地上デジタル あれこれ(テレビ)

Home(表紙) 2005/10/31
わが愛機と周辺機器の紹介     
10月21日 地上デジタル放送がやってきた
 2005/10/21 我が家に地上デジタル放送が開通しました。テレビ自体をハイビジョンテレビに買い換えないとデジタル放送は見られないと思っていたので古いテレビがあまり綺麗に映るようになったのでびっくりしました。
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最初にお断りしておきますが、私は2年前に右目の視力が落ちて以来、夜は疲れてパソコン出来ないので主人の見ている番組をなんとはなしに数時間見ていますがあまりテレビに興味がありません。
ですからテレビ好きの主人がデジタル放送可能区域になれば即ハイビジョンテレビを購入する気になっていましたが以下の新聞記事以外は何も知りませんでしたし、下調べもしないでCATVから「今なら工事代無料・基本料金+200円程度」と案内が来たのでまず工事をしておいて年末商戦でハイビジョンテレビ検討すればよいかと、工事を申し込みました。

朝日新聞「てくの生活入門」(2005/6/25)より抜粋
◆今売られている主なテレビの解像度
解像度 画面のヨコ対タテの
長さ比
名称
1980×1080 16:9(ワイド) フルハイビジョン
(フルHD)
1366×768 16:9(ワイド) ハイビジョン(HD)
640×480 4:3(標準) スタンダード(SD)

上記のように解像度の違いがあるので「アナログ放送をハイビジョンテレビで表示すると今までより映りが悪くなる場合がある(メーカーの補正技術が画質を大きく左右する)」ですから購入する際は、アナログ放送の画質もチェックさせてもらいましょう。

◆次世代DVDのハイビジョン再生は端子に左右される見込み
端子名 方式 対応解像度 画質・
 音質
次世代DVDの
 ハイビジョン表示
HDMI デジタル・暗号対応 HD
D アナログ SD-HD ×?
コンポーネント アナログ SD-HD ×?
端子 [Sとコンポジット]は省略

詳細は省略しますが要するに今から購入するのであれば「HDMI端子の付いたもの」をということらしいです。
現状紹介
 ◆現在のテレビ
1999年製 SONY KV-32DR7:66.2×37.3 76cm対角(16:9ワイド)
購入当時流行っていたワイドテレビですが、すべてが横太りして見えてあまり好きではありませんでした。かといって4:3で見ると以前のテレビと大差ない大きさで・・・

◆地上デジタル放送チューナーを「D1映像端子」に接続したら


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「Baycom TVデジタル」より(後でサイト見てみると下記のように書かれていました)

・現在お使いのアナログ地上波テレビでも、STBを接続すれば「地上デジタル放送」及び「Baycom TVデジタル」をご視聴いただけます。
・ STBにハイビジョン(高画質)対応テレビを接続すれば、高画質放送では、高画質、高音質でご視聴いただけます。
・ 市販の地上デジタル放送チューナー内蔵テレビ、もしくは地上デジタル放送チューナーでもアンテナで受信された場合と同様にご視聴いただけます。

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で(京都テレビを除く)放送局がスタジオからの放送分(民放は4:3のものも)は16:9の比率で横太りせずにとても綺麗に映ります。しかし中継放送(NHKは16:9がかなり?)は上図の4:3の比率で映ります。そして4:3比率放送の中で一回り小さく横長に映るものもあります。CMは私が目にしたものはすべて4:3でした。
4:3の分も画質は少し落ちますが以前の分よりは綺麗です。通信中の劣化がないせい?

ただNHKの「世界遺産」やたまたま再放送していたNHK「ふしぎ大自然」・・・千葉県館山の海底「真だこ」の生態でしたが以前見た分とは格段の差、「デジタルの価値あるな」と思いました。
撮影自体がハイビジョン用のビデオカメラで撮影されているのでしょうね。

それと主人がEPGとても重宝しています。
EPG(電子番組表)がテレビ画面に表示したい時いつでも表示でき自分が見ている時間帯が表示されますので(以前は老眼鏡をかけて番組表を見るのが面倒であちこち闇雲にチャンネルを変えていました) 一週間分の番組が表示でき録画もEPGから可能。

もちろんハイビジョンテレビはもっと綺麗に映ります。(並べて比べたわけではないですが店頭で見てみると液晶はあまりはっきり映り目が疲れるのではないかと思いましたので)
まあこれでもう少し普及して安価になり放送もほとんどが16:9で放映されるようになってからでいいなという感想です。
NTT回線とチューナーの接続
 上記はうまく行ったのですがここからが問題でした。
「CATV独自のサービス[エラボ]とデータ放送の双方向通信のためにNTT電話回線とチューナーを接続して下さい」と言われたのです。それがまだ出来ていません。
「エラボ」は「映画をテレビの画面上でレンタルしその管理を電話回線でする」そうです。

[下図は我が家の配線状態]  以前からの分岐箇所


◆「エラボ」に関して
CATVに工事の申し込みをした時「IP電話では出来ない」と言われました。しかし「エラボ」そのものがいったいどのようなものか分からなかったのとIP電話がいけないのであれば の部分で分岐すればいいのではないかと考えて「工事に来ていただいたときに詳しく伺います」と返事しました。
ところがで分岐してもだめでした。

◆「大阪ガス るるるコール
それで「大阪ガスのるるるコール」にしているせいかなと考えて大阪ガスに電話し工事の方に来ていただきました。
(大阪ガスのガスメーター10年毎取り替え時期が今年の2月で「るるるコール」勧められ、迷ったのですがうっかりミスが多いので500円ならいいかと加入しました。)
私は知らなかったのですが工事の方が「IP電話使用ということですでに分岐しています」とそれでも工事の方(愛知時計電機)とても親切に実験一つずつ付き合ってくださいました。

結果・・・部分で分岐しても回線状態を確認するためにCATVから帰ってくるの信号がIP電話(着信音が鳴る)に帰ってくるのです。そのために「接続が確認できませんでした」とテレビの方に表示されます。

◆双方向通信について [参考]NHK/digital
これはデータ放送で、例えば今ならNHK「紅白」で聴きたい歌のリクエストを受け付けています。またテレビのクイズ番組などに視聴者も参加できるというものですね。
でもそれなら電話回線に接続しなくてもLANで出来るのではないかと上記NHKのサイトで調べてみるとチューナーに「電話回線」だけのものと「LAN」と両方付いているものがあると書かれていました。新しいハイビジョンテレビ購入する際はそれも考慮に入れようと思います。

■結論
上のような結果が出ましたので私はIP電話を取るか、「エラボ&双方向通信」を取るか選択しなくてはならなくなりました。
「双方向通信」は自分が使用したいときだけIP電話をオフにすればよいのです。しかし「エラボ」は毎日自動的にチェックするので常時電話回線と接続しなければいけないそうです。

「エラボ&双方向通信」どちらもさほど利用するとは思えないのですが、YahooのBBフォン(現在はBBフォン単独契約はできなくなりました)接続した当時は頻繁に息子が東京に電話をしていたので非常に助かりました。
しかし4月に息子が東京に引っ越してからは通話料より基本料金の方が高いのでこちらを解約しようかな・・・

ほんと世の中、日進月歩 家電も単独で考えていてはだめですね。
かといってメーカーが別の機器のことまでは教えてくれませんし・・・当たり前ですし、サポートの方や工事の方でさえ完全に理解されている方は少数のように思います。
また私も通信の知識はゼロ・・・失敗しながらその時その時の自分の要求を満たしていくしかないのでしょうか?

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