★LUX-PAIN アドベンチャー 2008年3月27日 MMV/KILLAWARE

結論から言うと雰囲気ゲー。
システムがノベルゲーとして快適じゃないのと、サイレント(主人公アツキの敵)との戦闘が面倒臭い。
期待してたシグマ(思念読み、思念干渉)も終盤は削るのめんどくせーってな感じ。

ただ、学園生活が楽しかった。メインの脇役達の好感度を上げ下げできるとは思わなかった。
学園もののギャルゲー(男にも好感度があるので乙女ゲー)として見ると、名作かもしれない。
自分のお気に入りは山瀬ルイ。見た目に反して中身が可愛いキャラだった。巨乳もポイントだね!
それとキャラボイスはパートながら結構入ってるし、良い感じのBGMが多いのでヘッドホンプレイを推奨する。
音楽はほんわかしたものからダークなものまで秀逸。空気感が実に良かった。
ちなみにラスボスの曲は実に伊藤賢治・・・いや、ロマサガのラストバトルと言った方が近いかも。
クリア後にサウンドテストが出現するが、予約特典のサントラは手に入れておいた方がいい。

学園シーンが明るいおかげで、デスピリアと比べるとエログロさが足りないかもしれんが、それはそれ。
DSでCERO/Bながらそこそこ欝なシナリオ。ネタバレになるが、近しいキャラも結構死ぬ。

それと、キャラに力を入れてるからか、本編とは別に主要キャラとデート(もちろん男とも)できるモードもある。
1キャラに複数回かあって、好感度を上げると解放されていく仕組み。ほんと何ゲーだよこれ。

さて、詳しいシステムについて。セーブ枠は3つ。セーブロードはマップ移動時のみで会話中は不可能。
そしてスキップとバックログが無し。もう携帯機と言えど標準搭載して欲しかった。
スキップは2周目に裏技でそれっぽい事が出来るんだが、大して早くないしあんま救済になってない。
ゲームの進行はボタン、タッチどっちでも可能。オプションで切り替えることも無く共用。

戦闘は思いっきり糞。タッチを使ったミニゲームみたいなもので、最初はまあ新鮮さでプレイできるんだが、
そのミニゲームの種類が少ないので、後半連続でやらされると正直苦痛。2度言うが面倒臭いだけだった。
戦闘BGMが良いだけに残念。デスピリアのコマンドの戦闘の方が数倍面白い。

MMV販売にしてはバグは多くない。まとめ情報を見るといくつかあるようだが、
自分はフリーズが1回あったくらいなもん。・・・あれ?これ感覚が麻痺してるような。

最後にOPムービーは画質が悪いが必見。アツキのシグマダンスは毎回やってるのかと思うと爆笑モノ。(2008/12/23)

トップへ  レビューへ