WWFスーパーレッスルマニア。
これは、1992年4月24日にアクイレムジャパンより発売されたスーパーファミコンのゲームです。
私は以前に、所属しているサークルの会誌に、このゲームを「クソゲーだ!」として紹介しています。ここではその紹介文をほぼそのまま再録して、ゲームレビューとさせて頂きます。




――――
これは相当ひどいアメリカン・バカゲーです。

アメリカのプロレス団体WWFの選手が実名&実写で登場するのです。
…が、内容はかなりすさまじいです。グラフィックとかもかなりダメなのですが、なにより致命的なのが全員が同キャラという点。

例えば相手と組み合ったらボタンを連打し、連打数の多い方が技をかけれるのですが(ネオジオのファイヤースープレックスと同じ)、頭突き・ボディスラム・ブレーンバスター・ハンマースルーの四つしかありません。これは全キャラ同じなのです。
さらに、コーナーポストに登ってみました。ホーガンは何をするのでしょう? おぉ、ダイビングギロチンをしました! ダイビング式は見たことないが、ギロチンはホーガンの得意技です。ではサベージならばダイビングエルボーか!? いや、ギロチンです。ホークはダイビングラリアットか!? いや、ギロチンです。お、ヨコズナもコーナーに登れるのか。初公開のトップコーナーからのバンザイドロップかぁーー!? いや、ギロチンです。
ってな感じで全員技が同じなのです。

ついでに技の威力や掛け声、足の速さや体力まで同じなのです。違うのはグラフィックだけ…。
「よくWWFがこんなの発売許可したな」ってな内容です。

もしも興味を持った方は、120円未満で売っているのを見つけたら、買ってもいいかと思います。それくらいの価値はあります。
もし120円以上で売っていたら、買わない方がいいです。缶ジュース一本買った方が、よっぽど有意義なお金の使い方です。
――――




プロレスゲームの話のトップにかえる



Michael's Spaceのトップにかえる