ロックマンエグゼのタイトルが付いているが、GCのトランスミッションと同じでジャンルは本家2Dアクション。 そして開発はカプコンではなく、バンダイ。そう、あのWS版のロックマン&フォルテと同じバンダイである。 しかし、安心して欲しい。話はGBAの1作目やアニメ一期の前半が準拠(WWWやワイリーとの対決)になっているし、 スワンクリスタル以降に出たカラー専用ソフトなので、画面もかなり見やすくなっている。 進行はステージクリア型で、本家のような選択は出来ずに一本道。分岐があるが、進行の具合は変わらない。 分岐はステージ制覇率(面クリア後に表示される)に関わってきて、全て100%にするには何周かしなければならない。 ちなみに、私が全て100%にするのに要した時間はゲーム中の時計で2時間半。これを短いと取るかは自由。 操作方法はXで移動、Aでジャンプ、Bで攻撃、Yでチップ使用。ええ、Yのチップはかなり使いにくいですよ。 スワンのアクションゲーで、リアルタイムにYボタンなんて押せるか!っていう。ボス戦なんて特にね。 それにチップが弱いし少ない。バスターが最初から溜められる連射できるなどで、基本は通常攻撃。 ただ、上のはあくまで消費するチップの話。トランスミッションと違って、無限に使うことのできるチップが存在する。 それらは装備した後Bボタンで使用するソード系などのチップのこと。上で通常攻撃と書いたのはそういうこと。 近接だとソードがつえーんだ。連続でズバズバと斬れる。ここらへんは何気にアニメを意識したのかもね。 それと、ロックマンの移動速度を上げるチップが重要。何故なら、デフォルト状態だとかなーりモッサリしてるから。 正直、ゲーム開始直後は「チップ使い辛いし動き遅いで、これはやってしまった…」って感想を抱いてた。 だが、ソードチップとスピードチップで世界が変わったね。チップは4枚まで同時に使えるが、この2枚は必須。 あと、ロックマンのスタイルを変更するシステムってのがあって、移動速度が上がるスタイルにして スピードチップを装備すると、クイックマンも目じゃない動きが出来る様になるよ。事故死続出。 話はWWWとの対決準拠と書いたが、かなり端折ってるのでこれだけやっても全然何にもわからないはず。 ステージ分岐によって出てくるボスやキャラが違うので、一周しかしないと元を知ってても判りにくい。 ステージ間の会話はスキップ可能だが、ステージ中の会話は飛ばせないのが鬱陶しく感じた。 難易度はロックマンにしては低い。が、初見で余裕でクリアって程でも無いと思う。 最大の敵はやっぱりトゲと穴の即死攻め。1周した後でも油断すると余裕で死ねます。 そのせいか、コンテニュー数は9回と多め。ステージ毎にリセットされるので、ガンガン死んで覚えよう。 ボスも一部のは結構強い。チップやスタイルが揃ってない状態だと、パターン組まないとと結構辛い。 1周するとボスラッシュモードが出るんだが、それの最高難易度はかなり難しい。クリアする気がしない。 買う前はトランスミッションを携帯機向けに簡易にしたようなものだと思っていたが、全然違った。 でもこれはこれで面白かった。ソードを際限なく振り回せるのが良かった。 (2007/9/16) |