私、佐藤あつ子の英語暦、並びに英語に関する考えを少し書いてみたいと思います。

大阪外国語大学、（現大阪大学）のイスパニア語学科卒、５５歳で受けたＴＯＥＩＣの試験は
８４５点でした。現在、又子供達に英語を教えだして、英検も受けるべき？と考え、
2012年、第１回準１級試験に、無事合格いたしました。（５８歳）
１次試験は１週間ほど、２次試験も１週間ほど準備しました。
２次試験はそれだけを受けるのに、６０００円もかかるというので、１回で合格しなくちゃ〜〜と

　　英語は今とは違い中学生になって初めて習いました。
初めての授業で“apple ”の綴りをすらすら答えている生徒達が多いのに、驚いたのを覚えています。
発音の悪い先生に英語を習い、しかし、発音記号などは全然習いませんでした。
好きでも嫌いでもなく中学時代を終わりましたが、試験の点数はそこそこだったような気がします。
しかし、そのころからFBIが何を意味するだとか、ＣＩＡが何を意味するのか・・・には興味を覚えていました。（今も好きです）

　　　最近になって知ったのですが、私の周りのよく英語ができる友達は、中学時代からＮＨＫのラジオ英語講座を聞いたりしていた様です。
しかし、私は５５歳まで聞いたことがなかった〜〜これってある意味すごいかもしれない〜〜

　　　かなりの進学校に入ったため、高校生になったときは、英語の授業がとてもきつく感じられました。
�D文型など、皆当然のごとく知っていました。試験があるたび、英語が平均点を下げていることが判明・・・
先生にも「英語が足をひっぱてるなぁ・・」と言われ、高２の夏休みに、一大決心・・・「ただ、ただ英語だけを勉強することに・・」
塾にも行かず、ただひたすら、独学・・・分厚い参考書を「短期間で最初から最後まで読み上げろ・・」
「そして、２回目からは熟読するように・・」と言われ、先生の言葉どおり実行したのが、学年でたったの二人・・・
そして、英語の５文型を理解すると、なんとなく長文読解ができるようになってきて、英語が面白くなってきたのです。

　　　高校で運動部に入った私は、体が疲れすぎて勉強できないことに気づき、２年の秋に部活動をやめました。
時間がない〜〜とあせりながら、受験勉強をすることに・・・
でも、塾に行くわけでもなく、ひたすら、先生からコレを覚えないと渡された、Ｉｄｉｏｍ集を片っ端から覚えたり、
当時はやりだした、しけ単「試験に良く出る英単語」覚えたり・・・「語源から覚えると頭に入りやすい・・・」と、この時知りました。

　　　さて、大学ですが、大阪外語のイスパニア語にしたのは、英語のリスニングに弱かったのと、
発音が悪いことには気づいていたので、新たな言語、それも日本人に発音しやすいもの、話されている国が多いことなどから、
イスパニア語（スペイン語）を選んだわけです。理系のクラスだったので文系の数学は簡単・・・
それでなんとか合格したのだと思います。私立の受験も英語、数学、世界史で受けました。数学は満点取ったと思います。

　　大学に入ってみると、英語のできる人が多かった！！（そりゃそうだ！！）特にＤｉｃｔａｔｉｏｎの時間は地獄でしたね〜〜
しかし、まぁ英語は第二外国語なので、専攻のスペイン語で書く卒論も適当にお茶を濁して、何とか４年で卒業しましたが、
我が大学は留年が多いので、今思えば、よくすんなり卒業しました。
その後、スペイン語を使う機会って、ＬＯＳ　Ａｎｇｅｌｅｓ　に駐在したときくらい・・すっぽり抜け落ちております。
ただ映画を見ていて、スペイン語を話している・・・というのはわかります〜〜

　　英語の発音をなんとかしなくては・・・と思ったのは、子供達に英語を教える仕事をするようになってから・・・
初めて接する英語がひどいものだと、子供達に申し訳ない・・・
それからは、だんなさん（ＥＸ）が買わされていた、ほこりをかぶった高い教材を使って勉強することに・・
アメリカでカレッジにもいきましたがクラス分け試験でも、また授業中の文法や英作文は高得点なんです！！
文法はネイティヴよりできることもありました。ちゃんとＡ+をとりましたが、なかなか思うことが話せない・・・・
ただ、私の英語は文法がしっかりしているので、分かりやすいと言われました。
　　アメリカ生活５年半、香港生活４年半の間にも、日本語を教える代わりに英語を教えてもらう・・
という安上がりな勉強は一杯しました。特にアメリカで息子を生むまでは、よく勉強しました。
その息子は、英語の音だけは良く聞かせましたが、英語はというと、アメリカ生まれだとは誰も信じてくれない位のものでした。
留学すると決めてから、本格的に勉強しましたが、それでも間に合いました。
何も小さいときから、無理やり英語を勉強させる必要はない・・・といまでも思っています。それよりも日本の本を読んで
ちゃんとした思考力と判断力をつけ、自分の意見を言える子供に育てるのが、まず第一だと思います。

　　学生時代（外人であふれていました。）に、もっと勉強しておけば良かった・・
とは何回も思いましたが、何事も遅すぎるということはないので、身をもって実験中です。好きな学科だけを勉強できる大人は幸せ〜

人間って進化するんですよ・・・でも退化もする・・・集中力、記憶力が落ち、目が見えにくくなるのはやっぱりきつい・・

　　先日もずっと英語教師をしている友人（大学時代の同級生）と話していて、二人が同時に言った、英語とは・・・
「どれだけ勉強したか・・・だよね〜〜」
アメリカにも６、７年ほど住み、英検１級、ＴＯＥＩＣ９５０点以上を持っている彼女でさえ、いまだに勉強中とのこと。
　　　
私は、この年になって（現在５６歳）まだまだ進化しているから、応援しててね〜〜と言って別れたのでした。

それから２年後の２０１２年、５８歳で、英検準１級に合格したことになります。


英語が良くできるようになるには・・・
�@　まず、楽しむこと
�A　文型を理解すること・・・外国語を学ぶので文法は絶対に必要です。
�B　たくさんの英語を読み、又、声を出して読むこと・・・
�C　パターンを覚えて、単語を入れ替えていくこと・・・英借文
�D　会話は、本当に簡単な単語を使っています。失敗を恐れずに、話してみよう〜〜

英語の楽しさを教えたい・・・勉強の仕方を教えたい・・・・英語が嫌いになりかけている君の力になれたら・・
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