水木しげる先生の弟子になるために、日本全国各地を渡り歩き妖怪の写真を撮りまくるゲーム。 加えて妖怪1種類につき好きな写真を1枚保存し鑑賞できるので、水木妖怪のデータベース的ソフトとも言える。 RPG的な要素が多いのでジャンルにRPGと付けたが、メインは「うんがい(カメラの名前)」を使ってのカメラバトル。 バトルシステムは妖怪のシンボルに動きを合わせてタイミング良くシャッター(Bボタン)を押すだけ。 大体ピントが合ってればアルバムに保存することが出来るんだが、それじゃ評価は低め。 ベストショットを狙ってリトライしまくる。これがこのゲームの要。シンプルだが中毒性は高く面白い。 ああそれと、保存した写真を使ってフォトバトルっていう、ちょっとしたカードバトルみたいなものがある。 CPU戦のほか通信対戦もできるが、戦略性がほとんど無いので…つーか、これの対人戦なんて出来たら奇跡。 ちなみにRPG的要素自体はかなり快適。レベルはガンガン上がる。金はドンドン溜まる。 移動速度は常時ダッシュみたいな速さ。エンカウントは任意。ゲームオーバーは無し。 それと、あって無いようなストーリーはともかく、テキストが結構面白い。 水木さんや悦子さんの喋りがなんかシュール。各地の住民もヒントをくれるし、全員と喋って損は無し。 難易度は序盤(低ステータス+コツを掴んでない)が少し難しいくらいで、全体的には低め。 ほとんどの妖怪の出現ヒントがこれでもかってくらい親切に出るので、 エンディングまではもちろん、アルバム達成率100%も結構短時間で到達できると思う。 不満として、写真が1枚しか保存できないのがちょっと…。 ベストショットに判定されるものは接写されたもので、100%目指すと接写で埋まってしまうから。 引いた構図やちょっと中央からズレた写真にも味があるのでせめて2枚ずつ保存したかった。 妖怪の数は120。最初は多いなと思ったが、全部撮った後は少なく感じるはず。 見てくれよ! この「大入道」のベストショット! (2008/11/17) |