★ドンキーコング ジャングルビート リズムアクション 2004年12月16日 任天堂

タルコンガを使って、ドンキーを動かし進んでいくという例を見ないゲーム。
パッケージではタルコンガアクションと訳わからんジャンルになっているが、
既存の言葉で言うと、これこそリズムアクションと呼べるものである。
一般的にリズムアクションと言うのは、ビートマニアやダンレボや太鼓の達人などで使われるジャンルだが、
大体こういう系は音ゲーと呼ばれることが多い。いちいちリズムアクションなんて誰も呼んでない。
では、何故ジャングルビートがリズムアクションと呼ぶのにふさわしいかと言うと、
音ゲーのアクション部はプレイヤーが動のに対して、これはドンキーも動くからであーる。
普通じゃねーか!と思うかもしれないが、ここにリズム部が加わってくる。
普通にただ適当に動かす事もできるが、リズム良くテンポ良くタルを叩く事によって、
コンボ・楽しさへ繋がっていくのだ! そういう意味ではスペチャンやパラッパなんて余裕で超えてるね。

操作方法は簡単。タルコンガの右を叩けば右に進み、左を叩けば左に進む。同時に叩くとジャンプするぜ。
手拍子は色んなアクションをその場その場で自動でやってくれる。楽しく叩くべし。
フチを叩いても同様の効果。こっちのが音が小さくてすむし、手も痛くならないぜ。
普通のコントローラーでも操作可能だが、やりにくいし、なんといってもツマラン。雰囲気出ない。
コース数は18。1コースにかける時間は5分〜15分くらい。差が出るのは、前半と後半では難易度が違う所為。
なんだか短く感じるかもしれんが、うるさいので夜は中々できないし、手も痛くなるので、
ゆっくりプレイできていい。別に時間制限は無いから、1コースに1時間かけたっていいしね。
コンボを繋いだり、プラチナ狙ったりな、やり込みプレイも出来るから自発的にプレイ時間は増やせる。
実際プラチナ取るのは難しいから、何度もやってしまう事受け合い。取れたときは嬉しいね。マジで。
ちなみに、コースは2ステージ+1ボスに分かれてるんで、用意されてる面は50あると言っていいか。

プラチナとか言ってると難しく思うかもしれないが、一撃死は無いし、ライフも多いので、正直簡単なゲーム。
小さなお子様にもオススメ。お父様買ってあげてください。で、後で手拍子とかやったりね。
慣れたら足でやってみるのとかどうよ? 逆に手拍子はやりやすくなるかも?
ていうか、やってみたが、普通にやりにくくて面白い。プレイスタイル変わって面白い。
ちょっと寝た状態つーか寝転がった状態で出来るんで、面倒臭がりに最適。でも、行儀悪そうだな・・・。

ところで、ドンキー以外、旧作のキャラ(ディンキーとかディクシーとか)は出てないんだが、
やってれば、ジャングルビートオリジナルのキャラも味が出てきて良い。ボスキャラ達とか見た目が個性的だし。
まあ、あんまドンキー達のキャラ性に引かれて買ってる人ってのは少ないと思うが。
これでスーパードンキーコングがやれたら面白いと思う反面、全然ゲーム性違うがなと突っ込みが勝手に入る。

音楽はジャングルビートと言うだけあって、いい感じ。まあコンガ叩く音でほとんどかき消されるがね。
オプションでセンサーの反応レベルを変えられるのは地味に親切。

まとめると、GC+タルコンガ持ってるなら買っとけと。
GC持ってるなら、タルコンガ同梱版買っとけと。ついでにコンガ2辺りと一緒に。
正直言うと、本体ごと買えと。買う価値あるよ。本体安いんだしさ。
とにかく叩いてるだけで楽しいんだyo! 四の五の言わずに買っとけや。 
最後に言っとこう、続編or同じような快作を期待してるぜ! (2005/1/12)

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