フロントキャリパーのピストンゴム破損(51418Km走行)

4回目のフロントブレーキパッド交換をしたときに、キャリパーの点検をしたところ・・・
ピストンのゴムの部分に穴があき、その中から水が出てきました。ブレーキフルードが漏れ出すほどではなく、ゴムの部分が熱によってぱりぱりに硬くなり破損してしまったと考えられます。これは左側の様子ですが、ブレーキパッドの減り具合が左側の方が早いことと関係はあるのでしょうか・・・。右側はまだ穴はあいていませんでした。
これは右フロントキャリパーの様子です。左側ほどゴムの破損は進んでいませんが、穴があく寸前ですね。
ディーラーでキャリパーのOHを受けてからそれほど経過していないことと、サーキット走行もOHまでの回数とくらべると断然少ないため、ディーラーで点検及び修理をしていただくことになりました。
早速ディーラーで再度キャリパーのOHを実施。ピストンの中のさびが無いかも確認してもらい、ゴムの部分を新品に入れ換えていただきました。
ピストンのさび発生はなく、外側のさびはグリスで簡単に落とせる程度だったそうです。ディーラーさん側からの話では、原因になるものとすれば、おそらくブレーキングによる熱によってゴムが硬くなり、寄れた部分から破損した可能性があるとのことでした。おのずとブレーキにかなりの負担がかかっていることがわかります。
今度はゴムに寄れがないようにしっかり交換していただきました。とはいえ熱による原因だとすれば、また使用しているうちにすぐゴムが硬くなって同じように破損する恐れがでてきましたね。純正のキャリパーの限界なのでしょうか・・・。