車高調整の落とし穴!?

ドリームサスを組んで早9ヶ月。当初はその乗り心地の良さに大満足でしたが、
次第に、フロントに比べリアが柔らか過ぎるんでは?という疑問が浮き上がってきました。
リアのストロークが十分なのは意図的であって、不満はないのですが収まり方のバランスが
フロントに比べ明らかに遅く、うねりの有る路面では、フロントブレーキが頻繁にロックするように
なりました。最初はフロントの底つきによるものかと思っていましたが、リアが沈み込んだときに
フロント荷重が抜け、ロックを誘発していると感じリアの減衰力を標準の4から6に
アップしてみたところ、見事にロックは解消されました。(乗り心地はゴツゴツしますが)

ところが、今度はフロントが頼りなく感じるようになっちゃいました!
フィーリング的には前上がりの車になったような・・(車高は変ってないのですが)
そこで、前から気になっていたフロントフェンダーとのクリアランスの大きさを埋めるべく
車高を落としてみる事に!(これぞ車高調の醍醐味ってか?)

さて、いざ車高を落とす際になって、このドリームサス、実はギリギリまで車高を下げても
フェンダーギチギチまで車高が下がらない事が判明。カップカーみたいな姿を想像していただけに
ちょっとガッカリでしたが、リヤとのバランスを考えたらこれでもちょっと下がり過ぎって感じだったんで
まあ、いいかってことでショップを後にしました。

翌日から鳥取まで高速を使って試運転を行ないました。200キロほど走って、驚愕の事実が!!
ハンドルが右に取られるんです!それも強烈に!荷重が前下がりになって手ごたえが増した
と思っていたのは大きな勘違いで、アライメントが狂っていたのです。えらいこっちゃ!
これじゃミニバンにも負けちまう!

帰路はゆっくり帰ろうと心に決めていたんですが、やっぱりやっちゃいました、それもポルシェと!
なんとかステアリングをねじふせ964を退けましたが・・

さて、神戸に帰ってきて早速ショップにアライメント調整を頼みました。2万5千円でした。
でも直ってないんです。こうなったらタイヤのせいかも知れません。
なんせショルダーボロボロのタイヤでしたから)

とりあえずタイヤのローテをやってみて、それでも直らなかったら、ブッシュとか
そこらへんやろな〜、高つくな〜なんて思いながら主治医のアピス神戸へ・・
翌日、驚愕の事実が!!

左リヤタイヤが偏磨耗していてバースト寸前だったとのこと。
そんな状態で高速を時速180キロ(メーター200キロ)で飛ばしていたと思うと・・!
とにかくアライメント調整しようにもタイヤを交換しなければならず、
気軽に車高を落とした結果(工賃3150円)その後始末に17万以上かかってしまいました〜!!


2.ミシュランパイロットスポーツ

さて、ニュータイヤとして選んだのが、ミシュランパイロットスポーツ。205/45ZR16。
横浜のGPDNAが安くて且つ7Jホイール装着時のタイヤ幅が211と同サイズの他の銘柄より
広く、装着したかったんですが、アピスの強い薦めもあってミシュランにしました。

曰く、「価格差以上の性能差がある」と。「絶対満足します」と!まさにその通りです!
久々の新品タイヤでしかもアライメント取立てだからというのを差し引いても
すばらしいタイヤだと思います。転がり抵抗が少なくノイズも少ない。
ゴムのたわみ感まで伝わるインフォメーションの多さ。
車高も元通りにしてもらいまさに究極のストリート仕様復活です!

このセットでドライコンディションのサーキットを走ったことがないので、
チャオイタでその真価を探ってみたいと思います。
噂のパイロットスポーツカップとA048の乗り比べもやってみたいと思います。


3.クランツ アウトシュポルト装着

VOL1でブレーキパッド特集をやりましたが、今回車検時に主治医のアピス神戸さんの
ご好意により、中古ながらクランツの最高峰であるアウトシュポルトを装着させていただきました。

インプレッションとしては、初期制動が明らかによくなりストリートでの安心感が増した感じです。
初期制動が良くなったといってもガツンと唐突に効くのではなくギュッと止まる感じです。
通常、初期制動が良いパッドは、ローター温度の適性レンジが低速寄りになっており、
スポーツ走行には向かないというイメージがありますが、峠の下りをギンギンに攻める
といった状況下でもない限り、いまのところ不満は感じません。

今回のこのパッドと、ドリームサス、ミシュランパイロットの組み合わせにより、
自分の意思とはうらはらに、我が155はますますストリートで気持ちいいストラダーレに
なってしまいました。(155GTAを目指してたんですけど・・・)


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