フラとは、ハワイ語で【踊り】のこと
ハワイ原住民の伝統舞踊です。
古代のハワイ人は文字を持たなかった為、歴史的な事柄などをフラとチャント(詠唱)によって伝えてきました。
それが神や自然に捧げる敬虔なものであることは、古代においても現代においてもなんら変わりありません。
フラは大切な物語を後世に語り継ぐという使命を持っているのです。

フラは大きく2種類に分けられます。

Hula Kahiko
古代ハワイには文字がなく、すべて口承で伝えられました。
言い伝えは丸暗記され、長編の詞となって詠唱されました。
チャント(詠唱)にはオリ(祈り)、神話や物語、神々や首長を称える参加、自然の美しさや愛についての描写、事実を綴
る歴史や家計図などがあります。
カヒコはハワイの伝統的打楽器のリズムに合わせたチャントと共に踊られます。

   Hula ‘Auana
          ハワイが西洋文化の波にのみこまれ、キリスト教を受け入れたと同時に公の場でフラが踊られることが禁じられました。
1886年(明治16年)、カラカウア王がフラを復活させた頃西洋の楽器や音楽が多数持ち込まれ、ウクレレの誕生と
共にハワイアンミュージックが生まれました。こうした音楽にのせて踊る新しいフラがアウアナと呼ばれます。
アウアナは西洋から入ってきた洋服やドレスを着て、また時には靴を履いたまま踊られます。
アウアナにはハワイ語で「漂う」という意味があります。



          カヒコもアウアナも詞の内容を身振りで表現することは共通しており、
       「詞に記された物語を人々に伝えること」が求められます。