1.サスペンションアップデート
フェイズ4へ!!


今回はバネではなく、ショック中心のリニューアルです。
ロッドからの異音対策等オーバーホールを兼ねての仕様変更です。

大きな狙いは、跳ねる足の改善です。バネレートをアップしてから特にリヤ足の
跳ね方が激しく、時に操縦不能の恐怖まであった為です。

要望として、リヤの減衰力アップ(特に伸び側)を出しました。
また、更に堅いバネ(F20K)を入れることを想定して減衰力に余裕を持たせるようにも要望しました。

実際の仕様変更の肝はフロントの大幅な減衰力アップだったようです。
跳ねる要因がリヤのダンパーにあったと思っていましたが、
フロントがあおられる事の影響が大きかった様です。

乗ってみてまだ跳ねる傾向はありますが、以前のように操縦不能の域までは達しません。
高速も1○0KM/hで巡航できるようになり、速い国産車(リミッター付の)にも負けなくなりました。

次はサーキット性能を試したいと思います(これが主目的?)

(今回も仕様変更含め17万程かかりました。やれやれ…)

2.記録的大雪の北陸道を走る!!

仕事上、北陸に15年程出張していますが、年内にこれほど雪が降るのは
初めての経験です。実際、福井県では21年ぶりとも聞いています。

雪道を走るのは都会のアベレージドライバーよりは経験がありますが、
路面が雪で白く覆われた高速道路を走るのはやはり緊張します。

最近のスタッドレスは性能が上がり、ほとんど滑る事はありません。
が、路面からの情報がほとんど伝わらない為、バーチャルドライブと化しています。

ところが、今年は滑りました。朝早くの高速で、路面は氷結していたようです。
上り坂で車が横にゆっくり流れていきます。カウンターを当てながら
アクセル調整をしつつグリップの回復を待ちますが、その間も横を
トラックがすごいスピードでパッシングしていきます。
スピンしたら間違いなく衝突されます。と思ったら余計に体が硬直します。
わだちの走り方を変えるとグリップするラインが見つかり、かろうじて恐怖から
逃れられました。私のはFR車にスタッドレス装着したものでしたが、
フルタイム4WDと書いた車もまともに走れないような氷のでこぼこ道も突然出現したり
除雪の雪で路肩が無くなり非常にタイトなコースが出現したりと、都会では考えられない
難コース揃いです。なので、次は4駆で出掛けました。日産のムラーノです。
3.5リッター、VDC、ブレーキLSD、EBD付き。ロックモード付き4WD車です。

が、この最強のSUVを持ってしても、北陸道を走る恐怖感は変わりません。
今回は、吹き付ける雪が怖かった。視界不良は車の性能ではカバーできません。
キセノンもあまり効果が無いしフォグも効きません。こちらを認知させる役割でしょう。

ムラーノは、足回りは18インチでリヤがマルチリンク等走りそうな仕様ですが、
乗り味は大味で、スタビリティーも低く感じました。通常走行時に不安があるので
いくら4駆や電子制御を使ってももとの素性は消せていないというのが感想です。
CVTはオートは制御に難有りですが、マニュアルモードとの相性は良い様です。
雪道ではマニュアル操作でのエンブレが武器になりました。

12/27高岡駅前 12/13富山中心部 小杉IC周辺
12/15今庄IC付近付近 ムラーノ車内映像@ ムラーノ車内映像A