかもしれません。エンジン音はエルフは少し大きめ、室内に微妙に感じる振動もあります。油温はFINAよりは低めに安定。油温は上がりにくく冷めやすい感じなので、そう言った意味ではこのオイルも悪くありません。さすがに5Wなだけあって、ノッキングはほとんど出ません。燃費は硬いオイルよりはよいですが、思ったより伸びません。油圧は少し高めに持っていく傾向があるようですが、アクセルを踏んだときの反応は抜群ですね。 |
FINAファースト |
5W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
FINAのオイルが販売されないという情報から買い溜めしていたオイルを使用しました。FINAのオイルはレガシィとのマッチングがよかったため、サーキット走行及び気温が高い状況下での使用がどのような感じになるか試してみました。サーキットでの使用は前回のコメント通りレスポンスがアップし、走りに滑らかさを感じます。しかし気温が高い状況下ではやはり110℃近くまで油温が上がりました。油温が上がってしまうと、やはりハイスピード高回転時に着いてこない感じがあり、結論的にはFINAオイルは街乗りもしくは冬場に適しているのだと思いました。しかしサーキットの使用でも、クールダウンすれば冷めやすく、すぐに全開走行に移ることができることを考えると、やはりよくできたオイルなのだと感じました。燃費はやはりさすがに抜群でした。 |
STIレーシングオイル |
10W60 | 不明 | 100% 化学合成油 |
お客様感謝ディでSUBARUの新商品であるSTIオイルが割引で買えたため、一度使用してみることにしました。ベースオイルがどこのメーカーかは問い合わせしてもわからなかったのですが、10W60というスペックから、エルフではないかと・・・。 走行した感じは思ったよりレスポンスはよく、軽やかな感じです。サーキットを走って112℃程度まで油温が上がりましたが、性能的に落ちることはなく耐久性はありそうです。街乗りでは油温が多少上がりやすい(100℃程度)ですが、サーキット等つねにエアの循環がある時は安定しています。燃費はそれほど上がりません。アクセルを踏んだときののびは、今までのオイルに比べるととてもよいフィーリングでした。5リットルの缶で販売しているのは嬉しいですよね。 |
レッドライン |
10W50 | SL | 100% 化学合成油 |
以前レッドラインを入れたとき、レスポンスもよく調子がよかったので粘度は違いますが再度使ってみることにしました。前回のSTIオイルも比較的オールマイティなオイルでフィーリングもよかったのですが、高温下のサーキット走行で油温が上がったため、3000キロを待たずに交換となりました。 粘度は10Wですが、前回のSTIオイルと比べると硬さがあるように思います。暑い真夏の走行でも油温は安定しており、110℃程度まで上がっても全く油圧も問題ありません。高回転になっても急激に油音があがることなく、今までのオイルに比べるとおいしい90℃〜95℃の範囲内を一番長くキープできるのではと思います。 |
モチュール 300vCOMPETITION |
15W50 | SL | 100% 化学合成油 |
かなり気温が上がり暑くなってきたため、少し硬めのオイルをセレクトすることにしました。前回に使用したことのあるモチュールを選びましたが、待ち乗りでかなりノッキングが激しく油温も上昇して調子が思ったより思わしくありません。原油価格の向上のせいか、性能が若干落ちている可能性もあります。モチュールの粘度は若干硬めですが、レスポンスが大きく低下することはなく、耐久性はあります。サーキットでは周回を重ねて温度が上がってくると、だんだん滑らかになりフィーリングはよくなります。油温を低めにもっていければ、性能を発揮してくれますが、110℃以上油温が上がってしまうと、さすがに油圧が上がってくれなくなりますね。 |
TOTAL クォーツ9000 |
10W50 | SL | 100% 化学合成油 |
トタルというと黒いパッケージのイメージがあるのですが、どうやら商品のラインナップが変わったようで、パッケージも金の箱になっていました。トタルを入れたのは、この中身がFINAと同じだという噂から、それならば一度使ってみようと思った訳です。FINAで使用したオイルは5W50でしたが、粘度は10W50と少し表記は高い表示です。FINAのどのランクのオイルと同一なのかはわかりませんが、フィーリングは確かにFINAとそっくりです。柔らかくハイレスポンスで、一気に油温が上がることがありません。油圧は少し高めの表示ですが、エルフの10W50よりはかなり柔らかい感じがします。まだサーキット走行はしていませんが、サーキットでのフィーリングに非常に期待できそうですね・・・。 |
elfエルフ GTTB |
10W60 | SL | 100% 化学合成油 |
以前使用したSTIオイル(10W60)の相性がとてもよかったので、その中身を追求するつもりで選びました。STIオイルの中身が何かはディーラーに聞いても不明だったのですが、このオイルではないかと考えて使ってみることに・・・。実際最初のフィーリングで、STIオイルそっくりと感じました。やはり中身はこれだったのか??レガシィとの相性は抜群によく、レスポンスはそれほど悪くならないのにターボがしっかりかみ合ってる感覚があります。お店では輸入車向けとして売られていることもあります。燃費は若干落ちますが、ターボ車には少し硬めがやはりベストなのかもしれません。サーキット走行でも油圧がへばることなく、30分ほぼ全開走行可能でした。 |
FINAファースト |
5W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
気温も下がる季節に入ったため、柔らかいFINAに戻りました。気温が低い季節のオイルではこれが最高だと思っています。とはいえFINAのオイルが現在店頭に並ばない状況が続いており、いつ復活してくれるのでしょうか・・・。もう無くなってしまうのでしょうか。久しぶりに使用してみるとやっぱりいいですね。ハイレスポンスに油圧・油温とも安定、フィーリングとしてはばっちりです。燃費もかなり向上しておりますよ。高速等で走っていると、油温が下がるスピードがかなり早いです。 サーキット走行後はやはり油圧が若干下がり気味になってきます。どんなオイルでもやはりサーキット走行をすると少しへばってしまうようですね。サーキット1回につきオイル交換1回は必須です。 |
マイスター2000EX |
10W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
万和商事から新しく販売され、独自の開発研究のもとで作られた超高性能オイル(実戦型オイル)ということで、試してみることにしました。価格は普通のオイルよりも若干高価です。まだパッケージが無印というところが新しいって感じがします(笑)。レガシィに一番マッチしそうなスペック10Wで注文しました。排気音がビックリするくらい静かになり、3000回転辺りからのフィーリングは大変良い感じです。車内に伝わる振動がほとんど感じられないくらい滑らかになり、知らない間にスピードがのっている感じです。レスポンスは他のオイルに比べると硬さがありあまり良くありません。サーキットで5000回転からの高回転時に車にうなるような症状が出て、加速がのびない感覚がありました。おそらくオイルが若干硬めなのだと思います。油温に関しては安定しいて、サーキットでも街乗りでも冷めやすく暖まりやすいです。燃費は今まで使用したオイルの中では最低の数値でした。フィーリングは大変良いオイルなのに、レスポンスやサーキット時の性能としてもう少しレガシィにマッチすればいいなぁと思います。もしかしたら少し粘度を落としてみるといいのかもです。 |
elfエルフ GTTB |
10W60 | SL | 100% 化学合成油 |
サーキットや街乗りでオールマイティだったお気に入りのオイルです。10W60というスペックは珍しいですが、10Wでもレスポンスはそれほど落ちることなく、ブーストもよくかかり、気持ちよく安心して走ることができます。油圧は若干高めの設定でエンジン音はエルフの特徴からか・・かなり大きくなります。車内に伝わる振動も他のオイルと比べると大きく感じます。総合的に考えると、レガシィ(BL5)にはヨーロッパ系のオイルとの相性がいいのでしょうか。値段はとてつもなく高価ではなくハイスペックにしては一般的なので嬉しいですね。 |
ザーレンSRG1050 |
10W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
初めて聞いたオイル名だったのですが、合成油を超えたミネラルオイルという特徴のあるオイルだそうです。 サーキット等の激しい高速回転や高スピードでは燃費がかなり良く、不思議なオイルだなぁという印象です。サーキットを30分2回走って半分しかガソリンが減らなかったことにはかなりビックリ。油温は若干高めで水温が下がってもなかなか油温が下がりにくいです。アクセルを踏むフィーリングは軽やかですが、踏みこんでもパワフル感が無く、発進時のレスポンスはいいものの、高回転でののびが感じられません。静寂性は高いですし、エンジン回転の上下が滑らか。サーキット走行では車が前進しない感覚があり、軽すぎるイメージです。今までのオイルの中では一番レガシィにマッチングしなかったオイルかもしれません。軽いフィーリングが好みのドライバーにはバッチリなオイルかもしれませんが、私はもう少しパワフル感が欲しいです。 |
ニューテック UW−02 |
10W60 | 不明 | 100% 化学合成油 |
ニューテックのオイルは以前から気になっていたのですが、量販店での取り扱いがほとんどなく、特約店を探して購入しました。まずオイル交換後すぐにマフラーからの排気音が変わりました。若干大きな音+「におい」ます。独特な排気の匂いがあります。乗ってみるとビックリ、アクセルを踏んだときのプッシュ感がなんとも気持ちがいいです。油圧は他のオイルと比べると0.5程度低めなのに、このパワーはどこからくるのだろう。低回転でも高回転でもプッシュ感がありますし、サーキット走行で油温が高くなってももちこたえてくれます。燃費は平均的な数値で安定していました。今まで使ったオイルの中でも自分とのフィーリングがマッチするものに出会いましたね。2回のサーキット走行をしてもフィーリングが衰えることなく耐久性もあるようです。しかし、欠点は他のオイルと比べて倍の価格・・汗。 |
Mobil モービル1 RF |
5W50 | SM | 100% 化学合成油 |
今回のオイルは有名どころのオイルであるモービルの中から、最上級のオイルをセレクトしました。気温の下がってきた10月11月の季節も考え5Wにしました。街乗りでの吹き上げは申し分なく、燃費もかなり良いです。何せ他のオイルの中でも車内に伝わる振動の静寂性が高く、エンジンが滑らかに回転している感覚があります。今まで使用した5Wのオイルの中でもかなり柔らかめですが、高回転まで回してもレスポンスが衰えることなくついてきます。サーキットを走ってみると、トルクが欲しいところやターボのかかるところで若干物足りなさを感じるところ。もしかするとNAエンジンにはレベルの高さを発揮するオイルかもしれません。油温は水温と平行して冷めやすいですが、柔らかいだけに回転を上げぎみにしてクラッチをつなげていかないといけません。 |
ADVANTAGE30WHD |
10W40 相当? |
SM | 100% 化学合成油 |
少し珍しい銘柄のオイルですが、SABの店員さんに進められて入れてみたオイルです。前回のモービルオイルが柔らかかったこともありますが、まずはとにかく硬い!というフィーリングでした。レスポンスは全く期待できません。しかし硬さのあるオイルなだけあってターボが入ったときのパワフル感は大きいですね。硬いから燃費が・・なんて思っていたのですが、意外に燃費は悪くありません。街乗りでは少々きついオイルですが、サーキットを走ってみるとなかなかよいフィーリングです。力強さがあって耐久性もあります。サーキット走行で一度熱が入ると、街乗りでも若干扱いやすくなりました。私としてはやっぱりレガシィには少し硬すぎる気がします。 |
ニューテック UW−02 |
10W60 | 不明 | 100% 化学合成油 |
今まで使った中でのお気に入りのオイルですが、値段が高価なため今回は少し贅沢して入れてみました。しかし2回のサーキット走行でも耐えれるオイルだったので、高価でも2回使えると思えば同じ?かなぁって考えています。10Wの中でも若干硬めなのですが、レガシィターボの場合は愛称がいいようです。硬めのオイルだと燃費が下がり気味というイメージがありましたが、このオイルの場合はそれほど悪くないんです。サーキット走行では高回転域での吹き上げがかなり気持ちいいですね。春に使用したので、次回はコンディションが厳しい夏で試してみたいです。 |
レッドラインSyntheticオイル |
10W60 | SM | 100% 化学合成油 |
使った感じは15Wに近い10Wでかなり硬めの設定です。ターボが入った時はパワフルで良いフィーリングですね。マフラーからの排気音がかなり大きくなりました。レスポンスはそれほど悪くありませんが、レガシィにとっては若干硬すぎるのか、サーキット走行時の加速にもたつきを感じました。エンジン保護のために、外気温が高い夏に使用する方がよいかもしれません。レッドライン特有なのかもしれませんが、アクセルを踏む感触にはパワフルさを感じますね。 |
マイスター2000EX |
5W40 | 不明 | 100% 化学合成油 |
以前マイスターを使ったときは10Wでしたが、今回は5Wでやわらかい方を選択しました。10Wは硬めだったため、燃費とレスポンスが低めだったことから、5Wを入れてみようと思いました。感触としてはやっぱり音が静か、振動の滑らかさは以前と同じようなフィーリングです。怖いくらいの加速の滑らかさ、高速道路等を走ると気分爽快です。レスポンスは断然良くなりました。特に3000回転以上回したときの滑らかな加速がよい感じです。しかし燃費はやはり向上しません。やわらかいオイルなのに、燃費の悪さには正直ビックリです。結論的には、レガシィにとっては10Wのマイスターより5Wの方がマッチしているようです。 |
ニューテック NC−50 |
10W50 | 不明 | 100% 化学合成油 |
前回使用したニューテックのUW02がかなり良かったので、同じニューテックの低価格であるNCシリーズのオイルを使ってみることにしました。UWの価格とくらべるとほぼ半額くらいになります。 まず燃費はUWとほぼ同じくらいで思ったよりも悪くありません。サーキット走行のフィーリングはやはりUWとは違い、走行しているうちにたれてくる感じはありますね。8月に使用したので仕方ない部分もありますが・・汗。レスポンスは若干落ちますが、高回転まで難なく回ってくれますし、パワフルさもあります。若干ターボがかかったときのパワーには欠けるような感覚があります。他のオイルと比べると少し硬めの設定だと思います。 |
ニューテック UW−02 |
10W60 | 不明 | 100% 化学合成油 |
サーキットシーズン到来の11月12月、使ってみてよかったUWを再度入れてみました。サーキットは2回走っても全く問題なかったオイルです。しかし、外気温が低いこの季節は若干硬いようで、レスポンスが下がりました。UWはもともと0Wの硬さと10Wの硬さをブレンドして使用するオイルなので、次回は0Wを若干ブレンドしてやわらかめにしてみようかと思っています。 今まで3年にわたりいろんなエンジンオイルを入れてきましたが、そろそろ銘柄を固定しようかと考えています。オイルのフィーリングは運転する人によって好みが変わりますので、「一番いいオイル」と言い切ることは難しいです。しかしいろいろオイルを入れてみて思ったことは、入れる銘柄によってこんなにフィーリングが変わるんだ、違うんだという驚きがあったことです。エンジンオイルなんてこんなに値段が違うけど、どれ入れてもわからないし同じじゃないの〜って考えていた私ですが、いろんなオイルを試していくうちに、運転や愛車の調子を感じ取る訓練、勉強になった気がします。それができるようになること=自分にベストなオイルを見つけられるようになる、結論はこうなっちゃいますかね(笑)。 |