Movie(ア〜カ行)

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各作品に、管理人の独断と偏見による評価を5(+1)段階で付けています。


★★★★★---絶対観なきゃ人でなし!  ★★★★---かなりおすすめ/かなり好き
★★★---なかなか ★★---まあまあ  ★---イマイチ 
BOMB---
ランク外(ダメすぎて無視できない!)


 

ア行〜サ行 映画リスト

「アイズ ワイド シャット」
「愛の悪魔」
「アヴァロン」
「青いパパイヤの香り」
「赤ちゃん泥棒」
「アムステルダム・ウェイステッド!」
「アンツ」&「バグズ・ライフ」

「妹の恋人」
「イン&アウト」
「インデペンデンス・デイ」

「ヴィトゲンシュタイン」
「海の上のピアニスト」

「悦楽共犯者」
「エド・ウッド」
「エバー・アフター」
「エリザベス」

「オースティン・パワーズ」
「オー・ブラザー!」
「オペラ座の怪人」
「親指ウォーズ&親指タイタニック」

「ガラスの脳」

「CUBE
「ギルバート・グレイプ」

「ゲーム」

「ゴースト・ドッグ」
「御法度」


 

「アイズ ワイド シャット」★★★+1/2 (99.8.13

言わずと知れた、故スタンリー・キューブリック監督の遺作となった作品。トム・クルーズとニコール・キッドマン夫妻(もう別れちゃったけど)が、映画の中でも夫婦役を演じています。

成功した内科医と美しい妻、7歳になる娘もいて、2人は申し分ない幸福を手にしているかのように見えるのだけれど実は心の奥底にドロドロした妄想とか嫉妬、性的願望が眠っていて、それがだんだん暴かれていくという映画です。

予告編の映像を最初にみたのは「ニュース・ステーション」の番組内だったけれどやはりキューブリックというだけあって、明らかに普通でない雰囲気が漂っていたのであの「内からにじみ出る異常さ」に期待して、前売り券買って観にいった訳です。

最初から変なオーラ放ってるのかと思えば、はじめの数十分は意外なほど「ふつう」であれ?と思っていたら、妻(キッドマン)が夫(クルーズ)にある告白をしてからクルーズは急速に不安になっていき(同時に異常な雰囲気も濃厚になり)夜の街を徘徊するうちに、やがて秘密のパーティが行われる屋敷へと辿り着きます。全裸で仮面をつけた人々が踊り乱交する風景は異常そのもの!(この映画がR-18指定なのは、このシーンがあるためらしい)

個人的にはパーティ以降の展開がすぼみ気味な印象だったのが残念だったかなあ。私はてっきり、夫婦がだんだんと異常な世界に足を踏み入れていって、最後に仮面舞踏会が出てくるのかと思ってました。まぁしかし、前半〜パーティ〜後半なんて、ストーリーの構成で分けて考えること自体無駄なのかもしれません。この映画の狙いは、映像表現を通して心のダークサイドを覚醒させることですから。

そんなわけで、十分に観る価値のある作品であることはいうまでもありません。キューブリックは2001年を待たずにいなくなってしまったけれど、この1作だけでも、リアルタイムに立ち会うことができた私はラッキーだと思います。


 

「愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」★★★(00.1.29

戦後の現代美術の代表的存在であるイギリスの画家、フランシス・ベイコン。この映画は、そのスキャンダラスな私生活を描いた作品です。(音楽は坂本教授)ベイコンの家に、そうとは知らずに強盗に入った青年ジョージ。ベイコンは彼に気付き「服を脱いでベッドへ来い、そうすれば欲しいものをやろう」と言います。この時から彼はベイコンの恋人兼絵のモデルになるのです。

ベイコンは友人達が集まる行きつけのパブや、美術関係者のパーティといった場所へ彼を連れていくのだけれど、そういうギョーカイの空気が妙に退廃的に描かれているのが印象的。業界の中心にいるはずのベイコンの視線も非常に冷ややかです。そして時折挟まれる、ジョージが悩まされる悪夢のシーンやその他のイメージ映像。う〜ん歪んでます。

それから特筆すべきは、絶妙な構図で撮られたカメラワーク。2人の男が向かい合って服を脱いでいく所を、固定したカメラで撮ったシーンや、ベイコンの絵の制作過程をやはりキャンバスの前で固定したカメラで撮った場面、らせん階段を上から見たシーンなど、画家の話なだけあって、映像のひとつひとつが絵画的で見応えがあります。

これ、映画というより映像、さらには絵画と呼びたい作品ですね。「絵になる」のではなく既に「絵」。なかなかないタイプの映画です。


 

「アヴァロン」★★★ (01.09.16

押井守監督作。今度はアニメではなく実写です。
喪われた近未来、世間ではあるオンライン戦闘ゲームに若者達が熱狂していた。スリルと、勝利の結果得られる報酬、「パーティ」と呼ばれる非合法のグループがはびこり、時にはロスト(未帰還者)と呼ばれる廃人をも出してしまう呪われたゲーム、それが「アヴァロン」。

主人公、アッシュは「アヴァロン」における凄腕、孤高の女戦士。彼女は常に勝利し、報酬を得る生活を送っていたが、ある時「スペシャルA」といわれる隠しフィールドの存在を知る。リセット不能、そこへ行って戻った者はないといわれる幻のフィールド。アッシュは「スペシャルA」への扉を探し始める…。

と、ここまで読んで判る方は判ると思います。これはネットRPGの世界です!!専門用語ばんばん出てきます。パーティとか、ソルジャーとか、シーフ(盗賊)とか。かといって、単なる内輪ノリの映画かというと決してそうではない。むしろ逆にオンラインの住人を外の世界へ解放するための映画といえるでしょう。RPG関係詳しくない人でも話が解るようにはなっていますが、多少知識のある人の方が身につまされることうけあいです…。

映像における演出も秀逸。セピア色調の画面、リアルに見えて実はヴァーチャルなゲーム空間、「マトリックス」とかとはまた違うスタイリッシュな映像です。SFというよりもどこか哲学的な雰囲気さえ漂っています。この「リアルとヴァーチャル」というのは監督が「攻殻機動隊」ほかで何度も取り上げているテーマです。ほかの日本製のアニメとかでも数え切れないほど扱われているテーマですが、("エヴァンゲリオン"なんて正にそうですよね、あれはその点ではコケてるけどね…(^^;))ここにひとつの完成形をみた気がします。この作品がアニメでなく実写で作られた理由はここにあります。

とにかく「ド○クエ」とか「ディ○ブロ」とか「ファンタ○ースター」とか「ウ○ティマオンライン」とかっていう単語に反応しちゃう人はマストです!!


 

「青いパパイヤの香り」★★★★ (99.12.11

カンヌ映画祭にて、ベトナム映画として初めてカメラドール(新人監督賞)をとった作品。
1951
年、ベトナムはサイゴン市。ある一家に使用人としてやってきた10歳の少女ムイが、20歳に成長し、密かに恋心を抱いていた、家の長男の友人クェンと結婚するまでの話です。

なんというかこれは人間の五感、とりわけ「触覚」に訴えてくる映画です。
2つに割ったパパイヤの種の部分を指でなぞる感じや、雨にぬれた庭の植木の葉を足の指で触れる感じ、背中に鍼をするシーン(皮膚表面の網目のしわ模様まではっきり見えるほどのアップで、
そこにぷっすーーーと針を刺す…)なんて、思わず身をよじってしまうほどの実感。

食事を作ったり、持ち物を丁寧に片付けたり、といった行動をずーっと追っていくカメラワークも良いです。こういう何でもない日常の行動がこうも魅力的に見えてしまうのはいったい何故なのでしょうか?

映画前半はムイ10歳の時代、後半はムイ20歳の時代という構成なのですが、前半では奉公先の家の長男が、アリに蝋燭のろうを垂らしてかためたり、指でつぶしたり(しかもそのどちらもどアップ)するシーンがあったりして、子供特有の残酷さみたいなのが独特な映像によって表現されています。後半では時折遠くからかすかに聞こえる「月の光」が切ないですねえ。聴覚をも支配するのだな、この映画は。

これは良いです。ちょっとほかにはない感覚が味わえます。


 

「赤ちゃん泥棒」★★★ (99.10.12

1987
年公開、コーエン兄弟監督、ニコラス・ケイジ(若い!)主演のコメディ。スーパー専門の強盗ハイ(ニコラス)と、元警官エドの夫婦は子供に恵まれず悩んでいた。そんなある日、大手安売り家具チェーン店のオーナー、ネイサン・アリゾナに5つ子が生まれたと聞き「5人もいるなら1人くらい…」と赤ちゃんを盗んでしまうが…。

子育てが思ったより大変であることを知って不安がつのり、つい以前の癖が出てスーパーに入って強盗を働くハイが、ストッキング被って紙おむつを抱えてパトカーから逃げるシーンとか、学校の図書館で観てた私はもう笑いこらえるのに必死でした。

ハイの友人のやたら叫ぶ脱獄囚や、人捜しのプロを自称する男など、脇役も非常に濃いです。コーエン兄弟の作品に見られる独特のセンスは、すでにこの時から色濃くみえてます。

しかし、こんなにギャグかましていながらどこか哀愁漂っているのは、親であることの責任とは?愛とは?という結構真面目なテーマを扱った映画であることが大きいのでしょう。コーエン兄弟は「愛の映画」と言っているそうです。


 

「アムステルダム・ウェイステッド!」★★(99.11.25

イアン・ケルコフ監督の青春ドラマもの(?)。アムステルダムの若者の話です。主人公の女の子ジャッキーが店の売り子をしてクラブイベントのチケットをさばいたり、店で知り合った男JPと組んでドラッグの売人になったり、彼氏に内緒でJPと寝たり、のちにDJ/レコードデビューすることになる女の子DDYOYOと友達になったりします。

コンセプト的には「トレインスポッティング」あたりと似ているのですが、こちらのほうがちょっとライトめで、よりクラブ/DJカルチャー寄りなかんじです。話も重くないっていうかたいした内容でもないのですが()、蛍光色っぽいドラッギーな色彩と、スクラッチされてる映像()はなかなか興味深いものがあります。音楽はもちろんテクノ。ガバとか流れてますし。アムスだもんねー!

ヤマ場はかなりダークですが、うって変わって妙〜にハッピーなラストシーンがわざとらしくて面白かったです。スタッフロールが横向きに流れるのも新鮮。あと、ジャッキー役の女の子が可愛いと思いました。ファッションも可愛いです。頭につけるアクセサリーとか、すぐに盗めるおしゃれテクがいっぱい☆!()


 

「アンツ」★★★★ 「バグズ・ライフ」★★★ (99.7.24

スピルバーグのドリームワークスによる98年公開の「アンツ」、ディズニーによる
99
年公開の「バグズ・ライフ」どちらも、アリをはじめ虫の世界を描いたフルCGアニメです。

「アンツ」は、生まれた時に人生が決まってしまうアリ社会のシステムに適応できず
自分らしい生き方(アイデンティティってヤツだな!)について悩む働きアリの、
おずおずとしながらも大胆な反乱を描く話。主人公の声がウディ・アレンというのが
どうにもこうにもオイシい。音楽も相当ツボを押さえている。キャラクターデザインは
ちっともカワいくないんだけども()見ているうちに、あぁ確かにこの王女は美人だなと
いうことが解ってくるのだ!恐るべし…。

「バグズ・ライフ」は、変わり者のアリが、バッタの支配から逃れるため助っ人を探して
戦おうとするが、兵士だと思って連れてきた虫達が実は失業中のサーカス団だった!!
という話。この映画でいちばん感心したのは最後のNGシーン。これ、実は登場する虫たちが
みな役者でこの映画を演じているという設定にし、それによって映画を観た子供たちが
バッタ(悪役)嫌いにならないようにとの配慮なんだそうで…。拍手!

さてこの2つの作品、どちらがスゴいか??
CG
はどっこいどっこい。エンタテインメント性では「バグズ〜」。テーマの深さでは
「アンツ」。音楽も「アンツ」。キャラクターのかわいらしさでは圧倒的に「バグズ〜」。
では私個人の好みでは?「アンツ」の勝ち!なぜって…
あの毒っ気が良いのです。あのアリがいっぱい集まった時のキモチわるさといったら…!()


 

「妹の恋人」★★★★(01.2.07

ジョニー・デップ他出演のラブストーリーです。
主人公ベニーは、妹ジューンと2人暮らし。ジューンは、その繊細すぎる感性のために心を病んでしまっていた。そんな妹が心配で、恋人をつくることもできない日々。そんなある日現れた風変わりな青年サム(デップ)。彼はひょんなことからベニーの家に同居することになる。これまで、家にきたハウスキーパーをことごとく追い出していたジューンも、彼の不思議な魅力に心を開いていく。

全体に漂うファンタジックな雰囲気がかなり良いです!何と言っても、デップ扮するサムのキャラが良すぎます。パンをアイロンで焼いたり、チャップリン風の服にステッキを持って歩いたり、いろいろなパフォーマンスをしてくれます。ベニーの家の中の雰囲気も好きです。すぐ裏に川が流れていて、窓から見えるというありそうでなさそうな立地。こんな家住みたいですねー。

映画というのは、こういった日常の中に紛れ込んだファンタジーを描くのに最適な媒体だと思うのだけど、そういう映画ならではの良さが詰まった、非常にかわいらしい作品だと思います。


 

「イン&アウト」★(99.11.20

フランク・オズ監督のコメディ。ケビン・クライン扮する主人公は、ハイスクールの英語教師。恋人エミリーとの結婚式を間近に控えていた。そんな中、今を時めくハリウッドのスターへと成長していた、かつての教え子キャメロンがオスカーに輝き、授賞式で「この賞は先生に捧げたい、彼はゲイです」とコメントしたもんだからさあ大変。恋人、家族、学校の教師に生徒にマスコミと、みんなが騒ぎだし自分がゲイでないことを証明しようとすればするほどそれが裏目に出て…!?という話。

…面白いよ、面白いけどねえ…面白さが面白くないっていうか(^^;)あまりにも絵にかいたような展開に拍子抜けした感じです。たとえストーリーが大したことなくても他の要素でカリスマムービー(ぷ)になる可能性はあるし、それが十分可能なテーマを扱っているはずなのにどうもおバカになりきれなくて普通のコメディになり下がっていますね。最後でみんなが踊るシーンの曲とかすごくいいんだけどなー、「マッチョ!マッチョマ〜ン! 憧れのマッチョマーン♪」ってやつ()

追記)この映画、実はハリウッド映画やゲイカルチャーに詳しい人なら相当笑えるネタ満載
と後で聞きました。そうか十分楽しめなかったのは予備知識がなかったためかも。でもそんなもんなくたって楽しめないとダメ!っていう気持もあるのでやっぱり星1つでよろしく()


 

「インデペンデンス・デイ」BOMB99.11.16

ウィル・スミス主演のあまりにも有名なこの映画、ようやく観てみました。ある日突然、超巨大なUFOが来襲し、全世界の人々が力を合わせてそれに立ち向かう話。まあ話なんてどうでもいいんだけど()とりあえず国会議事堂から自由の女神まで、アメリカの有名な建造物がブッ壊れてくれるところは期待を裏切りませんよ確かに。

アメリカ独立記念日である7月4日が決戦の日となり、世界中から志願した人々で結成された「連合軍」がUFOに向かって突撃するが、体勢は不利になっていく。そこである酔いどれパイロットが何を思ったか最後の最後で戦闘機ごとUFOに突っ込み、それがトドメとなって勝利を得る。歓喜する人々。そんななか茫然とする、殉死したパイロットの息子。…その息子に「お父さんは英雄だ、誇りに思え!」はないだろうよオイ!!だいたい宇宙人タコだしさあ()ダメだこりゃ!

これよりも「ディープ・インパクト」観た方がいいですよ、これは結構感動できます。


 

「ヴィトゲンシュタイン」★★★(00.5.16

デレク・ジャーマン監督作品。孤高の(?)哲学者、ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの伝記の形を取った話です。ヴィトゲンシュタインは裕福な家の生まれで、ケンブリッジ大学にて哲学を学ぶのだけれど途中自ら志願して戦争に行ったり、ソ連に行って肉体労働をしたいと言い出したりと一般人の視点から見れば偏屈な変わり者?だったようです(映画ではそう描かれている)。

このデレク・ジャーマンていう監督に興味があって観たわけですが、やはりオープニングシーンの構図からして既に只者ではありません。セットも何もなくバックはまっ黒、子供時代のヴィトゲンシュタインが、なぜか中世ヨーロッパの貴族なんだかよくわからない衣装をつけて自己紹介し、家族を紹介する場面から映画は始まります。

この映画、とにかく絵的構図が秀逸。バックにはほとんど何もなく、机と椅子だけとか、ベッドだけとか、最低限の要素だけで絵が構成されており、まるで舞台演劇のようで個人的にはキューブリック以来の衝撃です。絵的表現にこだわる人は一見の価値ありです。


 

「海の上のピアニスト」★★(99.12.11

ティム・ロス主演、「ニュー・シネマ・パラダイス」(名作らしいですね、観てないけど…)のジュゼッペ・トルナトーレ監督が5年をかけて完成させたという作品。

1900
年つまり1コ前のミレニアムの年、大西洋を往復する豪華客船ヴァージニアン号で置き去りにされた赤ん坊。1900(ナインティーン・ハンドレッド)と名付けられ船を下りることなく成長した彼は、やがて信じがたいようなピアノの才能を発揮する。楽譜は読まず、様々な人々との出会いの中、曲は自らの感性のみによって即興で奏でられる。そんな1900の生涯を、彼の親友マックスが語り部となって綴る話です。

いい映画です。丁寧に作られてるなぁという印象で。しかしこの話、状況を考えると間違いなく泣けるはず(特に最後の「右手が2本」の話あたり)なのに、私はどうも泣くところまでいきませんでした。(周りの席からはすすり泣く声が結構聞こえてましたが…。私は映画で滅多に泣かない人です)本当にいい映画なんだけどねえ…嵐に揺れる船で動きまくるピアノを弾くシーンなんか見どころだと思うんですが、きれいにまとまりすぎるんですねえ。話より音楽の方が泣けますよ。音楽良いです。特に、1900が一度きりの恋をした少女(可愛い!)を見た時に奏でた曲が一等賞。本当にいい曲!

音楽で「シャイン」を、スケールで「タイタニック」を超えた!と銘打っていますが、音楽は確かによかったけど、個人的に作品としては「シャイン」を超えてないです(^^;)「タイタニック」なら十分超えてるけど()


 

「悦楽共犯者」BOMB00.2.02

ヤン・シュワンマイエル監督のヘンテコな映画。
セリフはなく、ひたすらそれぞれのフェティッシュな悦楽に浸る人々を描いています。

いろんな人が出てきます。鳥の衣装を作り、それを着て鳥になりきる頭の禿げた青年、
その青年がエロ本を買いにいく店の主人は機械マニアで、ある女性アナウンサーのファン。
そしてそのアナウンサーは魚フェチで、その夫は素材マニアっていうか感触マニア。
フランスパンの中身を指でくり出して唾をつけ、ひたすら団子を作る(もうこれが最悪に
気持ち悪かった!)郵便配達の女性は、団子をアナウンサー宅に送り付ける。
という風に、人物関係が少しずつ繋がってます。

こう書くと面白そうに見えるかもしれませんが()
人々の変な行動をひたすら追っていく撮り方が最初は面白いと思って見ていたけれど、
ずーーっと同じ調子で続くので途中早送りしてた()

妙に大げさなオーケストラの音楽や(感触マニアのおっさんのテーマがおもろかった()
粘土をこねる指のアップとか(音がエグい)接着剤が容器から出てくる所のどアップ、
魚のヌメヌメした感じをしつこくネチネチと追っていく視点とかはそれなりに面白いけど
生理的に受け付けませんでした…

B
級映画好きの人なら見てもいいかもしれませんが、大抵の人にはお薦めできません(^^;)
まさにダメすぎてほっとけないってことで「BOMB」にしておきます。


 

「エド・ウッド」★★★(00.1.03

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演。「史上最低の映画監督」と言われた男、エド・ウッド(実在の人物らしい)が主人公のモノクロ作品です。

舞台は半世紀ほど前のアメリカ。30歳のウッドは、何とか自分の名を広めようとあちこちに売り込み、今は落ち目の元人気スター俳優ベラ・ルゴシらを仲間に引き入れスポンサーからの注文と自分の理想とのジレンマに悩みつつ、何本か映画を撮るのですが、この人、計画を遂行するためには手段を選びません。マジでサイテーです()でもねえ、必死で頑張って走り回ってるのが哀愁を誘うんですよね。

ジョニー・デップ扮するウッドももちろん濃いですが、ウッドの友人達もそれぞれキャラが立ってて楽しいです。ティム・バートンとジョニー・デップ、まさに最強タッグです。


 

「エバー・アフター」★★★(00.2.21

ドリュー・バリモア主演、アンディ・テナント監督の作品。陛下と呼ばれる貴婦人の元にグリム兄弟が招待された。兄弟は、収集した童話の一つ「シンデレラ物語」が間違ったものであると伝えられる。陛下は、ほんとうのシンデレラの物語を語りはじめる…という内容。

絵本の世界では、魔法の力を借り王子を待つ受け身の女性として描かれているシンデレラですが、ここでは魔法使いもかぼちゃの馬車も登場せず彼女は強い意志と行動力を持ち、自らの力で勝利を掴みます。

ドリュー・バリモアが力強く演じるシンデレラは新鮮、痛快です。継母の娘に殴りかかる(!)シーンとか、わくわくしましたねぇ「いけー!」みたいな()中世ヨーロッパの人の服はファンタジックで好きです。仮想舞踏会のきらびやかな映像もよいですね。でも何よりバリモアが可愛いです。ちなみにシンデレラの靴は、ここではガラスではなくフェラガモ特製のオリジナルだそうな。


 

「エリザベス」★★★(01.2.01

16
世紀イングランド、メアリー女王の時代。また、宗教論争が起こり新教徒が旧教徒に迫害されていた時代。女王には世継ぎがなく、王位の継承権をもつ者は義理の妹で新教徒のエリザベスであった。これは生涯夫を持たず「ヴァージン・クイーン」と呼ばれたエリザベス1世の物語。

メアリー女王の崩御により、エリザベスはイングランド、アイルランド、フランスの女王に即位。彼女の命を狙う者は国内外に多数。さまざまな陰謀が渦巻くなか、エリザベスが思慮深いウォルシンガムを腹心とし、女王としての地位的、精神的基盤を固めやがて絶対君主へと成長していく様子をスピーディかつダイナミックに描いています。

自分が君主であることを解っていながらも、即位前から恋人の関係にあったロバート卿を突き放そうとしてなかなかできず、しかしついには生涯結婚をしないと決意するまでの、エリザベスの君主として、また女性としての葛藤がよく表現されています。ただ時代モノなだけに、当時の宗教や歴史全体について予備知識が必要なので、世界史の授業をとってなかった人には若干キツいかも?

ビジュアル面では、やっぱり衣装が素敵でしたねぇ。ロバート卿とダンスを踊るシーンとかかなり良いです。主演のケイト・ブランシェットがエリザベス役の雰囲気にぴったりです。全体としては、池田理代子氏の漫画を映像化するとこんな感じかなーと思いました。ピクっときた貴方は観てみましょう。


 

「オースティン・パワーズ」★★★(99.7.24

「バカも休み休みYeah!」という素敵なコピーにときめきながらもなかなか観られなかったこの映画、やっとビデオで観ることができました。

豊かな胸毛を持つ男オースティンが30年の凍結から目覚め、ものすごい色気をふりまきながら活躍するストーリーです。と一応書いてはみましたが、そんなことはどうでもよくなるこの徹底したバカぶり!素晴らしいです。バカはバカでも、なにげに大物俳優やミュージシャンが出演していたり、見せられない所を見事に隠すカメラワークなど、実に緻密な計算によって構成された、IQの高いおバカさです。悪役ドクター・イーブルの、小指を口に持っていくポーズに1000点!


 

「オー・ブラザー!」★★+1/203.05.11

コーエン兄弟監督作品。ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を、大恐慌時代のアメリカ南部を舞台にリメイクした冒険物語です。
1930
年代、ミシシッピー州の片田舎。服役中のエバレットは、捕まる前に埋めて隠した財宝がダムに沈む前に手に入れようと他の服役囚ピートとデルマーの2人をそそのかして脱走、逃避行の旅に出る。旅の途中金稼ぎのため「ズブ濡れボーイズ」と名乗って録音した歌が大ヒットしたり(でも逃避行中の本人達はそんなことは知らない)、ブルースを歌うため悪魔に魂を売ったという黒人トミーや、1930年代に実在した銀行強盗ベビーフェイス・ネルソンに出会ったりしつつ旅を続けるのだが、エバレットには他に真の目的があった。

もう、相変わらずの人を食ったような話づくりのコーエン兄弟です。「ビッグ・リボウスキ」あたりに似た感じの雰囲気。全てを神の視点で見下ろしているような、何か見透かされているような感じは健在です。

脱獄囚3人をはじめ登場人物それぞれのキャラクターが生き生きと人間味にあふれていて、前述の「見透かされている」感じがある一方で、同時に人間らしい温かみを持っているのがこの作品の面白さだと思います。ほのぼのとした気分で観られる作品です。



「オペラ座の怪人」★★★+3/405.05.25

あまりにも有名なミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化した作品。

1919
年のパリ。かつて栄華を極めたオペラ座は今や廃墟となり、備品や装飾品のオークションが行われていた。そこに出品された巨大なシャンデリア。かつてオペラ座で起こった惨劇を象徴するこのシャンデリアが登場した瞬間、ドラマはオペラ座が全盛期であった1870年代へと引き戻される。

この、シャンデリア登場から一気に過去へ戻る映像と音楽の演出は圧巻!とにかくスケールの大きい派手な演出で、視覚的にかなり楽しめます。衣装や舞台も豪華絢爛。途中に出てくるマスカレード(仮面舞踏会)の場面なんてもう最高です。

ストーリーの核となるのは、孤独と狂気に生きる怪人ファントム、そして彼が抱くヒロインへの叶わぬ恋の哀しさ。また、映画版独自の試みとして、ファントムの暗い過去についての描写もあります。この部分も狂気的な面を表現する点でなかなか良かったと思います。

ファントム役のジェラルド・バトラーという人は元々舞台俳優として長くキャリアを積んできた人だそうですが、セクシーな魅力をもった天才であり狂人、そして孤独と哀しみを抱いて生きている、というこの役のイメージをよく体現していたと思います。

しかし、ひとつ問題が。怪人…歌、下手!()
いや、脳内補完してイメージを多少補えば聴けないことはないのですが、端役ならともかく怪人役の歌唱力が微妙となると、ちょっと…。しかもヒロインはじめ他の役の人がみんな歌うまいから、余計に…() あとは、怪人の特殊メイクが抑え目であまり怖くなかったのも残念。ここはやっぱりエグーくしてほしかったですよね。

しかし全体的な世界観や、映像・音楽の演出は本当にゴージャスで素晴らしいので、そのような雰囲気が好きな方や、「ムーラン・ルージュ」「シカゴ」のようなミュージカル映画が好きな方にはお薦めします。




「親指ウォーズ」「親指タイタニック」測定不能(00.11.21

衝撃の問題作()
かの有名な「スターウォーズ」旧三部作と「タイタニック」をそれぞれパロディにしたものなのですが、役を演じているのは全て親指!腹の部分にCG合成で人間の顔のパーツがはめ込まれた親指達が実に生き生きと演技しています。この目や口の並び方のバランスがまた絶妙()

スターウォーズもタイタニックも、壮大なストーリーの大作なわけですがどちらもオイシい所をギュッと絞って30分足らずの話に濃縮しています。それにしてもめちゃめちゃ感じ出てます()それもそのはず、この作品の監督・総指揮のスティーブ・オーデカークって人は、数々の著名な映画作品の効果などを手がけて映画界で活躍してる人らしいのですね。なのでセットや特撮もよく出来てるし、衣装なども細部まで拘って作られていて、この情熱は一体どこから?てな勢いです()
ビデオがそれぞれ出ていますが、おすすめはスターウォーズ!ネタとしてこの作品はぴったりだったんじゃないかと思います。あの砂漠も、宇宙人が集うパブも出てきます。記憶がありありと蘇るリアルさ!時々サムいorよくわからない(自分が日本人だからかも)ギャグも飛びますが、とりあえずベイダー卿が実はルークの○○だった!というのにはウケました()

それから特筆すべきは、ビデオの後半に入っているメイキング&監督のインタビュー。大の大人がひしめきあって親指で演技をしている図は必見です()監督のインタビューにも注目。もう大口たたきまくってます()作品よりこっちのが重要かも()


 

「ガラスの脳」★★★+1/200.2.10

手塚治虫原作、「リング」「リング2」の中田秀夫監督、小原裕貴(ジャニーズJr. )、後藤理沙主演の純愛おとぎ話。

1954
年に旅客機が墜落、たった1人の生存者は、当時臨月の母親から奇跡的に誕生した赤ん坊、由美であった。しかし彼女は眠り続け、1度も目覚めることはなかった。
1961
年、喘息で入院していた雄一は、病院で眠り続ける由美を発見。「眠り姫」の話を信じた彼は毎日、由美にキスをする。
1972
年、高校生になった雄一は偶然、TVのワイドショーで、由美が未だに眠り続けていることを知りすぐに病院へ向かい、その日から再び彼女にキスを贈り続ける。そしてある夜、ついに由美が17年の眠りから目覚める。しかし2人の運命は残酷なものだった…という物語。

これ、いいですよーどこまでもピュアでせつな〜〜いお話です。本当に「リング」の監督なのか!?と思わせるロマンチックな作品になっています。下手に凝らない演出も好感が持てますし、何より主演の2人がさわやかでいいですね。小原君演じる雄一の学園生活の描写も良いです。中学〜高校の頃特有の、なんつーかあの恥ずかし〜いテイスト()がよく出ています。いちばんの見どころはやはりヤマ場のキスシーンでしょうね。感動的です。

今まで忘れていた感覚を思い出させてくれるような逸品。大人の人にこそ見て欲しい作品です。


 

「CUBE★★★★ (99.10.01

話題になった映画ですね。突然、見たこともない立方体の部屋で気がついた人々。部屋の各辺にひとつずつ、さらに別の部屋への扉があるが多くの部屋には死の罠が仕掛けられており、むやみに移動することもできない。警官、医者、会社員、学生など、職業も年齢も異なる6人がこのキューブの中で出会い、何とか出口を捜そうとするが…という話。

登場人物それぞれのキャラクターが際立っていて、心理描写が大変面白い。よく人間の本性は追い詰められた時に判るといいますが、「最初こうだった人がやがてこうなった」り「そんな風に見えないあの人が実はそうだった」りします。

ラストがまた辛辣!あぁ人生ってこんなもんよねえ…って感じです。それから、この映画は数学に通じている人が見ると非常に楽しめると思います。私は数学ダメなので悔しかったです。誰か数学得意な方、解説しながら一緒に見て下さい()


 

「ギルバート・グレイプ」★★★(99.11.20

ジョニー・デップ主演のヒューマンドラマ。田舎町に暮らすグレイプ家の人々。ジョニー・デップ扮する主人公のギルバートは次男で、兄は都会に出て不在、母は父が亡くなってから食べて太り続け、母代わりを務める姉エミー、15歳の妹エレン、そして知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)。そんな家族の世話に追われて町を出ない(出られない)ギルバートが、キャンピングカーに乗って旅をする少女ベッキー(ジュリエット・ルイス)と出会う。同時に、アーニーは間もなく18歳の誕生日を迎えようとしていて…というストーリー。

物語は小説を読んでいるかのように静かに進んでいきます。役者の個性的な演技も見物。ジョニーデップ男前!あんたが大将!(^^;) まだ少年のディカプリオはとてもいい演技をしているし、こちらもまだ少女のジュリエット・ルイスも可愛いです。これはいい話ですよー。ストーリー重視の方には自信をもってお薦めします。


 

「ゲーム」★★★ (99.8.27

「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督、マイケル・ダグラス主演のサスペンスもの。裕福な投資家ニコラスは、弟に誕生日のプレゼントとして謎のクラブのカードを渡される。そのクラブへ行くと、心理テストや身体検査などの手続きを終えると「ゲーム」が始まるという。ニコラスが家へ帰ると、屋敷の前に誰かが倒れている。それから次々に奇妙な出来事が起こり…という話。

訳もわからずゲームにはめられていき、会う人全てを疑わずにいられなくなるダグラス。後から考えると必要性のなさそうな仕掛けもあるが、それがまたダグラスを混乱させるに足る要素。映像の面では「黒」の使い方が効果的。(「セブン」の時もそうでした)

クライマックス部分はかなり面白い!どんでん返しは何重にもあるし、オチも効いてる。でも問題はラスト。最後3分はどうみても不要。あれがなければ4つ星はカタかったのに()「セブン」といい、この監督はなんでいっつもこうなんだぁぁぁぁどうしても「セブン」(だってこれはスゴかったもの!)と比べてしまうのでありました。


 

「ゴースト・ドッグ」★★★(01.2.07

ジム・ジャームッシュ監督の最新作。音楽はRZA(レーザ)。

ヒップホップの音楽をバックに空を飛ぶ伝書鳩。武士道の本「HAGAKURE(葉隠れ)」を読む主人公の姿。「ゴースト・ドッグ」と名乗る彼は凄腕の殺し屋。彼は武士道を愛し、たくさんの伝書鳩と共に暮らす。彼の雇い主であるマフィアとの連絡方法は、伝書鳩による書簡のみ…

と、設定からしてとても独創的なお話です。マフィアから依頼を受けて内輪の人物を殺害するが、その現場をマフィアのボスの娘ルイーズに目撃されたため、ゴースト・ドッグはファミリーに命を狙われることになります。このルイーズがなかなか良いです。この時彼女が読んでいた本は「羅生門」。

そしてゴースト・ドッグ本人もすごく面白いです。というより、この映画は彼の人物像そのものを描いた作品といえるのかも。街で鳩のエサを買い、公園で話しかけてきた少女バーリーンに「羅生門」を薦め、ヒップホップをバックに日本刀を振り回して一人屋上で特訓。どうです、気になるでしょう??もちろんアクションもあります。キレの良い銃の撃ちっぷりがカッコ良い!そして銃をぶんぶんぶんって振って懐にしまう所がとても好きです。

彼を雇っているのは、マフィアの一員ルーイなのだけど、昔ルーイに命を助けられたゴースト・ドッグは、彼を主として慕ってきました。で、結局最後までサムライとして忠誠を尽くします。ラストは何とも彼らしいけれど、ちょっとあっけないというか物足りないかなぁとも思いました。
でも、きっとこのストイックな感じが武士の道なのでしょう。


 

「御法度」★★+1/299.12.16

原作は故司馬遼太郎、音楽は坂本教授、大島渚監督の13年振りの新作であり、故松田優作の息子松田龍平のデビュー作でもあるこの話題作、試写で一足先に観てきました。

幕末の京都。血気盛んな男たちの集団、新撰組に一人の美少年が入隊する。名は加納惣三郎。彼の妖しき美貌を巡り男達の間を駆け巡る嫉妬に噂。「局中法度」「軍中法度」という厳しい戒律の下、抗争と殺戮に明け暮れていた彼等が狂気を帯びた混乱に陥っていく…という話。

まずひとつ言っておきます。新撰組についての予備知識は必須!でないと、ラストの沖田総司の台詞の意味なんて多分わかんない。かくいう私もあまり知らないので、理解できてない所も多々あるのでしょうが…

三国志と並んで、世の女性が妄想をかきたてずにいられない(^^;)新撰組の話、映画そのものの感想としては、うーんちょっと肩透かし食ったかな?という感じです。この映画、正統(の中でも異端)な歴史物なのか、エンタテインメント作品なのか、妄想映画(^^;)としての道を全うするつもりなのか、それともアンダーグラウンド的な世界を作りたいのか(個人的にはこれを期待してました)、作者の意図がよく解りません。どの要素も少しずつ入ってて、中途半端な印象。

重苦しい雰囲気の中、トミーズ雅扮する山崎の、笑いの入るエピソードが浮いてるし(面白いけど(^^;))妄想面()でも、あの見せ方では妄想の余地がないなあ。あのねーこういうのは見せるべき所だけ少し見せて、余計な所は見せないのがコツな訳よ()やっぱりさァ〜田口トモロヲとのカラみよりも、浅野忠信とのそれ(不完全な状態で)が見たいよねー、乙女心がわかってないな()
序盤で、浅野扮する田代彪蔵が、惣三郎に夜這いをかけるシーンはかなりイイ線いってましたけどね。って何を書いてるんだ私は…()

とはいえ、この男だけの厳格な世界に漂う狂気やエロティシズムといったものの雰囲気はかなりいい感じで出ていたとは思います。そして、私がいちばん好きなシーンはラスト。ビートたけし扮する土方歳三が、木を刀でスパーーッと斬り、真っ二つになった木がスローで落ちていく。バックには教授の音楽が…という。そうそうこのイメージ、これを待ってたのですよ!と思ったらもう終わっちゃったけど…()


 

 

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