昆 陽 池(こやいけ)
昆陽池公園の中心をなす、昆陽池は今から1250年ほど前の天平5年に行基さんの指導により
作られた、広大な人工の治水・用水池です。
日本の高度成長期に、この地「猪名野・笹原」も田畑の宅地化が進み、昆陽池も埋め立てられ
住友総合グランドとして、野球場が2面・陸上競技場・体育館・プ−ル・テニスコ−トなどに、
残りの敷地には吾郎が勤めていた会社の社宅や独身寮が建ってます。
1250年も前に作られた昆陽池の大きさが、ご理解頂けるでしょうか?

今の昆陽池は、当時の半分以下の広さになってしまいましたが
それでも、昆陽池は数少ない野鳥の楽園であり、
季節毎に多くの渡り鳥が飛来します。

”月なくて ひるもかすむや 昆陽の池”〜鬼貫



昆陽池から、昆虫館と長尾連山(宝塚・中山方面)を望む〜

昆陽池の鳥たち
今(11月3日)は、オナガカモやヒドリ・ハシビロ・キンクロハジロなどのカモたちが
多く来ていました。
池の中の石垣にいるのは、カワウの大群です。

昆陽池のついて詳しくお知りになりたい方は
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