★どーもくんの不思議てれび バラエティー 2002年2月21日 任天堂/SUZAK

一言で言うと著作権キャラのミニゲーム集。
と、これだけを見ると詰まらなさそうに思えるが、実際は一つ一つのミニゲームが結構練り込まれている良作。
どーもくんを知らなくても全く問題ない。私もなんとなく存在を知ってた程度の認識でプレイした。

ミニゲームの数は21種類(多分)。最初から全てプレイ可能ではなく、ゲームを進めていくと(基本クリア)
色々出てくるシステム。横スクロールアクション、横スクロールシューティング、レース、音ゲー、
パズル的なもの、アドベンチャー、クイズ、etc...とバラエティに飛んだゲームがいっぱい。
どれもこれも面白いんだが、個人的には「みねうちどーも(横ACT)」、「魔女っちたーちゃん(横STG)」、
「どーもライブ(音ゲー)」、「ツール・ド・どーも(レース)」が良かった。これらだけで買う価値がある。
ただもちろん、あるゲーム(どーもクッキング)がほぼ水増しで3種類も存在してるのはどうかと。
初回は面白かったんだが、高難易度も含めて何度もやってると流石に飽きた。

そうなんだ。ミニゲームと言いつつ、どのゲームも結構長めに作られてるんだよね。
途中オートセーブ機能があって「つづきから」があるくらい。特に長い奴はGBのスパルタンXより余裕で長い。
長時間遊べて嬉しいと思うか、手軽にプレイできなくて面倒だと思うかは自由。

ジャンルの不得手にもよるが各ゲームの難易度は結構まばら。だが、お助けアイテムが存在しているので、
それらを使えば極端に難しいゲームは無いと思う。使うと極端に簡単になるゲームはあるが。

GBAでは数少ないシューティングゲームなので、魔女っちたーちゃんを取り上げて紹介。
横スクロールと書いたが、詳しくはファンタジーゾーンやサンダーフォースと同じタイプの進行形式。
4ステージ+ボスラッシュの5ステージ構成で、アイテム取得でゲージが溜めてパワーアップ可能。
これマジでね、そこら辺のより面白いよ。ファランクスやトイロボフォースやってる場合じゃないよ。
ハイスコアも残って熱い。ただ時間制限が多分無いので、カンストが理論上は誰でも可能。

という事でシューターなら買っとけ。
あとどーもくん、このゲームでやってる事だけ見るとガチャピンチャレンジみたいだ。 (2008/6/2)

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