フロントキャリパーのボルト破損(53120Km走行)

ブレーキパットとローターを交換しようとキャリパーのボルトを取り外したところ、キャリパーの下側のボルトが折れてしまいました。強く閉まっていた訳でもなく、強い力で外そうとしたわけでもなく、軽い力でポロッと折れてしまった感覚だったそうです。
こんな場所のボルトが折れることは今まで経験したことが無いとショップの人も言っていましたが・・・私もこんなボルトが折れるなんて思ってもいませんでした。やはりキャリパーにかかる熱も関係しているのでしょうか?サーキットでハードなブレーキングをすることで、キャリパーの色が変色するくらいですから、相当な熱は加わると思います。
実際はネジの部分の中央あたりで折れた感じです。
ボルトはディーラーでフロント4本分を注文して装着することにしました。一本が折れたということは他のも折れる可能性があるということですから、すべて新品に交換すれば安心です。
ボルトの交換と平行して、以前からブレーキング時にハンドルが左へ取られる症状を検証していただくことにしました。ブレーキテスターでフロントブレーキの左右の利きを確認してもらったところ、ブレーキをじわっと踏んだ場合が左の数値、ブレーキを強く踏んだ場合が右の数値だったそうです。車検が通らないほどの大きな狂いではないようなのですが、やはり思っていた通り左が若干強めに利いているようです。特にブレーキを強く踏めば踏むほど数値の差が広がるということは、サーキットでの高速走行でハードなブレーキングをした際に影響が出ることは立証された?のかもしれません。とはいえこれを修正することは不可能ということで、サーキット走行時の負担はこれからも大きくなりそうです。