★にげロンパ RPG 2000年11月23日 電脳映像製作所

名前だけ聞いたらよくわかないが、やってみると段々とハマってくるネオポケの大作RPG。
主人公リオ(名前変更可能)はワールドワーカーという職業に就き、色んな人達の依頼を引き受けていく。
相棒モモが居るんだが、流石に二人で依頼をこなすのはしんどい・・・ので仲間を募集できるのである。
この仲間システムは、まず募集する事によって世界各地から履歴書が送られてくる。
そして、プレイヤーが選びたい仲間を選ぶのである。これは雇用なので契約金が必要な所がニクイ。
仲間は全て固有の顔グラフィック、名前が付いており個性豊か。種類、数も多く、なんとボスも仲間にできたりする。
気に入った仲間が集まったら冒険に出発なのだが、ここで油断してはいけない。
そう、このゲーム独特のシステム「にげにげシステム」というものがある。
仲間には"にんたい"というステータスがあるんだが、これが下がると他のステータスが下がるばかりではなく、
なんと契約金(もしかしたら大金)を払ったにも関わらず、時と場所を選ばずにパーティーから抜け出してしまうのである!
フィールド上とかならまだいいが、ボス直前でもお構いなしに逃げることも・・・
まあ逆に"にんたい"が高いとステータスが上がったり、アイテムをくれたりもする。
キャラには性格(こんじょう、せいぎ、みりょく、きょうちょう、ぶつよく)があり、これが"にんたい"の上下に大きく関わってくる。
とまあ、このシステムはかなり好感触。にげロンパの醍醐味と言えるだろう。

さて、RPGと言えば戦闘なのだが正直あまり面白くはない。画面はFFをショボくしたような感じ。
システムの悪さとして、オートターゲットではない事だ。古いゲームならまだしも今この仕様ではめんどくさい。
演出はネオポケ、携帯機という事を考慮すれば可もなく不可もなく。
ただ、レベル上げはほぼ必要なくどんどん上がる。戦闘もさっさと終わらせる事ができる。
筆者はレベル上げが嫌いなので、この点は良い。戦闘が面白いゲームならいいんだけどね。
もう一個RPGと言えばストーリー。個人的に○。リオとモモの絡みなどかなり良かった。

あと、通信を介して仲間を交換したりできるのだが、にげロンパを持ってる人など近くに居るわけは無くできていない。
出にくいレアなキャラも居たりするのでやってみたかった。

まとめると、ネオポケのRPGをやるならコレをやるべき。是非オススメ。
まあネオポケは格ゲー専用機。ネオポケなんてしらねーよ。なんて人は多いだろうが・・・
それに現在、かなりのプレミアが付いてる模様。自分の時点でも定価以上で買ってたり。   (2004/6/9)

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