「めばちこ」について

<はじめに>
「めばちこ」は眼瞼(まぶたのこと)にできる小さな腫瘤で、一般的に「ものもらい」とか「めいぼ」などいろいろな名前で呼ばれています。
「めばちこ」には大きく分けて2つ種類があります。急性の化膿性炎症で痛みのある「麦粒腫」と、慢性の肉芽性炎症でおさえても痛みのないかたまりの「霰粒腫」です。
今回医者の診断では「この霰粒腫」と言われました。

■ 霰粒腫(さんりゅうしゅ)の手術まで

霰粒腫とは:
まぶたの中に脂肪や油がたまって炎症を起こし、しこりとして感じるものです。
異物感があったり、見た目が目立ったり、ときどき赤く腫れたりということであれば手術で取り除いてしまうこともあります。
目蓋にある瞼板腺(マイボーム腺とも言う)に分泌物がたまったしこりで、肉芽性炎症です。
おさえるとぐりぐりしており、特に痛みはなく、発赤もありません。
原因としては、分泌物の排泄がうまくいかず、まぶたの内で袋状のカプセルの中にたまったものです。
疲れがたまると目をこすることが多いためかできやすいようです。
治療としては、小さい時には自然に吸収されることもありますが、大きくなると、一般には眼瞼の内側より切開して、袋状のカプセル全体をとり出さないとなくなりません。
また時には、慢性のものに細菌感染を併発して、発赤腫脹してくることもあります。これを急性霰粒腫もしくは化膿性霰粒腫と呼んでいます。
この時は麦粒腫と同様に抗生物質や抗菌剤で細菌感染を抑える必要があります。


それは今月の10日の昼頃から眼に違和感があり、気にしながら一日を過ごしたのですが
その夜から目蓋が腫れ始めたのです。

9月10日の夜の状態です 9月11日の朝の状態です

翌朝、家の近くの眼科の町医者で評判らしいとのことで行ったのだが、まずはびっくり!
診察時間は9時から受け付けだったので、仕事もあるので8時半くらいに行き受け付けをすればいいだろうと受付にいけば、

その前にここの眼科は1階が駐車場になっており(5台と駐輪場15〜6台)で
2階が診察室で3階が受け付け(待合室)4階が手術関係と眼科にしては立派なところだと思う。

話が横切れてすみません。待合室には40人くらいのジジ・ババであふれかえっているではないか、
初診なので保険証を受付に出すのだが、今度は座るところがない。
結局待合室から出てエレベータの前で並ぶ。なんでこんなにおるんだ?

次に驚いたのが、眼科にしては次から次へと看護婦とすれ違い、一体何人の看護婦がいるんだと思うくらいウジャウジャいた。
どうみても20〜30人はいる。
ようやく呼ばれて診察室の2階に移動したのだが、ここにも患者が20人くらいいた。
3階から降りるまで、まだ待合室は一杯であった。
商売繁盛しているは

結局その日は目薬と化膿止めの薬をもらっただけで、その日に切ってもらうのかなと覚悟していったのに膿も出さずに終わった。
もう少し膿が大きくなるまでまとうかということらしい。
でも痛い!また目蓋がパンパンに腫れているので、見苦しいので眼帯をもらい仕事に出かける。
しかし、一向に治らないので土曜の14日に行きもう一度診てもらう。

9月13日の状態です。

その時に膿を出してもらったが、私のめばちこは慢性的になっていたのでその原因を取り除かないと完全に治らないらしい。
それも手術しないと治らないと言われたので、早速手術をしてもらう方向で進めてもらって今日に至ったのである。

9月24日の手術前に撮影

手術方法:
局所麻酔の注射をまぶたにして、まぶたの裏側から切開します。
皮膚は切開しませんので傷跡は残りませんと説明をもらいました。

手術そのものは痛くありませんでした。
麻酔注射の時とその直後の処置ぐらいですね。
手術時間は5〜10分程度で終わりました。
ただ、受付から待ち時間を入れて薬をもらうまでに合計1時間40分かかりました。
あの待っている時間というのは嫌だね。ほんと!
手術代:3,800円と薬800円。これで治るんだったら安いもんだ。

術後の翌日まで眼帯をしておかなければなりませんが、それよりも
今日から4日間、洗眼は無論のこと、洗髪も禁止だそうだ。で〜〜まいった。

9月24日手術後の後です。

とりあえず今眼帯をしながら打っています。
あー眼が疲れた。

まとめとして
みなさんも不規則な生活や寝不足、大量の飲酒やストレスがあるとめばちこができやすくなります。
「めばちこ」は本人がすぐに気付く病気ですので発見は容易です。
美容的にも早目に見つけて、専門医で適切な処置を受けましょう。

以上、終わりです。