★ぷよぷよフィーバー パズル 2004年2月24日 セガ/ソニックチーム

DC版ぷよぷよ〜んから5年の歳月を経て発売されたぷよぷよの新作。
当時は「電車でGO!」が流行ってたので、5作目は「ぷよぷよでGO!」になるに違いないとか言われてた。
ていうか、今更新作が出るなんて夢にも思わなかったわけで。
よ〜んの失敗、5年という時間、コンパイルの倒産。ここらへんが理由。 らしいよ。 適当。
そしてセガに版権が移って、魔道物語のキャラの版権も一緒に移ったのに、今作はなんとキャラを一新。
それにデザインの感じもかなり変わった。一応、昔からのキャラとしてアルルとカーバンクルは居るが。
発表時、自分はこのキャラ変更は、かなり嫌だった。昔のキャラに愛着があったし、デザインも気に入らなかった。
いや、買った今でも昔の方がいいと思ってるが、もう慣れた。これはこれでいいと思ってる。
あと、これを書いてる時点で、ぷよぷよフィーバーはDC以外にAC、PS2、GC、Xbox、GBA、PSP、Win、Mac、携帯で発売(発表)されている。
と、出しすぎなのは一般人にもわかるくらいの中、俺がDC版を選んだ理由は他ハードに比べて評判・仕様が良かったのと
値段が安かったからである。手軽に出来るGBA版、ネット対戦できるWin版も欲しい所だが。
とまあ、前置きはこれくらいにしておいて、内容・システムを書いていこう。

基本的なシステムは、もう誰もが知るぷよぷよ。説明は不要な気もするが一応書いとこう。
同じ色のぷよが縦横に4つ以上くっつけば消える。これだけ。あとはまあ、×印まで積んじゃったらゲームオーバー。
さあ、ここからはフィーバーでの新システムだ。あ、ちなみに、太陽ぷよ・キャラ能力は無いから安心しろ。
まずは、3個ぷよ・4個ぷよの存在。これまでのシリーズでは基本的に2個ずつしか落ちてこなかったんだが
名前の通り、3個・4個の組み合わせでも落ちてくるようになった。もちろんこれまでのように自由に回転させる事ができるが、
4個の同色ぷよはでかぷよみたいなもので、回転するのではなく、色を変える仕様になっている。
これにより、かなりぷよが消しやすくなり、同時消しがしやすくなった。ただ逆に、連鎖、フィーリング積みが
やり難くなったという事もある。それと、2列で落ちてくる事もあるようになったので、最上段まで積んではならないラインが、
2列になった。3列目と4列目ね。だからフィーリング積みは、更にやり難くなった感がある。
まあ、積み込み自体が難しくなったと思う。面白いんだが、慣れるまで時間がかかった。(とか言いつつアルル使う)
よし、次はこのゲームの最大の面白さ。フィーバーモードについてだ。
フィーバーモードとは、簡略的に言うと初心者でも簡単に連鎖が出来るシステムの事。
詳しく言うと、連鎖が起きるように積まれた状態でぷよが落ちてきて、制限時間内に連鎖をすれば
何度でも落ちてきて繰り返す事が出来る。ほとんど考える事が無く、かなり爽快感大。楽しい。
おじゃまぷよを相殺する事によって、ゲージが溜まり、フィーバーに突入する事が出来る。
ちなみに、今回のおじゃまぷよ相殺システムは、1回のツモ毎に連続で消していけば、何度でも相殺する事が出来る。
これはフィーバーモードにより、早く、多く、おじゃまぷよが送り込まれるようになったため。
このフィーバー&相殺の微妙な掛け合いが絶妙。読み合いが重要。面白い。
これじゃ普通の大連鎖が要らないだろ?と、思うかもしれないが大丈夫。フィーバー状態より強めに設定されている。

一人用は、キャラが変わったけど、おなじみの漫才デモ搭載。
個人的にはアルルじゃないのであまり面白くないが、シリーズが続けば関係が深くなって良くなると思う。
あー、もちろんとこぷよもあるよ。普通、旧来、フィーバーとある。
対戦は2人まで可能。CPUとも出来るが、やっぱぷよぷよは対人戦が楽しい。フィーバーのおかげで更に。
ちなみに、通ルールでやる事も出来るので、古くからのファンも安心。自分はどっちも面白い。
ぷよを落としたときの感覚・感じが違うのも乙だね。フィーバーは柔らかく、通は硬め。
オプションも多彩。サウンド設定なだけのゲームとは大違い。DC版は本体メニュー画面の壁紙が設定できる。
リプレイも搭載。6個までセーブできる。地味にいい。大連鎖が出来た時や、熱戦の時などに記録。

まとめると、キャラが嫌な人でも、ぷよぷよが好きな人にはオススメ。
初心者でもフィーバーモードにより楽しいと思う。
多機種でも一杯出てるが、DC版のレビューしてるのでDC版買っとけ。どうしても嫌ならGBA版。
とりあえず、やはりぷよぷよは面白いなあ、と。 (2004/8/18)

トップへ  レビューへ