★激闘!カスタムロボ アクションRPG 2006年10月19日 ノイズ/任天堂

自由にカスタマイズしてバトルする事がウリのロボットアクションゲーム、カスタムロボのシリーズ5作目。
地味に5作目。前作、前々作は売上も評価も微妙なのに、コンスタントに新作が出ているのに驚く。
ちなみに、私は今作以外ではバトルレボリューション(以降BR)しかプレイしていない。
今作は評判の良かったV2がベースになっているらしいが、おかげでBRとの比較しかできない。よろしく。

とりあえず面白い。BR持ってるから別に要らないなと思ってた。スミマセン、面白いです。
発売から半年で投売りになってたんで買った。こりゃ積むな思いつつプレイ。スミマセン、やっぱり面白いです。
グラフィック2世代前に後戻りとか関係ないぜ。携帯機で手軽に気楽にカスタマイズ!バトル!カスタムロボ!

・・・さて次は、BRから激闘へで特に気になった変更点や、新システムについて。
まず、4人同時対戦が消えてくれたのは良かった。スタッフの判断か、ハード面での限界のどちらか微妙だが。
しかし、2on2まで無くなってしまったのは残念。マルチプレイモードにだけでも残しておいて欲しかった。

磨きは正直不要。正直面倒。っていう意見が他ではよく見られる。が、私はそうは思わない。
確かに無くても良かったシステムだとは思うが、プレイの仕方によっては楽しく磨くことも出来る。
完全に要らんと言ってる奴は磨きすぎなんだろう。そりゃバトル毎に磨いてたらダルくなるっての。
最低まで汚れてもそんなに性能は落ちてない気がするし、強敵の前等だけ磨くのをオススメする。
たまになら「よし。いま綺麗にしてやるからな。」って気分になれる。これこそがスタッフが狙ったことのはず。

ソウルブーストは完全に「DSのタッチ機能を使いましたよ!」感が。戦闘中操作でボタンが1個余ってるのが問題。
使わなくても特に問題無く進めるので、私はイベント以外では発動しなかった。空気のようなシステム。
ちなみに、汚れとソウルブーストは対人戦ではOFFにする事が可能。・・・スタッフも不要に思ってる節があるな。

そして、今回の一番のウリはなんと言ってもジオラマだろう。これまでもロボやパーツを360度から見る事が出来たが、
今回は間接を動かしポーズを付ける事ができ、鑑賞し、記録し、対戦相手に見せ付ける事ができるのだ! 
いやもう、ガンプラやロボフィギュアを棚に飾りまくってるようなマニアには、ヨダレもんのシステムですよ。
カッコ良く・面白くポーズを付けるのは結構難しいんだけどね。そこがまた燃えるっていうか。
ただ、背景(数十種類)との絡ませ方が3パターンしか無いのが残念。ロボの位置を自由に動かせたら良かった。

キャラデザは子供向けというか、コロコロやボンボンに出てきそうな感じ。特に人物の方。
サキなんて80年代のヒロインかよ!って感じ。いや、いい意味で。いい意味で古臭い。
そして、話もコロボン臭い。わかりやすい勧善懲悪。でも、それはそれで楽。カスタムロボに難解なストーリーは要らん。
ところで、主人公やメインキャラ達って設定上はどうやら高校生以上なんだよね。見えない。全然見えない。

Wi-Fi対戦は未プレイ。まあ、発売から半年以上が過ぎているので人が居ない…居ても廃人しか居なくて面白くないだろう。
と、出来ない悔しさを棚に上げて理由をこじつけておく。いや、一人シナリオだけでも十分面白かったよ。

最後にどうでもいいこと。GXとBRは外伝扱いになってしまったとさ。ちゃんちゃん。 (2007/4/3)

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