B4のクーラント交換

クーラントは1年経つと効果が落ちてくるそうです。夏の時期はクーラントの効果が低下すると水温が上昇し、油温も上昇、最悪の場合オーバーヒートを起こしてしまうことがあるので、エンジンを痛めないためにも、定期的に交換するほうが良いそうです。オイルではありませんが、定期交換が必要なのでオイルセレクトのページに登場させました〜。

交換の様子

まずエンジンが冷えるのを待ってからクーランを抜いていきます。クーラントを抜く場所はいろいろとあります。ラジエターの下にあるネジを開くことによって出すことができます。その他にサーモスタッドの部分や冷却水のタンクなど、まずはひたすらクーラントを抜く作業から始まります。
全部のクーラントを抜くのはかなり難しいので、ホースでラジエターの中等に水を流して、古いクーラントを抜いていきます。冷却水のタンクは取り外して中の水を抜き、ついでに容器を洗浄しておくといいですよ。
クーラントが抜ききったら、次は新しいクーラントを入れるのですが、そのためにペットボトル等でこのような道具を作っておくとよいでしょう。
作っておいたペットボトルを外れないように差し込んで、新しいクーラントを入れていきます。ペットボトル内に溢れるまでひたすら入れます。冷却水のタンクにもある程度入れておきます。B4はだいたい7.5リットル程度のクーラントがいりますので、4リットルの商品を2ケース買っておくとよいです。
だいたいクーラトが入ったら、エンジンを始動してエア抜きをしていきます。エンジンをかけるとポンプが回るので、ペットボトルからポコポコとエアが出て行きます。時々アクセルを回し、クーラントが減ったらまた上から新しいクーラントを足していきます。水温を確認してサーモスタッド(純正では78℃で開く)が開くと、さらにエアが出てくるので、エンジンが温まるまでしっかりエア抜きをします。


使用したクーラント 凍結温度 感想

ビリオンLLC Rプラス
−30℃ 街乗りの水温には大きな変化はありませんが、ファンが回り始めたときの温度の低下は純正に比べると速いです。水温が素早く低下することによって、油温も連なって低下するので、夏の季節には効果的だと思います。ビリオンの中でも中グレードのクーラントを選んだのは、冬に自動アイドリングがかかったときに、燃費が悪くなるのを心配したためです。

ビリオンLLC PGプラス
−20℃ 2回目のクーラント交換は、サーキット走行することを考え、前回より1ランク上のPGプラスを選びました。街乗り走行ではRプラスと変わりはありませんが、サーキット走行では水温が下がりやすく、クーリング走行を短縮できるようになりました。液体の色が珍しい黄色をしています。

プレジャー COOL Miz
不明 3回目のクーラントは知り合いのお勧めで、プレジャーレーシングサービスのオリジナル商品である、COOL MIZ。お店に行くと容器が置かれていて、クーラントを入れて思いきりふってもキャビテーション(気泡の発生)が起こらないことが実験できます。水温はサーキットで真夏の30℃以上の気温の中でも、90℃で安定しておりました。